全国に先駆け1 万名大会、「孝情文化フェスティバルin TOKYO」開催!
VISION2020 勝利に向けて跳躍する日本
日本の世界平和統一家庭連合は現在、食口の在籍人数が2013年以来の最高値を更新するなど、実質的な成長を通したVISION2020 勝利に向けて跳躍期を迎えています。日本家庭連合の跳躍の始まりは2016年10月6日、真のお母様をお迎えして韓国で開催された「韓日天一国指導者和合統一出征式」でした。この出征式を通して、同年10月12日から17年2月の基元節4周年まで「VISION2020 勝利のための120日路程」をスタート。真のお母様の佐賀・唐津の奇跡と国際指導者会議(ILC-Japan)2016年大会の成功を通して、真の父母様と一つになれば必ず勝利するという絶対信仰を確認したのです。
そして昨年12月、日本の報告をお聞きになられた真のお母様は「県ごとに1万名の食口基盤を準備できれば、私が直接訪ねましょう」と祝福の約束を下さり、5月14日の「孝情文化フェスティバル in TOKYO」が、真のお母様を直接お迎えして開催された最初の大会となりました。
真のお母様が日本で食口たちと共にする大会は、去る2013年の「日本宣教55周年記念大会」以来3年7ヵ月ぶりで、お母様の祝福の約束が果たされた最初の大会となった東京大会は、これから日本全国・47都道府県において2020年まで開催される予定で、VISION2020救国救世のための母の国・日本の堅い基盤となります。
“韓国、日本、アメリカの指導者が一つになり、世界平和の先頭に立たなければならない”
5月12日、日本に入国された真のお母様は、旅の疲れを癒す間もなく9日に日本の国会議員たちと「日本―アメリカ国会議員 有職者懇談会」に参加した世界平和国会議員連合のアメリカのVIPたちとの晩餐会を開かれました。
晩餐会でアメリカのVIPとの有職者懇談会に関する報告を聞かれた真のお母様は、「アメリカの誕生は清教徒たちの信仰で出発し、まず初めに天の父母様のための教会を建て、次に後代のための学校を建て、その後に自分たちが住む家を建てました。天の父母様をまず先立てたので、200年という短い期間に世界の政治経済のスーパーパワー国家となったのです」と説明。「これからアメリカは、メシヤとして来られた真の父母様の環境圏をつくり、過去のローマと同じ立場で責任を果たさなければなりません」と語られました。
夏の訪れが近いことを感じさせる春の雨が東京を潤した翌日、真のお母様はほとんどの時間、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長を通して、日本家庭連合の全国の活動状況について一つ一つ報告を受けられました。
慈悲深い真のお母様のお姿に感動
切迫した摂理の陣頭指揮をとられる真のお母様は、健康な姿で病院から退院した李海玉総会長夫人をエレベーターで見るや否や、慈愛に満ちた眼差しで「大変苦労しましたね。日本の使命のためにも、いつも健康に気をつけなければなりませんよ」と語られ、李海玉総会長夫人はお母様の慈悲深いお姿に感動を禁じえませんでした。
以前、宋龍天総会長から李海玉総会長夫人の手術に関する報告を受けられた真のお母様は、「すべて上手くいくので、何の心配もないと夫人に伝えなさい」と語られました。急変する摂理の中で昼夜を問わず公務を遂行される中でも、真のお母様が慈悲深い心情ですべての子女たちに細心の配慮をされるお姿に、宋総会長夫妻は母の愛を体恤し、より一層真のお母様に心配をかけない子女になるとの決意を新たにしました。
1 万本のカーネーションに込められた日本食口の“孝情”
「孝情文化フェスティバルin TOKYO」の大会会場となった有明コロシアムは、天井が開閉式になっているドーム型体育館です。この会場は1万人が収容できる競技場として、2020年に開催される東京オリンピックのテニス競技場として使用される予定です。14日の大会当日には、開演の3時間前から参加者たちが列をなし、開場と同時にすべての座席が満席に。座席のない参加者およそ2000人は、モニタールームで大会に参加しました。参加者1万2千人の中には、新規ゲスト約2500人が含まれます。
午後2時、家庭連合を紹介する映像が上映され、いよいよ開幕宣言がされました。オープニングセレモニーでは、躍動的な青年およそ50人のダンスチーム「CHURCH of ROCK’N’ROLL」のダンスと和と洋を融合させた音楽、そして映像と照明のハーモニーが参加者たちを一瞬で孝情文化フェスティバルの雰囲気に引き込みました。続いて「伝統を相続する旗手」と題した祝福二世の青年によるスピーチでは、ステージを広く使って移動しながら発表する彼の堂々とした姿に、日本家庭連合の未来が希望で満たされていることを感じさせました。
戦闘や飢餓などの映像上映の後、白い上下の衣装をまとった東京HJユース・クワイヤが登場。まず「祖国賛歌2017」が会場を荘厳な雰囲気にし、バイオリンの演奏で始まった「Amazing Grace」は、軽快でありながらも敬虔さで会場を包み込みました。また、菅野愛翔さん(16)は、母親への深い感謝の思いをつづった「母への手紙」を朗読し、会場の母親たちの心を揺さぶりました。
「ワーシップ・ダンス」では、東京の中高生約200人が、真のお父様の神様に対する「孝」の心情を表現した合唱曲「孝心」を歌とダンスで感動的に披露。続く「母からの手紙」では、真のお母様が1973年5月、長男の文孝進様に向けてしたためられた手紙が朗読され、そのひと言ひと言に真のお母様のほとばしるような深い愛情を感じさせられました。
最後に女性歌手が祝歌「Oh my mother」をしっとりと歌い上げ、母への愛を参加者たちに伝えました。
強弱のバランスをなした踊りと歌で表現された前半が終わり、代表報告祈祷がありました。続いて、徳野英治会長が主催者挨拶で、参会者に感謝を伝えた上で、混沌とした世界情勢の中で、「難破船」のように漂流する人類を正しい道へと導いてくださるのが真の父母様であることを強調。真のお母様は1992年、93年、95年に東京ドームで5万人大会を勝利されたと語りながら、「日本の『母の日』に真のお母様をお迎えすることができたのは、奇跡中の奇跡です。人類の真の母であられる韓鶴子総裁のメッセージを受け、真の父母様と完全に一つとなり、VISION2020勝利に向かって救国救世の基盤を築いていきましょう」と力強く訴えました。
来賓の紹介、政界を代表する来賓2人の挨拶と祝電披露に続き、真のお父様の自叙伝『平和を愛する世界人として』に基づき、真のお母様に関する内容を中心として制作されたお母様の紹介映像が上映された後、文善進世界会長が登壇。真の父母様と真のお母様は、絶対的で、永遠な私たちの中心点であると紹介しながら、「きょう、この日は日本を中心とした摂理の転換点として永遠に記憶され、天一国の実現とVISION2020勝利に向かう母の国・日本の大きな祝福の日として記録されるでしょう」と心情的に語られ、「きょうは栄光の日です。天宙の春であり、無限なる祝福と永遠なる喜びの日に私たち皆が立ち上がり、真の愛の実体であられる慕わしい真のお母様に感謝の心情をカーネーションに込めてフラワーセレモニーでお迎えしましょう」と語られました。
続いて、女性歌手の軽快な歌「Mother’s Smile」と『オンマ(お母さん)』に合わせて、ダンスを披露したメンバーたちが参加した1万人が持っていたカーネーションを1本1本集めました。大きな花束となったカーネーションは、舞台上の階段に真心を込めて並べられ、白い階段は徐々に赤いカーネーションで一杯に。1万本のカーネーションに込められた日本食口たちの孝情が集まり、真のお母様を迎えるための大きな祭壇がつくられました。
全体が起立し、大きな拍手を送る中、赤い色のカーネーションで飾られた壇上に舞台中央のカーテンから登場された真のお母様は、美しいブルーの衣装をまとった優雅なお姿で、祝福二世から花束を受け取られました。続いて、金紋奭・西東京教区長と浅香睦子・北東京教区婦人代表が、全体を代表して礼物として鶴の置物を奉呈しました。
そして今大会のハイライト、真のお母様の特別なみ言がありました。
冒頭、「私は、母の日のきょう、皆様の美しい気持ちをありがたく受け取ります」と述べられた真のお母様は、「人類文明史を通した天の摂理と日本の使命」と題するみ言の中で、4000年の復帰摂理の結果として生まれた独り子・イエス様の路程に触れた上で、キリスト教が2000年間に世界へと版図を広げた末に、民主主義と独り娘の基盤が花咲いた場所がまさに韓半島であると説明。その上で、解放後の韓半島において、民主と共産が衝突した韓国動乱に16ヵ国からなる国連軍が参加するようになったのは、真の父母を守るための天の父母様の摂理であり、「これが歴史の真実です」と宣言されました。最後に、真のお母様は「世界のすべての難問題、また日本の問題を解決するためには、父母に侍らなければなりません。絶対権限を持たれた神様、創造主、天の父母様に侍る運動が、正に家庭連合の運動です。日本、エバ国家の皆様が、世界を前にして母として、世界の人類を兄弟として教育し、束ねていくために総力を挙げなければなりません。日本の全国民のために生きる、真の愛を実践する姿をもって、世界を抱く母の国になることを、お祈りいたします」と語られ、参加者全体が、熱い拍手を送りました。
最後に、すべての参加者が起立して、金満辰・第5地区長の億万歳四唱が行われ、大会勝利を祝う祝砲の中、真のお母様に敬拝を捧げました。満面の笑みを浮かべられた真のお母様が退場された後、参加者全体で今回のフェスティバルのテーマ曲である「Mother’s Smile」を合唱しながら、大会は閉幕しました。
「真の父母様御来日歓迎及び東京1 万名大会祝勝会」を開催
「孝情文化フェスティバルin TOKYO」を盛況のうちに終えられた真のお母様は、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた「真の父母様御来日歓迎及び東京1万名大会祝勝会」に参加されました。祝勝会場には、世界平和国会議員連合のアメリカのVIPと日本の国会議員、元老食口、第5地区(東京)の責任者を含めた350人が出席。特にこの席には世界宣教に出発する天一国青年宣教師100人が参加し、真のお母様の大会の勝利を祝賀しました。
大会でのお姿そのままで到着された真のお母様は、参加者の熱い歓声と拍手の中をご入場。参加者全体でお母様に敬礼を捧げた後、祝賀会は始まりました。天一国青年宣教師の代表2人が花束を贈呈した後、参加者たちの「勝利おめでとうございます」の歌に合わせて、真のお母様は祝賀ケーキをカットされました。そして宋総会長夫妻が、全国の日本食口の精誠が込められた母の日の贈り物を奉呈し、田中富広副会長が代表報告祈祷を行いました。
真のお母様の1 万人大会の摂理的意味
次に、宋総会長が挨拶を行い、今回の大会の摂理的な意味を解説。「今回の真のお母様の訪日の意味は、1番目に今回の大会を通して、真のお母様は『天宙平和の王』であられることを公にされました。2番目に、真のお母様は、韓国と日本、そしてアメリカの摂理の真なる主人であられることを宣言され、3番目に真のお母様は、救援摂理を終結させるのは、天の独り子・独り娘である真の父母様であられることを宣布されました。最後に、日本の母の日の真の主人であられることを宣言された大会でした」と摂理的な意味を整理しました。
来賓2人からの祝辞に続き、李成萬本部長の音頭で「勝利提議」(乾杯)を行い、晩餐の時間となりました。
晩餐が進む中、参加した内外貴賓の紹介に続き、尹煐鎬世界本部事務総長が「真の父母様の最近の摂理」を解説しました。尹事務総長は、去る2月に真の父母様の聖誕記念行事の一環として開かれた世界平和国会議員連合創設大会及び「ワールドサミット2017」、「第2回鮮鶴平和賞」授賞式と、これらを契機としてその後全世界で起こっている奇跡的な天の摂理について報告。特に、アフリカやアジアで起こっている内容は希望的で、日本の先輩家庭や責任者、そして二世圏のメンバーたちは、日本の救国救世の基盤造成を改めて決意する時間となりました。
次に、真のお母様が命名された千葉鮮鶴合唱団が、世界各国の民族衣装をまとって登場し、アンコールを含めて3曲を合唱。祝勝会場の雰囲気を盛り上げました。
続いて、第5期天一国青年宣教師を中心とする100人を代表し、宣教師2人が壇上に上がり、「真のお母様の代身者として、世界に母の心情を伝え、真の父母様を力強く堂々と宣布します」と決意表明をした後、天一国青年宣教師全員が登壇。合唱とダンスを通して自身の任地国を表現しながら決意する場面は、会場に感動の嵐を呼び起こしました。
最後は、柴沼邦彦・天一国特別巡回師の力強い先導で億万歳四唱を行って祝勝会は幕を下ろし、全ての参加者が勝利された真のお母様に感謝の心情で敬礼を捧げ、お母様をお見送りしました。