本日は10時過ぎから、議案関連質疑に立ちます。

 

専門家のバックアップも受け、しっかり調査して参りました。鋭い質疑をしたいと存じます。

 

6月16日午後14時以降、一般質問登壇。そして、その報告としても

 

7月23日17時半〜、UMECOで大竹弘和教授を招いての市政報告会を行います。


まだ席はございます。お早めにお申し込みください。

YOUTUBEでは今後、凄い新企画を用意しておりますので、楽しみにお待ち下さい。

 

 

 

 

 

ブログでは、小田原市議会の抱える問題点について連載で書いています。

 

 

 


さて、先週のタウン紙で副議長、監査の新任が記載されていました。

本日からブログの表題通り、4回にわたって小田原市議会の実態を書いて行きたいと思っています。今日は第1回目です。

まずは副議長選挙について。

基礎として市議会の会派構成の確認です。

誠風(6人)・・・自民4人、無所属2人
緑風(4人)・・・自民1人、無所属3人
誠新(4人)・・・自民2人、立憲1人、無所属1人
公明(4人)・・・公明4人
志民(6人)・・・無所属4人、維新1人、私(立憲)
共産(3人)・・・共産3人

このうち、現在の自民党市長を市長選挙時に鮮明に支持された方が半数以上を占めるのが上から誠風、緑風、誠新、公明の4会派です。

市長与党と言っても過言ではありませんので、私は今後、「市長与党」と表現します。

ちなみに緑風は誠風の弟会派を自認。誠新は、私を無会派にしてまで作った新会派です。

それでは次に副議長選挙の結果です。

当選者は自民党員(誠新・2期目)で12票
次点は9票。無所属(志民・3期目)
3位は4票。無所属(緑風・3期目)

3位の方は無所属ですが、緑風は特に全員が市町支持を鮮明に表明されたので、つまりは、市長与党の分裂選挙であったと言えます。

候補者を出した誠新(4人)、緑風会(4人)以外の与党2会派の10人がどう動くかが焦点の選挙で、その10人が誠新の候補者を支持したと考えるなら、当選者の票は14となるはずでした。

ところが、結果は白票が2票。

この2票がとても重たい意味を持っていると私は考えます。

前回の白票は1票。今回はそれが2票に増えました。

副議長選挙は毎年行われます。

3年前、誠風の副議長に24票
2年前、誠風の副議長は24票から2票減らしての22票
1年前、緑風の副議長は16票獲得も同日の議長選挙では、1票の白票が出て15票
そして市長与党会派の数が1年前より増え、本来、市長与党会派の候補は18票獲得できるはずだった今回、
市長与党会派候補の獲得票は、12票(4の分裂票と2の白票)。

もちろん推察なので、投票行動に関しては神のみぞ知るということは付言しておきますが、

3年間で24票が半分の12票までになりました。

この結果を受けて、令和4年度小田原市議会新役員体制が発足しました。3役をまとめます。

議長  自民党(誠風)
副議長 自民党(誠新)
監査  公明党(公明)

もう何を意味するのか、ブログの表題に戻る訳です。国会でも県議会でもこんな人事はありません。

ちなみに、議長と副議長は同じ会派から出さないという慣習があります。

その慣習の壁をこえるために、誠新という新会派は結成されたのではないかと推察できます。

私が所属していた会派が消滅させられて私が無会派へとなってしまった原因がよく分かった気がしました。

今回はこれで止めますが、次回、臨時会後に開かれた総務、厚生文教、建設経済、広報広聴の4常任委員会と議会運営委員会で10人の委員長副委員長のポストが決まった話を書きます。

次回臨時会特集3回目でより、表題の意味が皆様に分かって頂けると存じております