数年間受けていた嫌がらせのような事象がおさまりました。
試行錯誤の結果、「自分を受け入れる」ことが第一でした。
昨年最も被害が深刻になり、以下の3つを意識的にやりました。
1. 自分ととことん向き合った。
嫌と思うことが少ない方が嫌がらせのやりようがないと思い、自分や人間について目を背けてきたことを掘り返して考えました。過去、タブー(欲求、妬み、人種差別…)など。たくさんの気づきがあり、途中から新しい気づきがほとんどなくなるくらいまで考えました。
2. 「運気を磨く」(田坂広志氏 著)を実践した。
人から勧められて、以前読んだことがある本です。少し実践していましたが、この時期心と体の健康を保つため、より意識的に実践しました。大事なところを自分の言葉に直してノートに書き、何度も読み返しました。生活リズムを整え、普段の心持ちに気をつけました。
3. 簡単なアルバイトをやった。
体調がましになった頃、外に出ることや、人と少しずつ接すること、社会復帰につながることをした方がいいと思い、簡単なアルバイトをやりました。被害を受ける前までは専門職についていたのですが、辞めざるを得ない状況になり、職業についてたくさん考えました。すると、専門職の時にやっていた仕事に本心では賛同できていなかったことに気がつきました。
今は、やりたい仕事が2つあります。少しずつ、どちらかの仕事に近づけたらと思っています。
●自己肯定感について
自分を深く考えるためには、自己肯定感が必要不可欠です。
私は、数年前まで、自己肯定感をあまり持てずに生きていました。生きづらさを抱え、いろいろ調べたところ、自分の中にあるピュアな幼児の心に優しく話しかけるのがよい、というものを見つけました。3歳の自分を想像し、「大丈夫だよ」「疲れた?少し休もう」「よくできたね」などの言葉を、自分を包み込んでくれる存在から発するイメージです。これを数年間やり続け、他の人生のできごとも重なって、私は自己肯定感をしっかりと持つことができるようになりました。自己肯定感とは、言葉では説明が難しいものだと思っています。私が考える自己肯定感とは、人と比べた時の優越感とは違います。自分の好きなところも嫌いなところもひっくるめて、「これが私だ」と思える感覚です。この感覚を持てるようになってから、周囲とのバランスを落ち着いて把握することができるようになり、極度の同調圧力を恐れなくなりました。また、「1. 自分ととことん向き合った」時に、自分の欲求が資本主義によってたくさん刺激されていることに気づき、自分の欲求はほどほどに、周囲や自然に目を向けるようにしていると、不思議と、家族や友達、仕事のことがうまくいくようになりました。
下記もおすすめです。
・ヨガ、呼吸
・動画「自分らしくを知るには?」
これらのことを、くる日もくる日も続けました。
すると、徐々に状況が落ち着いていきました。明らかな嫌がらせや、身体攻撃が減りました。
さらに続けていると、アルバイトで仕事が認められ「ステップアップしましょう」という言葉をいただき、少し難しい仕事をやることになりました。
さらに続けていると、嫌がらせなのか何なのか分からない、微妙なできごとが起こるようになりました。それを敢えて明るく捉えていました。例えば、ゴミが服に付いていたら、運が付くことにし「ついてる(笑)」と思っていました。
さらに続けていると、嫌がらせと感じるできごとはなくなりました。
今は、「元の自分」のように元気になるのではなく、「新しい自分」で元気になることを目指しています。
人により、ケースは異なるかと思います。
この情報が、どなたかに少しでもお役に立てれば幸いです。
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