株式会社 津久勝は、1883年、地場の青魚を販売する「津久勝商店」として創業しました。創業者 津久浦 勝司は「商いは信用が全て」と仕事に誠心誠意、徹底的に取り組み、地元有数の企業に発展させました。以降、私たちは、この創業の精神を自らのよりどころとして事業を展開しています。
創業者が残した教えは企業理念「商いは牛のよだれの如く」に凝縮され、それを実現する心構えは、社員全員に浸透しています。冷凍魚から水産加工品へ、さらに、アフリカ諸国、EU諸国への輸出と事業を拡大する中で、 私たちが常に大事にしてきたのはお客様の声を大事にする姿勢です。お客様の食生活に満足を与える身近な商品を提供する企業として、お客様の「要求」や「ニーズ」と呼ぶには至らない、日常の小さなつぶやき、 小さな気づきにこそ、私たちが真に「社会の役に立つ」ためのヒントがあると考えています。
創業から100年あまり、弊社は現在、地球温暖化が世界の課題になるなかで、新エネルギーを用いた冷蔵施設の建設、省エネルギー化となる地域連携型のビジネスプランの構築、環境配慮を徹底する「独創環境企業」を目標に掲げ、 全社で取り組みを強化しています。これからも、企業の原点にしっかりと軸足を置きながら、お客様の声を訊く姿勢を貫き、一方で、変化を恐れず、絶え間ない企業構造の変革を進めてまいります。 永く皆様に愛される企業であり続けるために、一丸となって新たな挑戦を続けてまいります。