三井ホームコンポーネント(株)（三井ホームグループ）

居住性や安全性、耐久性に優れた、ツーバイフォー工法のリーディングカンパニー「三井ホーム」。その資材供給部門として、1975年に誕生したのが当社です。ツーバイフォー工法で使用される木材の輸入や加工、販売だけでなく、設計や施工管理までトータルで担えるのが特徴。住宅のほか、介護施設や保育園、工場、倉庫といった大規模施設の建築にも携わっています。

アグリ営業部の仕事は、豚や鶏、牛の畜舎の建築に特化した営業です。長年取引を行っている建設会社や工務店にアプローチする営業スタイルで、私は関東と北海道エリアを担当。鉄骨にくらべて大きな空間を低コストで実現でき、増改築もしやすい「木質トラス」構造を強みに、クライアントの期待を超える建築提案を行っています。

当社の営業の魅力は、売って終わりではなく、モノづくりにワンストップで携われること。広大な土地が広がる北海道の案件では、2000m2の敷地に畜舎を建てるといった、大規模プロジェクトも少なくありません。時には、数億円規模のビジネスに発展するなど、スケールの大きな仕事を手掛けられるのも魅力です。うれしい瞬間は、私が担当した畜舎のお肉が、スーパーの店頭に並んでいるのを目にしたとき。自分の仕事の成果を、強く実感することができます。

社員の主体性を尊重する社風です。目標を自分で立てるので「やらされている感」がなく、高いモチベーションで仕事に打ち込めます。職場はワンフロアで、他職種との連携もスムーズ。私は文系出身なのですが、クライアントに専門的な提案をする際は設計担当が同席してくれるので非常に心強いです。また、当社にはスクール費用や受験費用のサポートが受けられる、資格取得支援制度があります。おかげで、私は入社3年目に「2級建築施工管理技士」の資格を取得できました。フレックスタイム制や時間単位で取得できる有給休暇など、働きやすい職場環境も大きな魅力だといえるでしょう。

私が提案している「木質トラス」構造は、さまざまな建物に生かすことができます。例えば、木造のビニールハウスをつくることも不可能ではありません。今の目標は、畜舎の枠を超えて「木質トラス」の可能性を広げていくこと。ゆくゆくは、自分の手で新たな事業の柱を生み出したいと思っています。

〈開発営業本部 アグリ営業部 アグリ営業グループ／齋藤直也／2014年入社〉