令和3年7月10日(土)、県産業会館大ホールにて、「Peace Road 2021 in 鹿児島県大会」が
開催されました。当日は、朝から大雨が県の北部を中心に降り続き、天候が心配される中、
120名以上の来場者を迎えて、式典が開催されました。
この「Peace Road」は、2013年から毎年夏の7月頃にかけて、全国で開催されているもので、
「日韓友好」、「日韓トンネルの実現」、「韓半島の平和統一」を目的に、アジアと世界の平和を
祈願する自転車イベントです。今年の大会には、塩田知事が参加される予定でしたが、
早朝から降り続いた豪雨による多くの被害の対策に対応しなければならなくなり、代理として県観光・
文化スポーツ部国際交流課の伊瀬知強課長が参加され、塩田知事からのメッセージを代読されました。
その後、姶良市蒲生町から参加した5人のグループによる歌の披露がありました。
このグループはリーダーの中野さんが教えるハングル教室の生徒の方々で、12才から81才までの
メンバーで構成されていて、「ふるさと」、「コヒャゲポン」、「アリラン」の三曲を見事に歌い上げて、
会場から大きな拍手を受けていました。
韓国の伝統的民族衣装の「チマチョゴリ」が会場に美しく映えていました。
その後に、日韓友好の象徴である日本人と韓国人の国際結婚をされた家庭の紹介があり、
その家庭を代表して、佐藤高広市議、美沙緒ご夫妻が、この日の為に平和を祈願して織られた千羽鶴が、
山川都大共同委員長の手に渡されました。この千羽鶴は韓国まで届けられる予定です。
その後に今月3日(土)に韓国とのゆかりの地である「美山」でスタートしたピースロードの映像を
視聴しました。そしていよいよ本日ロードを走る5人のライダーの登場がありました。
一人一人自己紹介があり、5人を代表して鹿児島大学の学生の馬場龍輝君と砂川奈慶さんが力強く
ピースメッセージを宣誓しました。そして役員全員が壇上に上がり、平和を祈願するフラッグに
サインをされました。そして全体で記念写真撮影をした後に全員玄関前に出て、伊瀬知課長さんの合図で
3人のライダーは、終着点の霧島市にある「鹿児島神宮」に向かって元気よく出発して行きました。
途中、照国神社で安全平和祈願をして出発しましたが、10号線の三船まで来た時に土砂降り大雨に遭遇、
検討の結果、この日はここで一旦中断する事となりました。そして日を変えた15日(木)
残りの鹿児島神宮までを走行し、無事に今年のピースロードを走行し終えました。
本年は、多くの皆様のご協力を得て、素晴らしいピースロードとなりました。
ご協力して頂きました関係者の皆様に心から感謝を捧げます。
来年は、更なる規模を拡大して、全県下でこのピースロードを展開していこうと考えております。
今後とも市民、県民の皆様のご協力を得ながら、日韓友好、日韓トンネルの推進、韓半島の南北平和統一、
アジアと世界の平和実現の為に頑張って参りたいと思います。ありがとうございました。