「OYAKI FARM」どんな中身? いろは堂ファンの記者が一足早くお伝えします
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新たなおやき文化の発信拠点に―。長野市篠ノ井杵淵の上信越道長野インター近くに31日、おやきの複合施設「OYAKI FARM(おやきファーム)」がオープンする。同市鬼無里のおやき製造販売「いろは堂」が手がけ、国内最大級のおやき工場と店舗にカフェなどを併設している。28日には報道内覧会が開かれ、一足早く全容が公開された。
「OYAKI FARM」は目立つ。長野市街地と長野インターを結ぶ県道沿いに、木材がふんだんに使われた丸っこい建物。「あれは何だ」と気になっていた人も多いのではないだろうか。
木造一部2階建てで広さは延べ約1664平方メートル。おやきのような丸みのある形が特徴だ。柔らかな曲線は、地域の景観や山並みとの調和を意識して設計されたという。木材は全て県産材を使っている。エントランスの壁は、昔ながらの土壁のような雰囲気が漂う…
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