(株)ユニオン

■ドアハンドルという言葉を、未だに知らない国はたくさんある。
「ドアハンドル」は当社が定着させた呼称です。それまでは「取っ手」と呼ばれ、ドアについている部品、としか考えられていませんでした。当社はそこに新しい視点を持ち込み、市場を開拓。カラーや素材のバリエーション、デザイン性を重視し、呼称もドアハンドルに統一しました。今や、商品ラインナップは5,000種類以上です。国内シェアは90%以上にのぼり、「ドアハンドルといえばユニオン」という地位を確立しました。日本で市場を築いたノウハウを活かし、アメリカをはじめ、シンガポールや東南アジア、香港に進出。今後はさらに海外市場に力を入れ、シェアを拡大、地位を確立していきたいと考えています。


■「宝石」と称されるほどの美しさで、人の心に感動を与える。
「1つに美意識、2つにクラフトマンシップ そして、心に響くこと。」というのが、私たちの企業理念。一つひとつの製品が、使う人に美しいという印象を与え、空間に輝きを与えるよう、作り手として、常に高い美意識をもっています。クライアントの想いを実現するため、素材や形、デザインの隅々にまでこだわります。このこだわりから生まれた製品は、かつてアメリカで「jewel！（まるで宝石のように美しい！）」と驚かれ、賞賛されたほど。国内外問わず、高いデザイン性が評価されています。私たちの製品が建築に活かされ、空間を作り出す一部となり、人々の心に働きかけてほしい。これが私たちの願いです。


■建築家やデザイナーのどんなわがままにも、応えきる。
デザイン性の高い製品は、多くの建築家やデザイナーに支持されています。彼らのこだわりや難しい要望に応えてきたことが評価され、「ユニオンの製品を使用したい」と、ご指名いただくことも多くあります。今では、部品メーカーではなく、ひとつのブランドとしての地位を確立するまでになりました。銀座三越や帝国ホテル、ブランドショップなど、高いデザイン性が求められる施設にも、当社製品が使用されています。しかし、現在の地位に甘んじることなく、常にチャレンジする気概と信念を持つことが大切。建築家やデザイナーとコラボレーションし、講演会やシンポジウムを企画するなど、製品づくり以外の新たな試みにも積極的に取り組んでいます。