株式会社矢野特殊自動車

国内4番目に製造された国産自動車「アロー号」を開発したのが、矢野特殊自動車の原点。それ以来、当社は世の中に必要な“開発”を続けています。国産冷凍車第1号の開発、国産ダンプカー第1号の開発、そして、フードローダーの開発などに挑戦し、一つひとつカタチにしてきました。創業時以来のパイオニア精神を胸に、多くの特許も取得し、技術力を高めています。お客様の「新鮮な食品を運びたい」「安全に薬品を運びたい」など1社ごとの思いをカタチにし続け、大型冷凍生産の九州シェアは70%（当社調べ）と、お客様からの支持をいただいています。九州、全国に特殊車両を通じて「モノと喜び」を届ける役割を果たしています。

近年インターネットなど情報社会の発達により、物流に対する要望も高度化・多様化しています。私どもはその要望に「世界水準」でお応えしていきます。技術力や提案力を更に磨き、進化を図ることで「人類の発展に貢献する」よう、絶えず挑戦を続けることが当社の使命。得意とするのは、お客様の想いを1台1台カタチにしていくオーダーメイド生産。前例が無いこと、技術的に難しいことも、技術・製造・営業などが部門の垣根を越えて協力。「チーム矢野特殊」として、モノと喜びを届けるお手伝いをしています。何でも相談できる雰囲気や、チームで解決していく協力体制が当社の技術力を支えています。

当社に寄せられるお客様の課題は実に様々。お客様の声にじっくり耳を傾け、それを特殊車両というカタチにしてまいりました。例えば、空港などで利用される航空機給油車を日本で手掛けられるのはわずかに2社。当社の技術力を評価していただき、製作を任せていただいております。こうしたモノづくりの姿勢が評価され、2017年に経済産業省より「地域未来牽引企業」に選出いただきました。地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、 経済的波及効果を及ぼすことが当社に期待されています。今後も、これまで積み上げてきた技術と実績をベースにして、地域社会とともに成長し、物流という社会インフラの発展に貢献します。