でんぱ組.inc・鹿目凛、アスペルガー症候群と診断 初告白決意の理由明かす

でんぱ組.inc・鹿目凛“変わりたい”もがいた過去

鹿目は「私がアイドルである理由」というタイトルで記事を投稿。「自分の事を好きになれなかった私に、変われる勇気をくれたのはでんぱ組.incだった」と前置きし、「自分を嫌いだった」という過去について赤裸々につづった。

中学生の時に不登校が続き、母親に連れられて行った病院でアスペルガー症候群と診断されたという。空気が読めなかったり、相手の立場に立って考えることが難しかったりと、生きづらさに悩んでいたことを明かした。

「変わりたい」という思いでアイドルを始めたものの、加入当初は「空回りして空気を凍らせた」こともあったという鹿目。もがきながら活動していく中で徐々にできることが増え、メンバーにも助られながら、コンプレックスが武器に変わっていったと振り返った。

でんぱ組.inc・鹿目凛、自身の経験「誰かのきっかけに」

アイドルになった8年間でたくさん成長できたといい、「自分自身が強くなれたからこそ、お話しようと勇気を出しました」と記事を書こうと決めた心情を吐露。

「自分のことが好きになれない。生きづらい。そんな人がたくさんいる中で人は誰だって変われるんだよ」とつづり、自身の経験を還元していくことに意欲を見せた。

鹿目は「でんぱ組.incが私に変われることを気づかせてくれたように 私も誰かの前に進めるようなきっかけになれたらいいな。これが私の夢です！」という、前向きなメッセージで文章を締めくくった。（modelpress編集部）