2019.05.31
# 経営者

オモコロ「イケてるしヤバい男 長島」が話す、経営のまじめな話

気づいたら社長になってたよ
夏目 幸明 プロフィール

「あの長島さんですよね」

自費を投じてサイトをつくってもらったはずなのに、散々な目にもあいました。真冬の新宿駅前でバスローブを着てカッコつけた写真を撮らされたり、バレンタインで「自分もアイドルのように大量のチョコをもらいたい」とトラックを3台借りて街頭でチョコをもらいに行ったり……。真冬で雪もちらつくなか、バスローブに裸足だったのでめちゃくちゃ寒かったです。

でもこの“本気”の姿がおもしろかったんでしょう。結果的に、ネットで話題になり、仕事の場でも「あの長島さんですよね?」と言われるようになったんです。

 

この時にコンテンツづくりを依頼したバーグハンバーグバーグの人たちがやっていることや心意気が好きで、'16年に転職し、気づけば社長になっていました。

なぜ社長になったのかは、自分でもよくわかりません。自分に嘘をつかず、まじめに取り組んできたからなのかもしれません。

そして、あの時やったブランディングも充分、元がとれたと思っています。今も、初めて会う取引先の方からいきなり親しみを込めて「あの長島さんですよね」と言われるのです。

企画「こんな青春送りたかった! 第一回 理想の青春選手権」で野球部員に扮した長島氏

おもしろいものをつくるために私たちが意識しているのは「工数を惜しまないこと」です。「どんなコンテンツをつくろうか?」とネタ出しをする時も、社員全員でネタを出し合うようにしています。

こんな時におもしろいネタを出せるのは「普段から大量のおもしろいものに触れている」人間です。

私はビジネスメディアも見ますが、ユーチューバーなどのSNSで話題になるコンテンツもたくさん見るようにしています。ネットの「素人」のほうが、マスメディアではやらないようなニッチな企画をつくれるためおもしろいのです。

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