昨日は一般質問、全力で挑んでまいりました。
いつも思いますが、40分は短すぎます。
打ち切りのブザーとともに、「一般質問を終わります。」というセリフを言うのがもはやお家芸となってきました(笑)
傍聴にいらしてくださった市民の皆様、本当にありがとうございました!
私が尊敬している元小田原市議会議員の方にもいらして頂き、感無量でした。
本日ブログでは5月臨時会の連載4回目。「公平」とか「公正」とか「平等」という言葉が、議員になってからわからなくなりました(笑)
(YOUTUBE、明日、土曜から、リニューアルオープンです!)
<小田原市議会の現状をポイント制にしてみました。>
基礎として市議会の会派構成の確認です。
誠風(6人)・・・自民4人、無所属2人
緑風(4人)・・・自民1人、無所属3人
誠新(4人)・・・自民2人、立憲1人、無所属1人
公明(4人)・・・公明4人
志民(6人)・・・無所属4人、維新1人、私(立憲)
共産(3人)・・・共産3人
このうち、現在の自民党市長を市長選挙時に鮮明に支持された方が半数以上を占めるのが上から誠風、緑風、誠新、公明の4会派です。
市長与党と言っても過言ではありませんので、「市長与党」と表現しているのは確認済みです。
今日は、自公にあらずんば議員にあらずという表現を数値化することで分かりやすく見せたいと思います。
ポイントがこれでいいのかどうかは議論の余地があると思いますが、分かりやすく、役職順に
議長10ポイント
副議長8ポイント
監査6ポイント
委員長4ポイント
副委員長2ポイント
で、各会派、各政党が何ポイントを人事で獲得しているか、分かりやすくしてみました。
再度、13ポストを議長から順に記載して行きます。
誠風=自民党(議長)
誠新=自民党(副議長)
公明=公明党(監査)
誠風=自民党(総務委員長)
誠風=無所属(厚生文教委員長)
誠風=自民党(建設経済委員長)
誠新=自民党(広報広聴委員長)
誠風=自民党(議会運営委員長)
公明=公明党(総務副委員長)
緑風=自民党(厚生文教副委員長)
公明=公明党(建設経済副委員長)
志民=無所属(広報広聴副委員長)
誠新=無所属(議会運営副委員長)
会派名に見事に「誠」の漢字が連なってきます。
結果
誠風(6人)26ポイント(5ポスト獲得)
誠新(4人)12ポイント(3ポスト獲得)
公明(4人)10ポイント(3ポスト獲得)
緑風(4人)2ポイント (1ポスト獲得)
志民(6人)2ポイント (1ポスト獲得)
共産(3人)0ポイント
政党別に見てみます。
自民 (7人) 36ポイント(7ポスト獲得)
公明 (4人) 10ポイント(3ポスト獲得)
無所属(10人)8ポイント(3ポスト獲得)
立憲 (2人) 0ポイント
維新 (1人) 0ポイント
共産 (3人) 0ポイント
1人あたり獲得ポイント、まずは会派順です。
誠風 (6人)4.3 ポイント
誠新 (4人)3 ポイント
公明 (4人)2.5 ポイント
緑風 (4人)0.5 ポイント
志民 (6人)0.3 ポイント
共産 (3人)0 ポイント
1人あたり獲得ポイント、次に、政党別です。
自民 (7人) 5.1 ポイント
公明 (4人) 2.5 ポイント
無所属(10人)0.8 ポイント
立憲 (2人) 0 ポイント
維新 (1人) 0 ポイント
共産 (3人) 0 ポイント
これは自民党員か公明党員になるか、自民党系会派に入るしか、ポストにつけません。
皆様、小田原市議会の現状、どうお考えになりますか?ちなみに、作業が大変なので、やれていませんが、神奈川県議会の同じような役員体制や他市町村のものも見てみましたが、ポストはたしかに自民党が多いものの、基本、副議長や副委員長は第二会派が多いですし、少数会派などにもしっかりポストが与えられており、議長と副議長が同じ政党などという議会は探すのも大変だと思います。(私の情報収集不足なだけかもしれませんが。)
私が調べる限り、他自治体は民意が反映された役員人事になっていると感じます。
ざっと、10自治体ほどしか調べていませんが、小田原市議会の現状は異常と言ってよいと私は考えております。(10自治体ほどしか見ていませんので、私の分析に誤りがある場合はご指摘いただければと存じます。)
他自治体の自民党議員も、「小田原市はえげつない人事やるなあ〜」という感想では無いでしょうか?
「公平公正な議会運営」とは一体何をさすのか?連載を続けて行きたいと思います。