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立憲民主「大便放置事件」、参院選当選議員も会合に参加 党内では箝口令敷かれる

大便放置の現場にいた斎藤嘉隆・参議院議員

大便放置の現場にいた斎藤嘉隆・参議院議員(参議院のサイトより)

損害賠償請求も

 同店のオーナーも憤りを隠さない。

「立民議員にはお世話になっていましたが、この仕打ちはあんまりです。業者にクリーニングと消臭をお願いするはめになり、その費用は店負担です。事件翌日に店長が県議に連絡を入れると、県議と市議が菓子折持参で謝罪に来ました。でも、“なんでこんなことが起きたのか分からない”と言うばかり。後ろめたいことがないのなら、なぜ謝罪に来たのか。うやむやにはしたくなかったので、5月13日に東署(名古屋市)に被害届を出しました。刑事課の強行犯係が担当になり、人糞写真のほか、予約名簿や会計資料を持っていきました」

 だが、捜査は難航した。物的証拠である人糞はトイレに流しており、参院選もネックになったとオーナーは続ける。

「刑事さんが、『本格的な捜査をするまで時間をください』と言うんです。下手に動くと選挙妨害に当たるらしく、『参院選が終わるまで待ってくれ』の一点ばり。参院選後に刑事さんに連絡したら、『選挙が終わったので捜査を再開します。会合参加者に順次事情を聞いていきます』と教えてくれました」

 東署に聞くと、「本件についてはお答えできない」とのことだった。

 当日の状況について、斎藤氏に話を聞くべく自宅を訪ねたが、終日留守。携帯電話に架電したが、こちらも応答がなかった。事務所に質問書を送付し、再三にわたって回答を求めたが、「この件については回答しません」と事務所スタッフから連絡があった。

 会合に同席した県議にも電話をすると、「焼肉店の件は絶対に答えるなと強く言われているんです。勝手に話したら僕は次の選挙で公認を取り消されてしまう。勘弁してください」と話すのみ。

 オーナーが嘆息する。

「私はただ、事実を認めた上で真摯に謝罪してほしいだけなんです。捜査でも白黒付かなかったら、会合に参加した立民議員らに対して、民事で損害賠償請求をすることも考えています」

※週刊ポスト2022年8月5・12日号

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