監視社会と非殺傷兵器

監視社会-更新2019年7月6日

中国では、政府がより広範な「社会信用システム」なるものの構築を勧めており、国民の行動を採点[文献1]。

運用はすでに始まっており、この採点スコアが低いと鉄道のチケットを売ってもらえない等の制限を受ける[文献1]、監視カメラで監視だけではなく日々の行動を採点することが、どれ程 日々の生活へ影響を与えるのか国民は理解されているのだろうか?

中国の携帯型レーザーについて

China brings Star Wars to life with ‘laser AK-47’ that can set fire to targets a kilometre away | South China Morning Post
http://www.scmp.com/news/china/diplomacy-defence/article/2153310/china-brings-star-wars-life-laser-ak-47-could-set-fire

携帯型レーザーを長距離からターゲットに対して照射が可能であり、レーザーを視認できないようにし照射時の音もない[文献2]。レーザーなので消費電力も少なく済むのも利点である。

このレーザー兵器なにより恐ろしいのは、ターゲットへの攻撃が事故のように見える可能性、非致死性の武器に分類されている[文献2]。

動画China unveils their revolutionary ZKZM-500 laser assault rifle

デモ活動を行う人々に対して照射された場合は健康被害を訴える国民はレーザーによる被害と証明できるのであろうか?それとも自傷行為とみなされ精神疾患のレッテルを貼られてしまうのであろうか?遠隔からビームを照射された被害者は医師の診断に反論する事が推測されるが、これに対し採点によるマイナス評価を受けることになり鉄道の切符すら購入できなくなれば口出しはできなくなる。

軍用レーザーについて

軍事用レーザービームより飛行中のC130輸送機の乗員2人が目に軽傷を負ったとしている[文献3]。軍事用レーザー並びにレーダーを旅客機やバスの乗員に照射したと想像すると怖いものである。

Pedro Albizu Camposの例は興味深い、彼はDr. Orlando Daumyによる検査を受けておりガイガーカウンターも反応し、彼の傷は放射線による火傷とわかる[文献4]。しかし彼は米国政府に助けられる事はなかった。

政府へのデモを行った国民が非殺傷兵器による被害を病院で診ていただいた結果、強制入院の扱いを受け入院先で放射線並びにレーダー等により健康被害を継続的に加えられた場合、お薬を飲めば放射線を浴び続けていても火傷傷は治るのであろうか?

動画はyoutubeより

日本でも国民が監視されている事が明らかになっている。

自衛隊による国民監視裁判 内部告発文書

上記リンクでも説明があるが、自衛隊情報保全隊による国民監視の差し止めを求める訴訟にて元陸上自衛隊情報保全隊長の鈴木健氏が情報保全隊が一般市民も監視していると認めている[文献5]。更に、監視対象となる団体・個人をまとめた文書があることも認めているのである[文献5]

非殺傷兵器について当方は防衛省に情報公開請求を行っている。

防衛省並びに防衛装備庁 情報公開請求 転載禁止

LRADについても防衛省に問い合わせているが、

LRADは「非殺傷兵器」ではなく【大型スピーカー】のような物と伺っている。

人体に影響が出た装置を大型スピーカーの名目で購入するのはどうだろうか?

電波に関しても通信名目での使用や部品調達はどうであろうか?

音響兵器による裁判に関するリンクはこちらになります

「音響兵器 」米国NY 連邦高裁 裁判

更に、日本軍は過去に殺人兵器なるものを作っている。

電子戦と殺人光線

昭和20年の話 殺人光線に照射された結果

照射された副官等は、頭痛・発熱・嘔吐・腹痛に悩まされ、二日間寝込んだとある[文献6]

2019年7月6日追記

中国がマイクロ波レーダーのように機能する兵器を開発中、マイクロ波は皮膚下の神経に作用し、対象に耐え難い痛みを引き起こす[文献7]。

この兵器には二つのモードがある、1つは個別の標的を狙う場合、2つ目は集団を攻撃する場合である、両ケースで対象は痛みから行動が不能になる[文献7]。

マイクロ波は設置式、移動用に携帯式、中国警察と沿岸警備隊に配備予定である[文献7]。

専門家は実験について効果が実証されたとある。

専門家は、新兵器の実験によって敵からの攻撃を退ける効果が実証されたと主張。さらに人体に対する安全性も実証されたという。兵器は重傷を残さず、長期間続く身体的問題を引き起こさない。[文献7]より引用

以下の動画はわかりやすく、日本の刑務所に採用される日が来るかもしれません。

Heat ray device being tested on prisoners in California

以下は歩行認識技術、顔が隠れていても関係がなくなってきましたね。

文献

[1]TEXT BY CHARLES ROLLET、TRANSLATION BY CHIHIRO OKA、http://www.wired.co.uk/article/china-social-credit/,“中国で浸透する「信用スコア」の活用、その笑えない実態”,wired,2018.06.26 TUE 19:00,https://wired.jp/2018/06/26/china-social-credit/

[2] “中国が800メートル先のターゲットを燃やすことが可能な携帯型レーザー銃の開発に成功”,Gigazine,2018年07月03日 13時00分,https://gigazine.net/news/20180703-china-laser-gun-fire-targets/

[3]“「中国のレーザー照射で米兵負傷」、米政府が抗議 ジブチ”,CNN.co.jp,2018.05.04 Fri posted at 10:06 JST,https://www.google.co.jp/amp/s/www.cnn.co.jp/amp/article/35118677.html

[4]Nelson A. Denis,“King of the Towels: The Torture and Murder of Pedro Albizu Campos”,Latino Rebels,MAR 10, 2015,11:12 AM,http://www.latinorebels.com/2015/03/10/king-of-the-towels-the-torture-and-murder-of-pedro-albizu-campos/

[5]”一般市民も監視対象自衛隊情報保全隊 元隊長認める仙台高裁 違憲の実態明らかに”,しんぶん赤旗,2013年5月14日(火),http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-14/2013051401_02_1.html

[6]大谷敬次郎,2006年,”憲兵”,光人社,p.371.

[7]”中国、強い痛み与えるマイクロ波兵器を開発”,スプートニク日本,アジア,2019年02月28日 19:07,アクセス2019年7月6日,https://jp.sputniknews.com/asia/201902285977851/

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