日時/2004年7月18日(日) 14時~16時30分
会場/ Live Performance saha(Tokyo Okachimachi )
主催/小木茂光 WEB Fan Club ■La Route■ 管理人 川崎緑 様
協賛/ Cool is Beauty Second 管理人 ERIN
協力/小木茂光氏所属事務所 有限会社ネスト 様
タイム・テーブル
13:30~13:55/受付
14:00/開会:主催挨拶
(小木さん入場)
14:10~15:20/Aパート・トークショー
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スペシャル・ライブ
15:20~15:30/休憩
15:30~16:00/Bパート・○×クイズ大会
16:00~16:10/記念撮影会
16:10~16:15/花束・記念品渡し
小木さんの感想
(小木さん退場)
16:15~16:25/お楽しみ抽選会
主催挨拶
16:30/閉会
2004年7月18日(日曜日)、2年ぶりに小木茂光さんをお招きしてLa Routeファンの集いが開催されました。
猛暑の続く東京は上野に程近い御徒町(おかちまち)のライブ・ハウスに、ドラマの撮影や映画の撮影で大忙しの小木さんが到着されたのは、開場のちょっと前でした。早めに到着した参加者の中には、階段で擦れ違った人もいたようです。パーテイションで区切られた控え室の椅子に座るとすぐに5分程度の簡単な段取りを行い、程なく開会の運びとなりました。
いつものように主催者である川崎緑さんが、参加者の皆さんに挨拶をして、簡単なスタッフ紹介を行うとお待ちかねの小木さんのご登場。今日の出で立ちは、Tシャツに赤っぽいチェックのシャツを羽織り、下は、おなじみのジーンズといったカジュアルな出で立ちでした。
そして、座るやいなやいつものあの渋~いお声で「暑い中、ようこそ」という第一声を聞かせてくださいました。そういえば、部屋のコーナーにステージがあるという変則的な会場だった為、見え方が気になった私のアナウンスに小木さんは、自ら端っこの人たちも見やすいようにテーブルを抱えてコーナーの一番手前まで移動してくださいましたね。そんなフレンドリーな小木さんを挟んで、左側に主催の川崎さん、そして、右側に司会者ERINが、ほぼ横一列状態に座り、Aパートのトークショーが開始されました。
今回は、当日の様子をライブ感覚でお伝えしようと、小木さんのお言葉については、発言された音声を出来るだけ拾ってみました。小木さんのあの独特の言い回しや微妙な間やニュアンスを各自脳内変換してお楽しみくださいませ。ただし、一部音声不明で聞き取れない部分があったり、笑いでかき消されている部分があったりと文字起こししていて「ん???」な部分もありますので、その辺の所は、前後関係で補完してお読みいただけたらと思います。
Aパート・トークショー
(メイン:小木茂光氏、聞き手:川崎緑さん、司会者:ERIN)
第1部:「踊る大捜査線 THE MOVIE2」及び他の近作に関する内容
(14:10~14:30頃まで 20分)
「踊る大捜査線THE MOVIE2」について
○公開から1年が経った今、当時を振り返ってみてどうですか?
小木氏「ん~。あの・・ああいう作品だったんで、いっぱい人がいて、自分がどういう役所なの?というところで・・作品が作品だけにデカイし注目を浴びるので、緊張しました。一年経ってみてどうだと言われると・・・、ん~それはやっぱりテレビの力と、織田君のとか柳葉君の力と、それを支えるみなさんの、ファンの力であんな風になってしまったんだなぁと凄く感じています。」
○撮影中に風邪をひいて大変だったその時の話
小木氏「ああ・・ありましたね。(段々思いだしてるご様子・・)大会議室で撮っている最中に、カンヅメ状態で・・見た方は、まぁわかると思いますけど、結構人がうじゃっていまして・・・。で・・外の光を撮影中に取り入れるときもあれば、夜のシーンで暗くしなきゃいけないっていうんで、窓を閉め切るわけですね。そうすると中にある人間が、誰か菌を持って入ってきた人がいるとすると、非常に充満するわけですよ。誰のかはわかりませんが、私がちょっと体調を悪くしまして熱が出まして、朝晩頭が痛いという中で(撮影が)始まったんですが、・・あ、途中で『ああ、やっぱだめだっ』て、すごい熱が出てきまして・・。そうするとユースケくんが、『あっ・小木さん。バッ・バァッファリンがききますよ~』(←ここは、ユースケさんの口まねで)と言って・・・。『そうなの。じゃあ買ってきて』といって飲んだら、結構解熱効果があるみたいで、あっという間に熱が下がって楽になって・・。それまで大変だったんで撮影の合間合間で隣の部屋行ってソファでぐたっとしてて・・。広報の女の人にコート借してもらって枕にして、そんなこんなやってて・・。丁度撮っているシーンが、ん~一夜明けて捜査陣が憔悴仕切ってうなっているところで、これからどうなるんだってシーンだったんで・・。完璧に監督にもう、それは演技じゃなくてそのまんま苦しんだ顔でいいんじゃないかって・・。目張れてるし・・。(笑)そんなことでオーケーが出て、ああよかったなと・・。それは、私の演技力のせいじゃなくて熱のおかげです。そういう人も捜査陣の中にいるんじゃないかと・・(笑)。・・・という雰囲気に持っていきました。」
○「おぎっちの捜査日誌」を書いてみて
小木氏「ん・・いろんな皆様のアレ(HP)も見たことあるし・・。何がおもしろいかなと・・。とりあえず最初始めるときには、本広氏が撮影のたんびに『小木さん、ちょっと何か書いてよ。捜査日誌あるから』(本広氏の口まね)と言ってアドレスを渡されて・・『えっー?!』て。何でも良いよと言われても、なんでもいいっていったわりには、始まったのがあんな感じで・・。宣伝もしないといけないと考えたし、撮影の明かせないところも少しは見せなきゃいけないだろうと・・。で、どんな感じで書こうかと・・そのままストレートに書いちゃうとなんか薄っぺらく感じるので、時代劇調にしてみちゃったんですけど、始まった途端にそれに嵌ってしまって・・抜けられなくなってしまいまして・・。(笑)」
司会「結構頻繁に更新されてましたね。・・いつ寝てるんだろうって・・(笑)」
小木氏「そうなんです。アレは、2.3時間かかって更新してるんですけど・・。(笑)」
司会「パソコンは、普段からされてたんでしょうか?」
小木氏「いや、ちらっちらっと見るぐらいで、そんなにやったりしないんで・・。本をたまに少し書いてみるくらいで・・・。余り使い方わかんなくって・・そのうち変な顔文字だって・・。こういうのも使えるんだって・・。」
司会「学習を深めたという感じでしょうか?」
小木氏「はい。どうやって入れたらおもしろいかなと・・。それで2.3時間かかって一生懸命計算尽くされたところに顔文字を入れてたんです。(笑)」
司会「計算なさってたんですか(笑)」
小木氏「そうです。(きっぱり)(笑)」
司会「時代劇調にも驚いたんですが、顔文字については、普段の小木さんのイメージとのギャップが大きくてひと騒動あったんですが・・」
小木氏「楽しんで貰えたならありがたいんですけど・・。そこまでずっと書き続けたのは、良いんですけど、段々煮詰まってきて・・。大体1クールで煮詰まるんですね。12回か3回で煮詰まり始めて・・・もう無理だなって・・」
司会「オーバーホールしてリフレッシュ休暇、そして『おぎっちの日誌。』として復活したわけでございますが・・」
小木氏「そうですね。おぎっちは、昔変なあの・・・、ん・・・若い女の子達が、たまにおじさんを『おじっち』と呼ぶ人もいたし、そういうのも含めてなんか、おもしろいかなと思ってかってに題名つけて・・・」
司会「小木さんは、『おぎっち』と呼ばれたこととかあるんですか?」
小木氏「ありますね」
司会「それは、勇気のいる呼び方じゃなかったんでしょうか?(笑)」
小木氏「そうですね。自分でもそう呼ばれたいなという願望もあったんじゃないでしょうか(笑)」
司会「はい、ありがとうございます。随分最後の方は、書き込みが沢山あって盛り上がって・・。また、ネットで何か発表されるということは、ないんでしょうか?」
小木氏「むずかしいよねえ・・」
川崎氏「HPをつくられるとか」
司会「芸能人の方でもご自分のホームページをお作りになっていますが・・」
小木氏「しゃ~・・とりあえず仕事があるからなぁ~。(笑)ん~ぜったい更新するのがね、すごい一年ぐらい何もしなくて・・・。突然ぱっと入ったりとかするから・・。そういう風になりそうだから、こわいんだよね・・・。」
司会「何か始めると嵌ってしまうというかんじで・・・」
小木氏「そうなんだよね。その割にすぐ飽きるという・・・(笑)」
司会「熱しやすく醒めやすいタイプなんですね」
小木氏「はい」
-参考-
「おぎっちの捜査日誌。」
2003.4.3(木)~ 「一倉捜査一課長捜査日誌」の連載が公式ページで開始。
これまでの小木茂光氏のイメージを打ち破るその時代劇調のひょうきんな語り口と顔文字を駆使した日誌は、連載開始と同時に全世界を爆笑の渦にたたき込み、数々の逸話残した。4月16日、自らさとりを拓いて一倉正和としての日誌をいったん完稿後、リフレッシュ休暇。オーバーホールを経て4月19日新たに「おぎっち の日誌。」を開始。近況やこれまでに感じたことなどを自然な語り口で綴りながら更新される日誌は、直接、小木さんの考えや人となりに触れられるファン必見の作品となった。 後半、心理学やミト コン ドリアDND の話などで盛り上がる。
以上、今は、もはや見えなくなってしまった「踊る大捜査線THE MOVIE 2 レインボウ・ブリッジを封鎖せよ」の公式HPの中のネットワーク特別捜査本部の中の捜査員日誌におけるスタッフ日誌のコーナーでの出来事について語っていただきました。
意外な作品、『GACHAPON』の撮影秘話
川崎氏「笑っていいともでもお話しされていましたが・・」
小木氏「はい」
川崎氏「おかまの役」
小木氏「始めは、普通のおかまの役だったんですけど、内田監督っていう人と会って、ん~若者のドラマだから、その中に変なフーテンみたいな変な大人がいて、どういう大人がいるかという話をしたときに、まぁそん中にオカマもいるだろうと・・。俺がオカマ役やるからって言われて・・。じゃ出るよっていったらそういうはなしになって・・・。飯食いながら話しているうちに、おかまだけじゃつまんないかもしれないから、クスリを胃の中に入れて運ぶボディパッカーだから、昔やくざでもいいんじゃない?という話をして・・。あるやくざの時代に、若がしらに恋をしたオカマの人という設定にしてしまったんですけど・・。それで破門になって、入れ墨いれようって話になって・・」
司会「入れ墨の入ったオカマ・・。それを見せるシーンもあるんですか?」
小木氏「まぁ、ちらっと・・・。気が付いてしまうシーンもあって。台本出来上がっているのにそんなのいれたりとかしてるから・・監督も好きなんだねぇ~って思って・・。」
司会「今までにない役柄ということで大変公開が待たれるわけですが・・」
小木氏「ぴちぴちの『I LOVE TOKYO』っていうTシャツ着て・・・。(笑)」
川崎氏「なかなかインパクトのある写真でしたね」
小木氏「うちの社長が勧めているらしいですけど・・。内田監督の(他の作品)に必ず『I LOVE TOKYO』というTシャツ着た人が歩いているシーンを入れてくれという要望を入れてますけど・・そこで、次は胸を大きくしたらどうだとか・・・そういう順に変わっていくオカマの役という・・」
司会「胸を大きくされて撮影したんですか・・・?」
小木氏「いや、それはしてないですけど・・・。次やるときはそっちに変わっていくという・・」
司会「もし、「GACHAPON2」があれば・・性転換手術をしたというそういう設定なわけですね」
小木氏「なっていけばどうたっていう・・・(笑)」
司会「ぜひ『I LOVE TOKYO』のTシャツについては、通販かなんかでネットで販売していただくとして・・・。今日、お集まりの皆さんには、是非買っていただくという・・。(笑)」
小木氏「(笑)」
『GACHAPON』2004年9月18日新宿JOY CINEMA3、博多リーブルにて公開予定
監督/内田英治 監督補・制作/広瀬和久
主演/忍成修吾(バトルロワイヤル2準主役・伝説の教師・GTO)、
共演/小木茂光、黄川田将也、虎牙光輝、矢沢心、松本まりか、秋本奈緒美、嘉門洋
小木氏「役者としてはおもしろかった。『笑っていいとも』で話したみたいな感じで・・。うん、微妙に違う性を感じている自分がいるってのはおもしろかったです。だからみんな・・近くの役者さんには勧めているんですけども。そしたら丁度この前、一緒に仕事している甲本君が『小木さん。この前、僕もおかまやりました~』『どう、おもしろかった?』『あ~おもしろかったですねぇ~(しみじみ)』(口まねで)(笑)」
司会「他にオカマの役のオファーがきたら、これからどんどんお受けになるんでしょうか?」
小木氏「まぁねぇ・・・。どんどんていうか・・・台本次第ですけど・・(笑)」
司会「そのうちお医者さんの役、弁護士の役、次は、オカマの役順に出演回数が、多い順に並んでしまったら・・・(笑)」
小木氏「ん~・・・それも人生かなぁ(笑)」
長期シリーズ『おとり捜査官・北見志穂』について
川崎氏「先日放映があったところですが、映画化されるというお話しもあったみたいですが・・・」
小木氏「そうよ。このまえオンエアあったんで次は、映画化したいというんで・・。プロデューサーが企画を募集していますっていうから『そうなんだ。映画化するんだ』っていってたら、ん・・・。俺も書いてみようかなぁって思ったんですけど・・・そんな暇ないからやめたんですけど・・。(笑)そしたら、あの一生懸命やってたんですけど、今回・・・つい先日クランクインしたのがスペシャル版に変わったんですね。そんなことがありました。今撮ってるんですけど、映画化するつもりで書いた本だったので監督も入れ込んじゃって・・。今までのシリーズの中の、撮り方が違うとかいうそういう問題じゃなくて、・・・凄い細かくなりました。それには、びっくりしました。それだけ時間かかっているし・・。先おとといなんかも横浜で埠頭の方に行ったんですけど、6.7時間ぐらい待って取り始めて終わったのが朝の4時半頃だったんですが、そんな撮影を今やっていますね。本当は、5時には、家に帰って必ず飯を食うっていう、そういう監督なんですが、その監督がそんな撮り方をしているんで・・おもしろいかなと・・。年末やるんで是非、見てください。」
司会「いつもは、待たされる「囮捜査官」なんですが、このスペシャル版につきましては、12月4日(土)放送 午後9時からやるってことで泉放送さんのHPですでに発表されていますのでお知らせしておきます。」
小木氏「出演者がすごいのよ。みんな・・・。豪華ゲストがいっぱいという・・・」
司会「その中で、小木さんの出番は・・?」
小木氏「ん~短いねぇ。短くなってるねぇ・・。(ぼやく感じで)」
会場(笑)
小木氏「捜査本部の中に閉じこめられて、あんまり外に行かないようになりまして、捜査本部で指揮を執って、うだうだ、あの説明セリフを喋っているという・・・(笑)」
司会「井原主任のセリフは、毎回長くて覚えるのが大変だと思うんですが・・」
小木氏「あれは、全然わかんないセリフなんですけど、丸覚えで喋っているんですが・・・。今回特にそういうのが多いんで、二日間撮るみたいですけどがんばります。」
司会「年末の楽しみが出来ましたね」
小木氏「袴田刑事の替わりにきた布施さんは、大汗かきながら撮影しているそうです(笑)」
共演した役者さんとの交友について
川崎氏「仲が良い役者さんということで甲本さんのお名前をよく聞きますが」
小木氏「はい。そうなんですよ。仲が良いっていうか・・・。ソムリエかなんかで一緒だった時に甲本君と控え室が同じで。俺は、もう自分勝手だから、部屋に戻って俺が寝ているとどこか行ってくれて・・気を遣ってくれて。それであるとき彼が歩きで来ていたので『一緒に帰る?』って誘って車で送ってあげたらそれがすごい嬉しかったみたいで・・それから何回か、若い役者と一緒の席に誘ってくれて・・・。その時からいろいろ電話したりとかして。彼は、最近大分番組にも登場するようになって、生活も安定してきたようで・・・。そしたらこの前『ちょっと家を買おうと思ってるんですけどね。思い切って決めましょうかね。小木さんも買わないんですか』『いや、俺は、いいよ』ってそんな話を良くしてますね。(笑)それで不動産の勉強になって今いろいろ情報を得ています」
川崎氏「他にプライベートで食事に行かれるとか・・?」
小木氏「僕は、出不精なんでそんなには・・・。誘われたら行くぐらいで・・。あとはそんなに・・・。昔の柳葉とかはいつでも会えるし・・・。あとは、まぁ財前さんがZ会というグループをやってるから・・・。最近、結婚したからしあわせなんでいいじゃねぇかって、幸せだから呼ばねんだろって言ってるんですけど。結婚してからとんとそういう話聞かないんですが・・・」
川崎氏「引きこもっております?家が幸せだから」
小木氏「でしょうね」
川崎氏「小木さんが、出不精なのは家が楽しい?」
小木氏「いや~(微妙な表情)(笑)」
会場(笑)
司会「第2部では、プライベートな内容をお伺いしたいと思っておりますが・・・」
小木氏「そうだねぇ。出不精ちゃ出不精でしょうね。だってあまり・・あの~仕事がないときは、一人になりたいタイプなんで・・・。ん。みんなで行って飲んでなんとかって、そういうタイプじゃないんですよね。だからストレスたまんない方だとは自分では思うし。普通のおじさん達とかと話している方が、なんか普通の世界を見れて良いなぁと思うし・・」
第2部:プライベートに関する内容
(14:30~15:00頃まで 30分)
芸能界に入るにあたって、ご家族の反対は?
小木氏「入る時っていうのは・・俺が23のときかな・・・。反対とかそういうことは、全然しなかったですね。まぁ家を飛び出したのが19ですから、うん。一回名古屋で高校卒業して就職して、あまりにもおもしろくなくて、実家に戻って・・・。それも車買って帰って、車置いてまた、東京にでてという・・迷惑をかけたドラ息子だったんですけど・・。そういう奴だったから・・あまり・・・。まぁ次男だったし、そんなにうちの家族は、あまりそういう風なことでは、言ってくれなかったというか、放って置かれたという部類の人種なんで・・・。どうなんですかね。」
川崎氏「大きな目で見守っていただいたという・・・」
小木氏「見守っていたという風には、子どもとしては、思えないですけどね。まぁそれがそういう風な事なんだろうと今は思ってますけど」
司会「デザイナーとしてご活躍をされていましたが、その間もずっと応援してくれていたんでしょうか?」
小木氏「そっちの方はね、心配していたね。どっちかっていうと・・・。セピアでやり始めて芸能界でやってもどうせ4.5年の事だろうと思っていたみたいで・・・。確かにいろんな風に親戚が増えたけど・・」
会場(笑い)
司会「有名になると親戚が増えるっていうのは、あれは本当なんでしょうか。」
小木氏「本当ですね。何々の叔母さんの娘の旦那さんの妹ですっていわれても、全然誰だかわかんないし・・・。そういう人が、サインをくださいとか、今度来たら、その人が政治家だったりして応援に来てくださいっていうし・・・。そういうのは、勘弁してくださいって・・・。大体そういう人が多いですね。」
司会「有名になれば、その光の恩恵にあずかろうということですね(笑)」
小木氏「それは、ほんとに・・・」
兄弟げんかの思い出 (どんな子ども時代を過ごしたのか)
小木氏「兄弟げんかは、ん~俺が覚えているのは、そんなにないんだけど・・・。兄貴は、覚えてるんじゃないかなって思いますけど。子どもの頃の記憶って・・・俺は、その・・馬鹿なんでしょうね。(笑)」
川崎氏「そんないいかたって・・(笑)」
司会「あまり子ども時代の事って記憶にない?」
小木氏「あまり重視してないっていうか・・・」
司会「何か忘れたいものがあったんでしょうか(笑)」
小木氏「そういうことは、ないと思うけど・・。兎に角、兄貴の後ろにくっついていて・・・ずっとひっつき回っていたみたいで・・。自分では、そんな風には思ってないんだけど・・。近所の兄ちゃんねぇちゃんたちと遊ぶときもずっと兄貴の後をついて歩いて、コバンザメのようにくっついて回ってて・・・。置いてかれて泣いて・・。どんどん大きくなって兄貴より野球が好きになって、結局お兄ちゃんよりも良くなりたいというか、良いものを見つけたいというか、ライバル意識が子どもの頃からあったんでしょうね。兄貴が空手やるっていったら、僕もやるって着いていって・・・極真会の空手やって・・。ちっちゃい子どもがなんか一生懸命やってね、夜中に山の中をじゃあランニングするぞって大人達が子ども達を引き連れて、夜の7時から2時間ぐらい走るわけですよ。よくそんなんについていったなぁと・・・。いま思えば・・。そういう思い出なら凄くおもしろかったし、ん・・体を鍛えられた。進級していくと兄貴が今度うざったがって、中学に入った頃かな、一緒の部屋で僕をいじめるわけですよ。そういうときにはね、反抗して・・。そういうのは、記憶にありますよね。ケンカしてるっていうより別にホントに嫌いでケンカしてるわけじゃなくて、成り行きの中でそれぞれが成長していく中で起こった出来事みたいな・・。ひとつの物語みたいなもんですね」
司会「お兄さんとは年が近い?」
小木氏「近いですね」
川崎氏「幾つ違うんですか」
小木氏「二つ。学年では、二つ」
司会「二つ違いぐらいだとちょっと体格が逆転するとお兄ちゃんに勝ったりとかする部分があったりとか」
小木氏「それは、あまりなかったですね。あくまでも兄貴には、かなわねんだろうなと・・」
司会「他に妹さんとか弟さんとか?」
小木氏「下が妹だったからね。そんなに兄貴にやられたからっていって妹には、出来なかった。でも妹は、今思い出せばすごい恐かったって言う。長男より恐かったって言うけど・・・。なんかやっぱり威圧というか・・・どこかですぐ下の妹をね。近所で遊んでてもなんか守りたいと思って凄くがんばっていた部分があるんじゃないかな。だからそういう風な(仲の良い)感じの兄貴と妹というかんじじゃなかったようだね」
バスケットボールの話(ポジションなど)
小木氏「ポジションってあんまり無いんだけど・・・。ん~どっちかっていうとサイド側?ゴールの真ん中じゃなくて・・・。中学の時にやったんですけど、そんなに全然、強いチームじゃなくて、走り回った記憶しかなくて、あまりシュートを決めたっていう記憶もない。」
司会「趣味の欄に書いているのを見かけますが、今でもされる機会があるんでしょうか」
小木氏「まぁ、そういう所に行けばね」
剣道の話
小木氏「まぁ、剣道はね。型を習っただけ・・。高校の時に・・・。小学校の時に野球をやっていて一つやりとげたなぁというのがあって、中学校入って何しようかなって体育館歩いているとバスケットボールをやってて・・ボール投げてみんな入れて楽しそうじゃんって思って入って3年間やって、高校に入ったときに、バスケットにはもうあまり魅力を感じなくて、だから違うことをやりたくなって・・・。」
川崎氏「熱しやすく醒めやすい?」
小木氏「そう。剣道は・・、頭が上がらない先輩がいるじゃないですか。高校に入ると。そういうところに一年坊が入ってきていきなり先輩が、ガッーっと来て『小林、ちょっと来い。お前、剣道に入れ』『はい。わかりました。』って入って、そしたら臭い剣道室で・・。部室に行ったら『うわぁ~。くさぁ~』って・・。先輩が試合の時の防具の振り方とかまとめ方とか・・・面は、こうして干すんだとか、手ぬぐいは、ちゃんとタテにこうかけてとか・・・。くっさい籠手なんかあって。梅雨時なんか練習終わって臭くて『うわっ~。ぬるぬるしてんじゃねぇかよって・・。うわっ、くさっっ』て・・。先輩達の防具だけは、一生懸命ドライヤーかけて『うわっ、くさ~』って・・・。自分たちのは、後回しだから手を入れたらホントにぬるっ~としてましたね。そんな経験ばっかりで・・・。2年やった頃に、ジュースとか部活動おわった後に買い食いして、飲むじゃないですか。若いから・・・。それで、肝臓が悪くなっちゃって・・・。」
川崎氏「肝臓?」
(本当は、何を飲んだんだ?と笑いでざわめく会場)
小木氏「ジュースです。ジュース。ジュースですよ~。(笑)」←強調する小木さん
司会・川崎氏「ジュースですよ~(笑)」
小木氏「それで医者に行ったら軽い肝炎だよって・・。それでもう学校行きたくないわけ。もう一日中だるいし・・。体動かすのもおっくうだし・・・。それでも学校にはとりあえず行ったわけですよ。でももう部活する体力が無いわけですよ。そんなこんなしているうちに・・それでしばらく学校行かない時期があったんですよ。一週間ぐらい休んじゃって・・・。部活もうやめようかなって・・・。体動かないし、それで休部を届け出して、しばらくたってそのままずるずるやめちゃおうと思っていたら先輩が来て『お前、どういうつもりだって』『もうやめます』って言ったら・・・そしたらいろいろ言われて、顧問の先生が来て・・・。その頃、俺もグレ始めてチャリンコ乗ってあちこち遊びに行ってたりした時期だから・・・。一発殴られればすむのかなって思って、先輩に『じゃあ、殴ってください』って言ったら、ぼかっと殴られて・・・、やめちゃったんですけど・・・。そういうのを含めて、剣道っていうのは何だったんだろうっていう・・・(笑)」
司会「時代劇で・・、そこで少し役立っているって事はないんでしょうか?」
小木氏「まぁ、そうですね。1年の時に夏の合宿に行ってちょうど始めて竹刀持って、一生懸命先輩が教えてくれるわけですね『お前凄いな。その面うち』って3年の結構強い先輩が教えてくれるわけですよ。それで誉められてその時は、凄く嬉しくて・・・。体にそういう風に綺麗なものがあるということを言われたときに『そう。剣道ってそういう風に見ている人もいるんだ』って思って・・・。で型とかも教えて貰って・・・。確かに先輩の型も綺麗だったし・・・。それが、役に立っている?・・・立っているんでしょうねぇ。」
司会「役者をやっていなかったらそこに気が付かないままに剣道は、何だったんだろうて・・(笑)」
小木氏「まぁ。そうですね」
司会「これから時代劇を見るときには、みなさんに今日のお話しを思いだしていただいて、見守っていただきたいと思っております」
小木氏「太刀を構えたときにどっちの足が前かということでも始めての人か、やったことがある人かわかるし・・・。剣道やると足の裏の皮が全部むけるから。痛いし・・。あついし・・。臭いし・・・面うちされたらキーンと音がするし・・・(笑)」
司会「辛いことばかりの剣道だったようですが、これから時代劇でまた、役立てていただきたいと思います(笑)」
小木氏「そうですね(笑)」
家庭での自分(父親としての小木さん)
川崎氏「お父さんということで、父親のポジションというか、ご家庭の中で父親として、どういう家庭を築いていきたいか・・・心構えとかそういうのは、考えていらっしゃいますか?」
小木氏「あ・・・むずかしいねぇ。(笑)父親ねぇ。ん~子どもは、子どもで好きに勝手に育つというのはあると思うんですよ。でもそれも全部親を見ているし、回りを見ているしなぁと思って・・・。凄くそれは、最近感じます。どういう子どもになるんだろう、大人になっていくんだろうっていうのは、ん~まぁ、教育次第じゃない?ってのも確かに凄く思います。それを最近しみじみと子どもには感じてます。」
川崎氏「学校行事なんかにも参加されてますか」
小木氏「そんなには、いかないけどね。運動会とか・・ちらっと顔出して・・。スケジューリングがだいたい子どもが出るところだけ、時間あけてねっていってるから・・。」
川崎氏「遠くから見守る?」
小木氏「はい。一生懸命、彼もがんばってやってるから。なんとか足が速くなりたいと言ってるから『もっと鍛えなきゃダメだって』一日、じゃ腕立て20回、スクワット100回・・・」
会場(笑)
司会「小学校まだ2年生?」
小木氏「3年生」
司会「ああ・・もう3年生になったんですね(笑)」
小木氏「足上げ30回。それくらいは、普通だよねって・・・」
司会「普通ですか?それ(笑)」
小木氏「小学校3年生だから」
司会「小木さんは、一緒にやられたりとか・・」
小木氏「いや・・。監督です(笑)」
川崎氏「小木さんも昔、そういうことをやられたとか・・」
小木氏「ぼくの経験上では、小学校の4年生の時に・・・少年野球を始めたときにスゴイ辛い思い出がそこでもあってね。やっぱり腕立てとか腹筋とかそういうことやらされるときに、うわっ、どうしてこんな事やらなきゃいけないんだっていうまでやらされたんですけど・・・。ま、それが、少年野球の楽しみだし、すごいバッティングも身につけられたし・・自分の型も良くなったし・・。そういうのはあるんで・・。何処かでしごくときは、しごいて鍛えないと体はだめですね」
司会「子どもさんには、先ほどの剣道のお話しを語って聞かせるとかは?」
小木氏「剣道やらなくなっちゃうからなぁ・・・」
司会「子どもに話す話は、別だということで・・」
小木氏「なにを知ってるかとか、まぁ子どもだから、自分の特性をどこで見つけ出していくかってことが一番大事じゃないかと思ってるんで・・・。子どもって・・まぁ、いろんなことやらせたいんですけど、将棋やってみたりとかオセロやろうよってオセロやらせたりとか・・、でもそのおもしろさが、まだホントのおもしろさに行き着いてない。熱中してやる子どもの域じゃないんですよね。そんなに興味がないのか、ただ並べているだけで喜んでるなコイツとか。どうやったら勝てるようになるのかって方法がまだわかってないから、それもいわゆる野球とかにしてもサッカーにしてもそうだし、スポーツやらせるにしても、なんでそれを感じさせるのか、感じて貰える場所がどこなのか・・・見ている状態ですね。」
司会「負けたくないって気持ちが出てきたときに変わるかも知れませんね。ライバルが登場するとまた変わるかも知れませんね」
小木氏「ああ・・。そうかもね。友達とかね。野球が好きだって言うから野球をやらせようかと思ってるんだけど・・まあ、子どもの話は、そういうところで・・・。子どもって・・・後は・・なに?」(と、迷走する小木さん。ありがとうございました)
小木さんのストレス解消方法
小木氏「僕のストレス解消は・・・すぐ寝れるんで・・・。とりあえず寝ること。すごい睡眠が大事で・・。」
司会「睡眠時間は長い?」
小木氏「いや・・ほんの2.3時間寝るのが好きで・・・子ども起こしてまたすぐ寝るか・・・とかね」
川崎氏「集中してガッと寝れるタイプなんですか」
小木氏「そうですね。すぐに現実を忘れられる・・(笑)」
司会「夢の中に何かいいことがあるんでしょうね」
司会「その他に前回は、競馬のお話しをうかがったんですけど・・・」
小木氏「ん~他に何があるかなぁ」
司会「ゴルフもされるとか・・」
小木氏「ゴルフもあるけど・・そういうのも・・。最近は、一時間ぐらいジョギングして・・というところでの体の血の流れが変わるのを感じたり・・・それもストレス解消というか・・・肉体的なね」
司会「体を鍛えるというのもお仕事に直結する部分もあると思いますので・・・」
小木氏「ん~・・あとは、ビデオみたりとか・・」
川崎氏「ビデオは、どんなジャンルの?洋画、邦画?」
小木氏「映画。洋画ですね。後、そうね。ほとんど全部。全般ですけど・・・。」
川崎氏「特定のジャンルとかじゃなくて」
小木氏「新作を順番に借りていこうみたいな・・・。」
川崎氏「話題作も見るとか」
小木氏「話題作は、一番最後にみる人ですね。『24』とかシリーズになってるものは、出た瞬間に借りて来いって・・・。うちの妻にね。今日並びますよっていう日の前日の夕方にはもうあるはずだから・・・。」
会場(笑)
小木氏「それを店側が出す気があるかどうかの問題だから・・・。だいたい夜中までやっているじゃないですか。だから日付が変わる直前ぐらいに行ったりするとあると思うよって・・・。」
司会「指定が細かいですね(笑)最近見た中で一番おもしろかったものは?」
小木氏「これといって自分の中で格付け、ランク付けする人じゃないから・・難しいな。『24』はおもしろかったけどね」
司会「参考に伺ってこれからまたみなさん借りに行くときに・・・。参考にしようと思ってますから」
小木氏「題名覚えないからな。俺・・」
川崎「じゃあ、宿題ということで・・・」
小木氏「はい」
司会「とりあえず『24』を見るということで・・・今日はね(笑)」
第3部:今後の活動と将来の展望について
(15:00~15:20頃まで)
昨年のライブゲスト出演について(石川よしひろ氏との交友など)
川崎氏「みなさん聞きたかったって・・・。ああいう場で久しぶりに歌われてどうでしたか」
小木氏「そうですね。まぁすごい緊張しましたけど・・・。ライブだからねぇ。とりあえず一応石川君がアレやってこれやってって、曲これにしようアレにしようって始まって・・・。行ってみたらちょっとびびったんだけど、本当は・・・。風邪引いて声も変だしなぁって・・・。緊張して憂鬱だったんですけど・・・。まぁ、歌っておもしろいっていうか良いなぁって思うんですけど、自分で作れるわけでもないし・・。まぁ、僕は、セピアが解散して何曲か作ってパロッツというところでもやったりとか・・その後、気の合う友達が出来て、友達の家に行ってやってみたけど、その時は、もう出がらし状態。詞もそうだし、曲の考え方もなんか、ちょっとどうかなっていうのがあって・・。これだったら多分、そんなに新鮮に感じないなっていうのがわかって・・・。ん・・これはね、才能だよ。これは、才能がないと出来ないんだよって・・・。やっぱりセピアの才能じゃあ無理だよって悟りました。で・・、結構前からなんかやればいいじゃないって言われるんだけど、自分の中では、まぁ・・どうなの?っていう・・・そこまでしなくても・・・。するだけの自分の主張なり、思いがあるかないかが一番大事だなと思って・・・。だから、よっちゃんとかが途中で僕が詞を書いて曲をつけるというを話をしてて・・・。やっぱりそれって自然の中で僕が感じることを詞に書いて、それに曲がつけられれば、上手く行くんじゃないかなと思いました。」
川崎氏「流れに任せる?」
小木氏「ん・・・そうね。まぁ・・」
司会「前回ライブの中で小木さんが詞を書かれて、石川さんが曲をつけるっていう話があったんですが、是非、良い詞が書けたらですね・・披露してもらって・・・。それを聞きたかった方、とっても多かったと思うんですが、小木さんのライブであれば行けますけど、石川さんのライブということでね・・。で、今日は、特別に歌をうたっていただけるということで、この後、実は、スペシャルライブでございます。」
会場大拍手と大歓声~\(~o~)/
川崎氏「歌詞が間に合いました」
小木氏「詞がないと歌えないといんだよね(笑)」
司会「今日歌って頂ける歌はですね。柳ジョージさん『青い瞳のステラ,1962 夏・・・』そして、一世風靡SEPIA『未だ遠い道』」(ここで川崎氏、司会のERINは、ステージを降りる)
スペシャル・ライブ
小木氏「ここで歌うの?いやー、すごいな、詞がねぇ・・セピアの曲の詞がね・・・」(といいかけたところで容赦なく曲がかぶる)
小木氏(苦笑)「赤いキャンディ~♪(歌)」
(熱唱する小木さん。豊かな声量で朗々と歌い上げますが、途中、入りを間違えたのか「あっ・・」と。可愛い慌てぶりを見せます。そして、気を取り直して再び歌います。柳ジョージ氏は、小木さんのすきな歌手の方です。)
(歌い終わって)
小木氏「実は、今朝3時頃まで仕事していましたのでちょっとのどがいたかってんですけど・・・スミマセン。ごめんなさい。もう一つ、セピアの曲はね。すごい漢字が書いてあってね・・」(ここでもう一度容赦なく曲が始まる)
小木氏(苦笑)「宵は時折の~♪」
.
.
「君とぉぉ~」
(ほとんどの人が、ビデオでしか見たことのなかった小木さんの「未だ遠い道」を歌う姿と歌声に会場は、思わずうっとりとした空気に包まれます。柳さんの歌も良いけれど、やはりご自分の歌は、どこかぴたっとくるものがあるようです)
拍手喝采
(歌い終わって・・)
小木氏「今やると変な歌だな。これ、なにいってんだかわけわかんないもんね・・・。星の囁き?」
(と、歌詞に意外な突っ込みを入れていく小木氏。さっきまでのうっとりした空間を自ら打ち破っていきます)
会場爆笑
(川崎氏・司会ステージへ)
司会「ありがとうございました。歌ったご本人は、かなり自問自答されているようですが、もう一度大きな拍手を!!」
会場大拍手
小木氏「ありがとうございました。」
司会「小木さんの歌は、なかなか聞くチャンスがないんですけど、今日は、この会の為にライブということで歌っていただきました。小木さん、貴重な機会をありがとうございました。」
まもなく公開されるドラマ30「虹のかなた」(TBS系 8月2日(月) 昼の連ドラ)について
小木氏「先ほどまで仕事してたのがそうなんですけど、『虹のかなた』っていう『オーバー・ザ・レインボウ』っていう歌を軸に・・。軸じゃねぇな・・なんだっけ・・?」
司会「小木さんは、どんな役ですか?」
小木氏「はい。スゴイ悪い役でーす。幸福を自分のものにして、それを奪い取ってその家族をちょっと不幸に落とし込んでしまった人間なんですけどね。それには、理由があるんですが・・。それもまあ、見ていただいたらわかると思いますが・・・。もうまもなく公開ですから」
司会「お昼からの楽しみができてよかったですね。みなさん、毎日ですよ~(笑)」
小木氏「珍しく重い内容だっていうことになって、それはどうなるかは、反響次第って感じですね」
司会「随分長いということで・・・かなり40何話あるとか」
小木氏「45話ですか。二週ぐらい遅く入っているんで他の番組とはね。子どもの話が最初なんで、夏休みに始まって子どもと母親で見て、夏休みが終わる頃に今度は、大人の話に変わって・・・」
司会「子どもが見るか、見ないかを計算し尽くしたドラマなんですね(笑)」
小木氏「そうらしいっすよ~(笑)」
ファンへの要望
小木氏「要望なんてないですよねぇ・・」
川崎氏「そんなことをいわずに・・・」
司会「こういうふうに応援して欲しいなぁというのがあれば・・・」
小木氏「ねぇ、もう・・私は、皆様の・・・。え~なんて言いますか・・・。ん~そういう(困って)・・・ないですよぉ」
司会「はい、皆さんの方からいろんな方に声をかけていただいて、特にお昼のドラマを見る方は、多いと思いますので、この人が小木さんだよ~ということでですね、お名前を普及していただいて、さらに沢山のファンを獲得していただきたいと思います。ということでかわって要望を・・・(笑)」
小木氏「あ~そうですね。まぁ、凄いスケジュールを抱えて撮っちゃってるんで、ん・・そういうシーンとかね、見られるところがあると思いますが・・ちょっとちゃちい作りのような感じに見られがちですが、今回は、結構スタジオセットものをなるべく少なくして、撮影に取り組んでおります。それで時間がかかりすぎて朝までかかっちゃってるわけですけど、それでもなんていうかな、みんなそれぞれの思いを伝えようと思って作っておりますので、よろしく御願いします。」
司会「これから『釣りバカ日誌15』『RANBU~華麗なる艶舞剣』そして『二番目の彼女』といろんな映画がどんどん公開されますので、併せて応援していただきたいと思っております。 」
小木氏「『釣りばか』は、・・・釣りバカです(笑)」
司会「『釣りバカ』のお話しも伺いたかったんですが、ちょっと剣道のお話しで盛り上がってしまいまして・・・。(笑)」
小木氏「あっ、そう(笑)」
司会「ありがとうございました。以上でAパートを終わらせていただきたいと思います。」
(休憩)参加者は、各自飲み物を飲み、小木さんは、タバコを吸いながら、○×クイズの問題を見て、難しいなぁとつぶやいていました。
Bパート・○×クイズ大会
こちらの問題は、参加者の事前アンケートから作成したということでした。
Bパートは、撮影が可能ということでみんなカメラやビデオを構えています。
そこでまず、ゲームに入る前につかの間、撮影の時間を取りました。
今回の撮影タイムのキャッチフレーズは、「思う存分」です。
【ルール】
・全員その場に立ってもらいクイズの答えを手で○×をつくり答える。
・正解を小木氏が答える。間違った人は、座る。
・最後まで勝ち残った人には、小木さんとツーショットが出来る特典がついている。
まずは、参加者になったつもりで○×で答えてみてください。
あなたは、どれぐらい俳優 小木茂光 氏を理解しているでしょうか。
では、レッツ・トライ!!
【第1ラウンド】
問題1 初めてやることのカンをつかむのは早いほうだ。
問題2 健康には気を付けている。
問題3 家事は手伝う方だ。
問題4 漫画より小説をよく読む。
問題5 普段から携帯のメ-ルに絵文字を使っている。
問題6 生まれ変わっても役者をやりたい。
【第2ラウンド】
問題1 テレビより映画に出演する方が好きだ。
問題2 いずれドラマの主役をやりたい。
問題3 今でもデザイン画を描くことがある。
問題4 人に頼られる方だと思う。
問題5 集団行動は得意だ。
問題6 競馬で万馬券を当てたことがある。
問題7 俳優になっていなかったら、物書きになっていた。
問題8 犬と猫では犬が好き。
問題9 「新製品」にめっぽう弱い。
【第3ラウンド】
問題1 「あ~、オレって福井人だな~」と思う瞬間がある。
問題2 機会があれば一世風靡を復活させたい。
【インタビュー】
○ダンディーでクールな役を沢山こなしているが、実生活もそうである。
○悪役は本当は、苦手だ。
では、小木茂光氏のお答えやいかに。以下、コメントを交えた回答です。
【第1ラウンド】
問題1 初めてやることのカンをつかむのは早いほうだ。
小木氏「初めてやることでしょ?・・バツ」
司会「(沢山の人が間違えた事に対して)小木さん、カンのいい役者だと思われているみたいですよ」
小木氏「カン、良くないです(笑)」
問題2 日々、健康には気を付けている。
小木氏「バーツ」
司会「健康には、あまり気をつかわれてないんですか?」
小木氏「考えたことがない」
司会「健康には、無頓着という事でございます(笑)」
問題3 家事は手伝う方だ。
小木氏「○」
(残った4名は、中央に出る)
問題4 漫画より小説をよく読む。
(全員○)
小木氏「○です。」
問題5 普段から携帯のメ-ルに絵文字を使っている。
(○×別れる)
小木氏「バツ。絵文字なんか使ったことない。携帯でメールはしないから・・」
司会「あっ、そうなんですか。『おぎっちの日誌』でみんな絵文字を使う人だと思ってますよ」
問題6 生まれ変わっても役者をやりたい。
小木氏「うわぁ~・・むずかしいなぁ~。(笑)(勢いよく)○」
司会「あっ、おめでとうございます」
ここで始めのツーショットの撮影が出来る優勝者が決まる。
小木氏「なに、写真撮影ケンってあげなくていいの?」
司会「この場でいま、やっちゃいます」
小木氏「はい。」
司会「(はたと気が付き)ああ!券ですか?チケット?(笑)どこで使うんですか」
小木氏「良き場所で・・・(笑)」
司会「別の日に某所で(笑)」
ツーショット撮影権獲得者コメント「昨日ちょっと腰が痛かったけど、バァファリンを飲んで来ました。熱にも効くんですが、痛みにも効きました」(ボビーさん)
【第2ラウンド】
問題1 テレビより映画に出演する方が好きだ。
小木氏「はい。○で~す。写真に撮られているという感覚が好きだから・・」
問題2 いずれドラマの主役をやりたいと思っている。
(○×別れるが、○も多い)
小木氏「はぁ~。ん~。」
司会「あのぉ。三角もあっていいですよ」
小木氏「これは、わかんないんだな。どっちもある。どっちも役者ですから、そういう欲求があるし・・・。別にそれで、どうしてもやりたいのかというと、そういうのはないし、やりたくないかっていうとそうでもないし・・・。流れによって出馬してくださいと言えば・・・」
司会「小木さんが主役の作品を見たい人も多いと思います。みなさん、そうですよね」
会場拍手
問題3 今でもデザイン画を描くことがある。(元々デザイナーをされていたことから)
(○×別れている)
小木氏「今は、ないね。」
司会「今、もう絵は。」
小木氏「そっちの方はやってないね・・・」
問題4 人には、頼られる方だと思う。
(入り口サイドは、全滅。奥は、○が多い)
小木氏「俺が思っているかどうかってこと?」
司会「そうですね。」
小木氏「バツ」
問題5 集団行動は得意だ。
小木氏「バツ」
司会「集団行動は、実は苦手ですか?」
小木氏「苦手っていうか、すきじゃない」
司会「小木さん、みんなに把握されていますよ、今、間違えた人はいないという」
小木氏「そうなんですか」
司会「小木さんは、一匹狼だと思われていますよ」
問題6 競馬で万馬券を当てたことがある。
小木氏「○。すぐあたっちゃうから・・・」
問題7 俳優になっていなかったら、物書きになっていた。
(○×わかれる)
小木氏「×ですね。役者をやっているからものを書くことはあっても、いきなり俳優の前に物書きっていうのはないね。」
司会「小木さんなんか本を書かれる予定とかは?哀川さんとか柳葉さんは、出していますが」
小木氏「そうすねぇ。ん~。あっても自分のことは、書かないでしょう。」
司会「観察したことをかくとか・・」
小木氏「(笑)」
(ここで残っている人達が中央に出る。)
問題8 犬と猫では犬が好き。
(○×別れる)
小木氏「○」
司会「犬は、飼ってたんですか」
小木氏「それは、ないね。猫は、きらい。昔、実家に野良猫が住んでてそれが汚かったから・・・」
問題9 「新製品」にめっぽう弱い。
(3名のこっている)
小木氏「×だね。」
司会「あんまり新しいものには関心がない?」
小木氏「こだわらないね」
ここで二人目のツーショットを撮れる人が決まる。
コメント「前回もミニドラマで凄いラッキーだったんですけど・・・ありがとうございました」(YOSHIKOさん)
【第3ラウンド】(最終)
問題1 「あ~、オレって福井人だな~」と思う瞬間がよくある。
(○が大半)
小木氏「バーツ」
司会「あらら。いきなり沢山座っちゃいましたね。」(10名いない)
小木氏「あんまり意識してないな」
問題2 機会があれば一世風靡を復活させたいと思っている。
司会「座っている人からナイナイって声が聞こえていますが・・・(笑)」
(ほとんどみんな×)
小木氏「機会があれば、歌ったり踊ったりしてもいいってこと?」
司会「そうですね。」
小木氏「いいよ。別に・・・。○」
司会「○の人いますか。あ、一人いましたね。いきなり優勝~」
小木氏「機会があればね・・。機会なんてないと思うけど・・(笑)」
最後の一人が決まる。
コメント「がんばってください」(お名前聞き取れず・・・すみません)
司会「小木さん、○×クイズいかがでしたか?お答えしにくいものもあったと思うんですが・・」
小木氏「○×クイズね。いいんじゃないですか~。自分でホームページでやればいいのに・・。」
司会「ホームページですか?お答えがいただければ・・・」
小木氏「正解に応じて商品が当たるという・・・。なんか商品出しましょうか?」
川崎氏「皆さん、承認ですから・・・」
(会場拍手)
司会「なんと小木さんが商品を出されるという・・・。ありがとうございます。企画をいただいて・・。はい。じゃあ、ちょっとお座りいただいて・・・。まだまだ、聞きたいことがあったんですが、ちょっとおもしろそうなものがありますので・・・」
○ダンディーでクールな役を沢山こなしているが、実生活もそうである。
司会「これは、どうなんでしょうか?実生活もダンディでクール」
小木氏「全然ですねぇ~。実生活なんてもう見るに見られないっていう・・・(笑)。まぁ、でも外に出ればそういう目は、気にしますけど・・・」
司会「役者、小木茂光のブランドを・・・(笑)」
小木氏「家にいるときは・・・生活してますけど、ホントに」
司会「お家に帰るとただのお父さん?」
小木氏「オヤジですねぇ。(笑)」
○悪役は本当は、苦手だ。
司会「って、これはどうなんでしょうか」
小木氏「ん~そうですね。やりすぎると苦手に感じるかも知れませんね。今の役でも思うんですけど。何処までできるかというのは自分の中でも挑戦なんですけど・・・。自分の良心っていうのがどこかにあるから、ここまでやって良いのかなぁと思いながら・・・。というところまでやるとちょっと感じるものがありますね」
司会「割と良くあるのは、最初は、ちょっと悪役かなと思うけど、結構影のある実は、イイ人じゃんていうのが最後のとこでわかるという・・・。小木さんのよくやられる役ですが・・・。」
小木氏「今回は、悪役ね。悪い奴は悪いんだよって。撮影中に今回は、もう悪い奴が、最後にかっこよく死ぬのはいやだよって言っといたんですよ。本当に悪い奴は、悪い奴なんだからもうことごとく最後は、惨めに殺ってよっていってます」
司会「段々、見るのが辛くなってくるドラマという・・。(笑)そこまで潔くやられるわけですね」
小木氏「その中で本当に何をこの人は、・・・悪い奴なんだけど・・・何を伝えたいのかなというのが、出ればいいかなと思ってます」
小木さんを囲んで集合写真の撮影会
(1~16、17~32、33~48)の三回に別れて写真を撮りました。
小木さんに全員で接近遭遇。「小木さんにさわらないようにしてくださいね~」といったら、すかさず誰かが小声で「踊り子さんには、さわらないように」と返してくれました。
黒いカメラを見て写すときにも小木さんは、一緒に「あのカメラですよ~」と指示を出してくれました。
司会「そろそろ時間が無くなってきましたが、皆さん思う存分もう写真を撮りましたか?ネットで流したりしないでくださいね(笑)」
ここで色紙(寄せ書き)が登場。まだ書いていない参加者が、書くスペースがない事に気が付きました。
司会「裏でも良いですか?」
小木氏「横でも良いですよ~(笑)」
花束・記念品渡し(プレゼンテーター さるこさん、統一さん)
小木さんの感想
「最近、異常気象で温度計もどんどん上がって・・・。一生懸命仕事して、昨日仕事が終わっていい気持ちで帰るときに・・・車に乗ろうとしたら・・・エンジンがかかりませんでした。(笑)ヒートアップした分バッテリーが上がりました。今日、本当にこういう場所に呼んでいただいて、なにもお返しすることが私の中でありませんが、その気持ちと情熱を私の中に取り込んで、これからDVDやビデオの中に刻み込んで行きたいと思います。今日は、どうもありがとうございました。」
(会場拍手喝采)
そして小木さんが、退場されました。
お楽しみ抽選会
主催お礼の挨拶
閉会
二年ぶりにお話しさせていただいた小木さんは、ますます素敵になられてました。沢山の作品をテレビや映画で拝見しているので、懐かしいというよりは、「あっ、いつもの小木さんだ~」というのが今回の印象でもあります。さすがに二回目ということもあり、始めから割とリラックスされていたようで(それでも、ほどよく緊張はしていたそうですが・・・)、フレンドリーで積極的なトークを終始展開していただきました。小木さん、本当にありがとうございました。司会者である私は、隣の小木さんと進行の時間と台本が気になりつつ・・・。そんな中でお話しを聞き損なっていたことも多々あったことに、この原稿を書きながら改めて気付かされているところです。
今回は、小木さんの子どもの頃のお話しなどもじっくりと伺うことができ、それが息子さんとの話とも微妙にリンクしていてとても興味深かったです。また、思いがけず剣道のお話しで盛り上がり笑わせていただきました。
作品のお話しも沢山いただけたし、そして今回の目玉は、なんといってもスペシャル・ライブでしたね。小木さんの歌声は、未だに耳に付いて離れませんし、「未だ遠い道」を歌うお姿は、ライブビデオとオーバーラップして・・・まさに幻のような時間でした。曲を聞いていると、今さらながらに終わってしまった集いを思いだし、何だかじんわりとしたものが込み上げてきます。歌い終わった小木さんの思いがけない自問自答・・・。あれもまた、久しぶりにステージで歌われた小木さんの一種の照れ隠しだったのではないでしょうか。
2年の間に沢山の作品に出演され、大活躍の小木さん。でも、ファンとの距離は、この2年間でより一層近いものになっていたのではないでしょうか。「おぎっちの日誌。」に込められた気持ちにも何だか凄く温かいものを感じました。そして、こんなにもあの短い時間の中で、沢山のお話しをしてくださったんだなぁとキーボードを叩きながら感じいっています。
小木さんには、これからも体に気をつけていただいて(無頓着だと言っておられましたが・・・・)ますますのご活躍をしていただきたいと思います。本当に楽しい時間をありがとうございました。
最後の主催お礼の挨拶の中で川崎さんが「私たちには、応援することしか出来ませんが・・・」と仰られました。まさにその通り。演じる人、そして、それを応援する人、その役割とほどよい距離感が私たちには、大切なのだと思います。
これからもネットの片隅で大好きな小木さんの活躍を見守りつつ、楽しく応援していけたらいいなぁと思っています。
最後に、再びこのような素敵な機会を作ってくださった主催者、川崎緑さん。本当にありがとうございました。
2004.7.25 ERIN 拝
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