社員インタビュー
社会に還元し役に立てる楽しさ
技術統括室勤務 ITラーニングプログラム修了者
N.T.さん 聴覚障碍
就職活動中に求人サイトでITラーニングプログラム(ITL)の募集が目に入ったのが入社のきっかけでした。資格取得やボランティアなど積極的に行動したような経験がなくビジネス、ITのスキルもなかったのですが「ニュースでよく聞くマイクロソフトでITの最先端を知りたい!体感したい!」と思い、エントリーしました。
ITLの2年間、1年目は品川のオフィス、2年目は新型コロナウイルスの影響で自宅からオンラインでプログラムを受けていました。マイクロソフト認定資格の取得やセッション、イベントを通して仲間と互いに障碍を理解し、様々なスキルを高めあう素晴らしさを体感しました。最終的にはプログラムで受けるマイクロソフト認定資格に合格できました。
ITL修了後、現在は海外チームと連携しマイクロソフト製品の日本語環境をお客様が利用するにあたって不具合がないように、品質の管理や向上を目指す部署で業務に取り組んでいます。
今の部署に所属した直後は、オンラインでの部署内メンバーとのコミュニケーションに苦労しました。ですが、ITLでも在宅勤務期間がありオンラインに慣れていたことと、同じITLを修了した先輩が同部署にいたことですぐに慣れることができました。現在の業務では、不具合の内容を英語で海外チームに伝えることが求められるのでその連携がスムーズにいった際は特に達成感があります。また、オンラインではMicrosoft Teamsをコミュニケーションツールとして利用していますが、部署内のプロジェクトでチームメンバーやマネージャーさんに褒めていただけることがうれしく、とてもやりがいを感じています。
就業環境については、マイクロソフトの日々進化するテクノロジーを通じて、業務を快適に進めることができています。また、体調を考慮した働き方についてもいつでも柔軟に相談・対応をしていただけますし、常に支えてくれる上司や仲間がいます。そして障碍の有無にかかわらず、誰にとってもインクルーシブでとても恵まれた環境だと感じています。
ITLはあらゆる特性や経験を持った素晴らしい仲間と出会い、自分を飛躍させてくれる場所です。失敗を恐れず安心してチャレンジできる環境があり、2年間の中でも一緒に学ぶ仲間が昨日とはすこし変わって見えるほど、日常に変化があふれていました。あなたもマイクロソフトのITラーニングプログラムで様々な可能性を広げてみませんか?
自分の可能性に出会える場所
ITラーニングプログラム15期生
M.K.さん 発達障碍
私自身の障碍特性を鑑みて、障碍者雇用で働く道を探していたときに出会ったのがITラーニングプログラム(ITL)でした。前職の経験から、ITに関する知識や技術を学び、身に付けていくことはこれからも働き続けていく上で必須だと考えていたので、ITLは大変魅力的に感じました。
マイクロソフトに入社するまではExcelやWordを業務上差支えない範囲で扱えるという程度のスキルしかありませんでした。知識も経験もなく入社時は不安でしたが、クラスマネージャーや講師の皆様から丁寧なサポート をいただき、何よりITLの仲間たちと協力しながら学ぶことで不安も晴れ、着実に日々学びを深められていると感じています。
ITに関する資格取得のための講義だけではなく、ビジネススキルや英会話コミュニケーションなどのトレーニング、さらに障碍の理解を深めるためのセッションなど、素晴らしいプログラムを受けることができるのもITLの魅力です。特別支援学校の生徒の皆様向けに実施している職場見学会などのイベント運営もプログラムの一環として行います。去年に引き続き、今年もフルリモートで開催しました。運営スタッフ同士も一度も実際に顔を合わせることなくイベントの企画、運営を行いましたが、生徒の皆さんに楽しんでいただけるイベントになり成功を収めました。
ITLは多くのプログラムを通して、ただ単にITの資格を取り知識や技術を身に着けるだけでなく、自身のことを見つめなおす時間でもあると感じています。私自身が社会にどのように貢献することができるのか、これからも多くのことを学び、力をつけながら考えていきたいと思います。