この4月、独立行政法人情報処理推進機構が取りまとめている「組織における内部不正防止ガイドライン」が5年振りに改訂され、内部不正による情報漏えいが事業経営に及ぼすリスクについて経営者に向けたメッセージが強化されています。コロナ禍を契機としたテレワークの普及で新たな働き方への移行や雇用の流動化が進んだほか、個人情報保護法や不正競争防止法等の改正、産業競争力強化法の施行などが背景にあります。

組織内部者の不正による顧客情報や製品情報などの漏えいは事業の根幹を揺るがすサイバーセキュリティの脅威ですが、性悪説の対策に抵抗感が根強い日本企業では効果的な内部不正防止策が打てていないのが実情でしょう。こうした企業文化が災いしているのでしょうか、日本企業では情報漏えい事件に組織内部者が関与する比率が欧米に比べて高いと言われています。グローバル化が進み、サプライチェーンにもまたがってセキュリティ対策が求められる中、そのリスクはもはや見過ごすことができないものとなってきています。

ITmedia エグゼクティブ ラウンドテーブルは、軽食をお取りいただきながら、「日本のトップガン」名和利男氏を囲み、企業のセキュリティ責任者の方々と少人数でざっくばらんに意見交換いただける貴重な機会となっています。ぜひ、ご参加をご検討いただければと思います。

開催概要

日時

2022年8月31日（水）15:00～17:30
（会場受付 14:30～）

会場

東京都 港区

参加費

無料

定員

5名

主催

ITmedia エグゼクティブ編集部

協賛

株式会社マクニカ

対象

経営層／CEO／CIO／事業部門長／経営企画部長／情報システム部門長

※協賛企業の競合企業にお勤めの方のお申し込みは、お断りすることがございます。
※申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。