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【Web版】怨獄の薔薇姫 政治の都合で殺されましたが最強のアンデッドとして蘇りました 作者:霧崎 雀@作家系バ美肉YouTuber

第四部B 赤薔薇の予告状編

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[4b-24] 英雄は運命に挑む@ワルツアレンジ

 パーティー会場は水を打ったように静まりかえった。


 ジャスミンと名乗る彼女の言葉は、今夜もまた、落ち着いた雰囲気でありながら、匂い立つような色香を漂わせていた。同時に、その裏には得体の知れない凄みがある。

 足が竦むほどの奈落を覗き込んでいるような、目眩にも似た感覚。

 いや、怪物の口の中を覗いているよう、と言う方が近いだろうか。足下がふらつけば一呑みにされてしまう。

 いくらジャスミンが、その豊満な胸部の半分以上を露出するような過激なドレスを着ているとしても、スティーブは周りの男どものように鼻の下を伸ばす気分にはなれなかった。


『今宵は皆様のため、ささやかな余興を用意してございます。

 間もなくそれが始まりますので……ええ、そうですね。お連れの方や迎えの車が街中にいらっしゃいましたら、せめてこのホテル内に避難されますよう、お伝えください』


 スティーブは固唾を呑む。

 ()()()のだ。


 直接的な言葉こそ使っていないが、誰もがそれを悟った。

 参加者たちはにわかにざわめき、通話符コーラーを取り出して話をするなり、会場を早足に出て行くなどし始めた。


「聞こえまして? ゴリラ殿」

『了解した。

 ちなみに私はゴリラではない。どうやら貴様は賞与が要らんらしいな』

「あら失礼致しました、我らが敬愛すべき偉大なる課長閣下」

『やめんか、コーヒーが不味くなる』


 マドリャもガーターリングに挟んだ通話符コーラーを使い、小声で話していた。相手は街の外に待機するオズロだ。


「衆人環視と厳重な警備の中、金貨を盗み出すと?」

「そう……ですね。

 何かの『ショー』が始まるのは確かです。ですが、何をするかは私にもまだ……」


 キャサリンは奇妙なほど落ち着いていた。

 そして彼女の表現は、的確であるように思われた。


 金貨の奪取に失敗してからこちら、シエル=テイラ亡国がやってきた事は、何もかもが『ショー』だ。

 そう考えれば整合性がある。

 そして、そのメインイベントが今宵の何か。


「なるほど。大変参考になりました。

 もしよろしければ、後ほど、またお話を伺えますか」

「私は明日明後日にはケーニスへ向かいますので、それ以降でしたらケーニスの魔王軍研究所までおたずねください」

「ケーニスに?

 ……分かりました、ありがとうございます」


 スティーブは心からの礼をした。

 キャサリンがスティーブに与えたのは小さな気付きに過ぎないが、それはキャサリンだからこそ持ち得た発想だろう。

 分かっていなければ、スティーブは何かを見誤った。


 そしてここからは、嵐のような混沌の中で足掻く時間だ。


『ご用がお済みの方と、お暇な方はダンスをどうぞ。

 ……音楽を』


 ジャスミンが指を鳴らすと、控えていた楽団が演奏を再開した。

 スティーブの知らない、ワルツ風の曲だった。

 演奏が少しぎこちない。楽団にとっても慣れない曲だった様子だ。


「この曲…………」


 キャサリンは心当たりがあったようで、食い入るように楽団の姿を見つめていた。


 展望ホールの真ん中が、自然とダンススペースになる。

 パートナーを伴ってパーティーにやってきた参加者たちは、その自尊心の高さを見せつけるかのように悠々と踊り始めた。


「キミ、踊れる?」


 マドリャはスティーブの手を取った。

 女ドワーフは大人になっても、人間からすれば子どものような外見だ。

 その手は小さくて柔らかくて、しかしはち切れんばかりの筋肉的な弾力を持っていた。


「大学の教養科目で社交ダンスを習いました」

「実にキミらしい返答ね。実戦経験は?」

「皆無です。特にドワーフ相手は練習でもやってません」

「では追試をして進ぜよう」


 状況が動き出すまでに、少し考えを整理しなければならない。こういう時は足を動かすに限る。

 ブツブツ言いながら歩き回るよりは、社交ダンスを踊っていた方がまだしも優雅で格好が付くというのは、きっと誰もが同意してくれるだろう。


 *


 一旦会場から出て行った参加者も戻り始め、パーティー会場は再び賑やかになる。

 ホテルの従業員が、金紙を貼ったチャチな仮面を配っていて、踊る人々はそれを着けている。宮廷の仮面舞踏会を模した趣向らしい。旧シエル=テイラやジレシュハタールでは見かけなかったが、ノアキュリオやディレッタでは今も行われている。


 キャサリンはじっと壁際に立って、踊る人々を眺めていた。


『もし、お嬢さん』


 そのキャサリンに声を掛ける、仮面の男があった。

 キャサリンより少し背が高く、スマートな体つきで、深みのある声をしていたが、何か名状しがたい違和感があった。微かに声が籠もったような、通話符コーラーを通した声みたいな響きがあった。


『貴女のような方が壁の花になるには惜しい。どうか私と踊っては下さいませんか』


 彼は手袋を身につけていたが、その手を反対の袖口で拭うような仕草をしてから差し出してくる。

 旧シエル=テイラを含む、北方の小国群で見られる作法だ。


 ――手が硬い……これはゴーレム?


 思わずキャサリンが彼の手を取ると、奇妙に硬い質感。

 ゴーレムだらけのジレシュハタール連邦で暮らしていたキャサリンは、それが特に人に似せて作ったゴーレムの手だと看破した。


 状況が揃い、稲妻が走るように繋がって、キャサリンは全てを理解した。

 それが勘なのか、推理なのかは、人によって評価が分かれるかも知れない。


「……しゃらくさい言葉遣いを覚えたのね」

『人を率いるなら必要な技術よ』


 仮面のゴーレムが発する言葉は、もはや男のそれではない。

 耳に冷たく響くような少女のそれだった。


 キャサリンは仮面を受け取り、それを身につけて一歩踏み出す。

 仮面舞踏会で仮面を身につけるのは、家も身分も関係無く、己が己でなくなるという建前の証。縛るべき地位も立場も無い。

 これは余興の前座にかこつけた、二人のための舞台だった。


 つっかえがちなステップはご愛敬。

 ワルツは本来、男性側が流れを作るものだが、彼女は男性側としてのステップ自体が付け焼き刃なのだろう。

 もしくはダンスも初めてなのだろうか。生まれこそ高貴だが、彼女は己の出自すら知らず、10の歳までを平民として育てられたのだから。


 音楽、ざわめき、ステップの足音。

 その中で二人は言葉を交わす。


『ケーニス帝国に発ったんじゃなかったの?』

「事情を話したら向こうからも、出立を遅らせてここを見てくるように言われたわ。それが仕事だもの」

『なるほどね』


 奏でられる調べは、ワルツ風にアレンジされていたけれど、キャサリンには覚えがある、聞き間違えようのないものだった。

 ワルツのステップがループするように、その旋律も巡り還る。

 幾度めかの歌い出しで、キャサリンは思わず口ずさむ。


「……愛し白銀の大地に……猛き風が馳せる……」

『奮い立ち、怖れ断ち、我ら闇に灯火掲げん……』


 ゴーレムがキャサリンの続きを歌った。素朴な歌声が胸を締め付ける。

 ワルツのリズムに乗せた歌は、本来の勇壮さよりも、優雅で物悲しい雰囲気があった。


「この曲、気に入ったの?」

『忘れられるものですか』


 彼女の言葉は氷のように、硬く冷たく儚い。


『立派な騎士だったわ』


 キャサリンは落涙するを堪えた。

 彼女に敵すると決めたキャサリンの、それは見栄ではなく、戦士の意地だった。


 *


「私は職業柄、非公開オフレコの情報も存じ上げておりますが、この技術に近しいものを国立産業研究所が形にしかけていますね。

 もちろん、あなたのそれと比べれば、まだ子どもの玩具みたいなものですが」


 展望ホールから通じるVIPルームの、花の刺繍がされた三人掛けのソファに、ジャスミンは足を組んで座っていた。

 対面にはジャレー・ウィズダム。

 ジャレーは自信に満ちた笑顔で白い歯を輝かせ、演説をするような身振りで手を広げて、言った。


「つまり、今ここで流さずともやがて共和国は、この技術を手にしていたはず。

 まして、ものが魔物だ。たとえば軍事転用されても、あなたがたにとっては無力化することも、暴走させることも容易い。

 全く上手い商売をお考えだ」

「ものは使いようよ?

 でも、そうね。致命的にはなり得ない、という意味では確かにね」


 ジャスミン、即ちエヴェリスは、決してこの男を過小評価しなかった。

 ジャレーは必要充分に耳聡く、そして状況を分析し、こちらの狙いを見抜いている。

 少なくともある程度は優秀だ。


「ならばいかがです。

 この技術を、我がウィズダム商会に預けてはみませんか」


 ジャレーは、堂々と進軍する王のように切り出した。

 真っ先にVIPルームに招かれたとあって、ジャレーは最初から『脈アリ』と思っているようだ。

 生憎、ジャレーを真っ先に呼んだ理由は全く別のものなのだが。


「地下室をご覧になったでしょう。我らには既にノウハウがある。

 あなたがたにとっても、海のものとも山のものとも知らぬ新興商会に預けるより、良い商売ができると思っておりますがね。

 ……ああ、金貨なら持って行ってくださって結構。あなたと手を結べるなら、あの程度の金はどこからでも借りられるし、瞬く間に完済できるでしょうから」


 これは事前にエヴェリスらも調べていた事だが、ウィズダム商会は都市開発や大型建造物が専門で、その繋がりで自動警備のための隷用魔物開発もしていた。

 ただし、あの地下室の設備をエヴェリス自身が見た感想としては、明らかに過剰だ。ウィズダム商会が『隷用』とは言い難い魔物も含めた、違法な魔物兵器の開発を秘密裏に行おうとしていたのは想像に難くない。

 その準備と技術力と自信がある事も含め、ジャレーは誘いを掛けているのだ。


「悪いけど私から見れば、あれだって子どものお遊びだよ。ノウハウのうちには入らないかな」

「おや……それはそれは」


 ジャレーは何食わぬ顔で受け流したが、気分を害した様子だった。


 思い上がりとは言うまい。必然的な無知だ。ジャレーは400年前の大戦も、魔物の支配する世界も知らない。

 今を生きる人々にとって魔物とは、制御可能な脅威。あるいは不運な者が見舞われる災害。

 ましてこのファライーヤ共和国は、魔王領から見て大陸パンゲアの反対側だ。魔物というものに対する認識が曖昧なのも無理なからぬ事だろう。


「まずは格の違いってものを思い知ってもらおうじゃん。

 ……起きな、()()()()()


 直下地震のような突き上げる振動が、トゥーダ・ロイヤルホテルと、トウカグラの街を見舞った。

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