「聖書と宇宙人(1980)」によると、
シュメール神話での最高神は「アヌンナキ」で、アヌは天空を、ナキは大地を意味し、つまり「天空より地に降り立った者」。
「アヌ」は数字の60に置きかえられ、
古代シュメール語で「アッシャム」という。
「アッカム」→「カムイ」→「カミ」→「神」。
アヌの指示により、人間の創造にあったった神は「エシュ・ア・ナン・ギ」といい、
生命の樹(三と四の樹の枝)からもじって、三と四の男「エシュ・アラム・ギシュ」から七の枝の樹の男(エシュ・ア・ナン・ギ)となった。
(時間の経過と共に)
エシュ・ア・ナン・ギ
↓
イシャ・ナギ
↓
「イザナギ」となり、
シュメールで「ミ」は女性を示すので、
三と四の女
「エシュ・ア・ラム・ミ」から
↓
七の枝の樹の女である
「エシュ・ア・ナン・ミ」になり
↓
イシャ・ナミ
↓
「イザナミ」となった。
日本神話でいう「イザナミ」、
中国神話でいう「伏羲(ふつき)」に相当。
旧約聖書では、エシュ・ア・ナン・ギは「ルシファー」に相当。ルシファーはサタンとは違う。
ギリシア神話のゼウスは「日、輝き」、ゾロアスターのアフラ・ママズダは「視野広き見者」、最古の神話シュメールの神アヌンナキは「天から地に下り立った者」など、アヌ(天)は日本神話の「天(アマ)」で、古代の神話は各国の文化に合った解釈で伝わる
つまり、3(ハル)+4(キ)の合体とは、
イザナギとイザナミが天(あめ)の御柱を
互いに反対に回って出会う「国産み」を表していて、
右脳と左脳の神経が交差し、
螺旋状に背骨を降りてくる構造と同じです。
徳島の香川宜子医師著の
「日本からあわストーリーが始まります」によると、
徳島(阿波)に唯一あるイザナミを祀る神社を
伊射奈美神社と書くのだそうで、
古代ヘブライ語では、イザナギは イシュァナギで「守りたまえダビデの王統を」となり、
イザナミはイシュァナミで「守りたまえナミの血筋を」となり、聖書にはナオミという人物が出てくる。
イシュァはイエスの古代ヘブライ語読みで、
救いとか救い主という意味。
イザヤもイエス・ヤーで
「神よ、救いたまえ」になる。
また、この蛇(4)と雄牛(3)の関係は、
染色体の「XとY」による
人類の創造とも深く関係しています。
Xが4(蛇)、Yが3(雄牛)として捉えてみると
よくわかります。
ヒトは
性染色体「XとX」で 女の赤ちゃんが生まれ、
性染色体「XとY」で男の赤ちゃんが生まれることから
最初のこの「七枝樹二神」のレリーフは
ちなみに「ハル+キ」から数代 下の子孫に
イシュタル(イナンナ)という女神も登場します。
イシュタル、バビロン出土、ルーブル美術館
イシュタルの頭には二本の角があり、
目は赤いルビーがはめ込まれています。
角は牛神であり、目が赤いのは蛇神であることから、イシュタルが、ハルキ神の子孫でハーフの女神であったこと、そして、古代の神々には角が生えていたと考えられます。
それが日本では鬼子母神や鬼神、
桃太郎に退治される鬼として伝わっています。
とすると、
現代の日本で奇妙で不思議な慣例があります。
婚礼のとき花嫁がかぶる「角隠し」は、
文字どおり角を隠す頭飾り
だったのではないでしょうか。
下のレリーフ(イシュタル像)には 角隠しの帽子? 足の指は三本
話を「ハルキ」二神に戻します。
日本においても
女神信仰があった縄文時代のシンボルとして
最も多いものが「蛇」で、頭の上に蛇を乗せた
女性の土偶が多く発見されています。
そして、
日本の天川弁財天の秘仏がこちらです。
世界最古の女神…ナンム(ティアマト)と
日本の秘仏 天川弁財天…
同じ蛇の顔…似ていませんか?
最初見たとき、正直
「エイリアンやん」ってなりました。
レプタリアン(爬虫類人)を思い出した人も
いると思いますが、
実は、こちらは「龍蛇族(ドラコニアン)」です。
ドラゴン(龍蛇族)とレプタリアン(ナーガ族)は別物で、
天皇家とも縁が深いシリウス系龍蛇族(ドラコニアン)
と考えられる存在たちです。
神話によると、
女神ティアマト(龍蛇神)は、のちに
男性神のマルドゥク に惨殺されます。
これは地母(女神)神から
男性神への歴史の塗り替えを物語っています。
時代と共に 大地や海を女神とする
地母神信仰からスタートした世界は、
時代と共に男性神優位に変わっていったのです。
▼.日御碕神社の謎
出雲にある日御碕神社をご存知でしょうか?
この神社は「日の昇る東の伊勢神宮、
日の沈む西の日御碕神社」と言われ、
夜を守る神社としての役割が与えられた重要な神社です。
この神社には 謎が残されています。
本来、社殿は 祀られる神様によって
性別がわかるように、屋根部分にある千木(ちぎ)で
見分けがつくようになっています。
内削ぎと外削ぎがあり、
内削ぎは女千木と呼ばれ、「女神」を表わし、
外削ぎは男千木と呼ばれ、「男神」を表しています。
しかし、この日御碕神社最大の謎は、
スサノオを祀る社殿は「女千木」で、
アマテラスを祀る社殿が「男千木」になっているのです。
スサノオが女神で、アマテラスが男神!?