昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 22/07/21(木)01:30:07No.17170236+
>ラスレスならアミタの衣装が異世界おじさんのツンデレエルフのコスプレになる

インターミドル都市本選、アツェレイの試合が行われた日の夜
試合が行われた会場付近は静かなものだった
深夜である為当然ではあるのだが周囲は完全に闇に落ちており人の姿も無い
自動車も通行人も無い深夜の為異様な静けさとなっている
そんな会場内部に複数の人影が潜んでいたのだ
　00《こちらナンバーズ00、各員状況報告を頼む》
　　《こちらナンバーズ03、異常無しだ》
　　《こちらナンバーズ05、同じく異常無し》
　　《ナンバーズ06、同じく異常無しだよ》
　　《ナンバーズ07、異常はありません》
　　《ナンバーズ11、右に同じッス》
　　《ナンバーズ12、同じく異常は見られません》
会場内に潜んでいたのはほぼ全てのナンバーズであった

エリオと疑惑とリング下＜ナンバーズ大集合＞

　00《了解、屋上班は？》
会場内だけではなく外にもナンバーズは配備されている
屋上には非戦闘要員のクアットロ
そして砲撃担当のディエチと管制担当のオットーがスタンバイしていた
　　《こちらナンバーズ04、周囲に異常は見られないわぁ》
　　《ナンバーズ08、周囲に異常な電波状況やハッキングの類は見られない》
　　《ナンバーズ10より、周辺数km圏内に不審な人物は無いよ》
　00《了解した、各員それぞれ持ち場で待機を続けてくれ
　　　何かあったらこちらが指示するから勝手な行動は慎む様に》
　　《ではアツェレイ、そろそろ事情を説明してもらえないか？
　　　わざわざ特務隊としての権限を使ってまで我々に協力を要請した理由を》
トーレがアツェレイに切り出したのは今回の出動に関する理由
それはトーレだけではなくナンバーズ皆が思っている事だった
今日アツェレイの試合が終わった後アツェレイはナンバーズに協力要請を出したのだ
アツェレイがわざわざそんな手間をかけて頼むという事は余程の事が起きているのだろう

　00《今日俺が出場した試合…その試合中に違和感を感じたんだ
　　　俺が攻撃を仕掛ける時と相手の攻撃を避けようとした時
　　　俺は自分の身体が一瞬動けなくなる感覚に陥った》
チャンピオンとしてのアツェレイがクリーンヒットを二度も食らってしまった試合
それはアツェレイが油断していた訳ではない
かと言って相手選手がアツェレイを上回る流れや身体能力を持っていた訳でもない
　　《あーそういやノーヴェもそんな事言ってたっけ？
　　　アツェレイが攻撃食らうなんて珍しいって》
アツェレイの要請を受け出動する前にセインはノーヴェからその事を聞いていた
その為ナンバーズの中でセインだけその事を知っていたのである
　00《最初は相手選手の魔法による行動阻害かと思ったがその様子は無い
　　　だとしたら考えたくはなかったが外部から第三者の介入だ
　　　試合中俺は煙幕を張ってリング上の視界を遮った後リングの下に潜った》
あの時煙幕を張ったのは相手選手から姿を隠す為ではない
怪しいと思った場所へ密かに潜る為だった、IS・ディープダイバーによって

　00《煙幕張ってる間リングの下に潜ってみたらな…見つけちまったんだよ
　　　明らかにリングの下の地中に不釣り合いな大型の装置がな》
　　《つまりその装置がアツェレイちゃんの動きを阻害した原因という事ねぇ？》
　　《だがよく地中だと分かったな
　　　ある程度宛てがあったから潜ったんだろう？》
アツェレイは真っ先に地中に潜った
それは地中が怪しい場所と最初から睨んでいたからこその行動である
　00《第三者が何かしらの手段で俺の行動を阻害するなら最適なのはどこか
　　　リングの周辺はセコンド達がいるし何より目立ち過ぎて無理だ
　　　かと言ってリングに一番近い観客席からでも不自然に目立ち過ぎる
　　　だとしたら地中しかないと考えた》
　　《で、その装置はどうしたの？》
　00《とりあえず爆発等の危険が無いのを確認した後ぶっ壊して機能停止させた
　　　遠隔操作で動かしていたとしてもそもそも起動出来なかったら意味が無いからな》
　　《なるほどな…アツェレイが我々を呼んだ理由はそれか》

　　《トーレ姉どういう事ッスか？》
　　《あたしらにも分かる様に説明してくれよー》
ウェンディとセインはまだ状況が飲み込めていない
その答え合わせの意味も兼ねてトーレは自分の考えを説明していく
　　《『何者か』がアツェレイの試合の邪魔をしている事はまず間違いない
　　　その為に地中に何かの装置を設置していた
　　　今日のアツェレイの試合の後にその装置が機能していないと分かったら…
　　　そうなった場合その『何者か』はどういった行動を取る？》
　　《そりゃー本当に壊れてるか確認を取るッスよね？》
　　《もし本当に壊れてたら修理するなり交換するなりする必要があるしな……あ》
　　《そうだ、そしてそれをするには現場に誰もいない事が前提となる
　　　誰かに目撃されたらそれこそ台無しだからな》
　　《つまりあたしらをここに配備したのは》
　　《その誰かがやってくる可能性があるからって事か》
　00《あぁ、それを放置するはずがないし対処するなら早急にやるはずだからな》

だからこそアツェレイは試合の後迅速に行動を開始したのである
大会実行委員会にも事情を説明し特別に会場内で待機する許可も貰っている
　　《はいはい、状況も理解出来た所で皆の役割りは忘れないでよぉ？
　　　相手はどれだけの規模で動いているか分からないんだから》
　00《そうだ、装置の大きさから見て個人でやる様な事ではないだろう
　　　もしかしたら大人数でやって来る可能性も考えて皆には待機してもらっている
　　　対象が現れたら迅速に身柄を拘束する
　　　絶対に逃がすんじゃないぞ》
　　《《《《《《了解》》》》》》
　00《抵抗するなら最悪の場合意識はぶっ飛ばして構わない
　　　俺が後で頭の中を探ればいいからな》
　　《こちらナンバーズ8！周囲に動きあり！》
オットーの念話が届いた瞬間全員に緊張が走る
アツェレイの読み通り今夜動きを見せた様だ
　　《対象は車で接近して会場付近に停車、車から出てきたのは…3人だ》

　00《3人か、他にいるか？》
　　《車を赤外線スキャニング……うん、生体反応は3人だけだよ
　　　周辺にも他の人間の反応は無い》
　00《了解、屋上班は引き続き周辺の警戒を
　　　万が一取り逃がした場合は狙撃して構わん》
　　《了解》
　00《内部班は伝えた通りだ、俺が指示した通りに動いてくれ》
　　《了解だ》
そしてオットーが確認した3人の人影は会場への侵入してくる
音を立てず、声も潜めて迅速に行動している姿は素人とは思えなかった
そもそも深夜誰もいないはずの会場に忍び込む時点で普通ではない
　00《各員行動……開始だ！》
アツェレイの合図によって内部に潜んでいたナンバーズが全員動いたのである

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ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してリイン２の前に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はリインⅠっぱい

ラスレスならユキカゼの衣装がスケスケベビードールになる