静岡県で車が幼稚園児の列に突っ込む事故があった。

引率教師が身をていして園児を守る

7月20日午前8時10分ごろ、静岡県吉田町の交差点で、乗用車が幼稚園児の列に突っ込む事故があった。

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FNN取材班:
交差点を右折した車は、数メートル進んだこの辺りで園児をかばおうとした幼稚園の教師とぶつかったということです

引率していた男性教師は、事故の瞬間、身をていして園児たちを守ろうとしたという。
この事故で、男性教師と園児2人が軽いケガをした。

「結構な速さで近づいてきた」

事故は、どのようにして起きたのだろうか?

当時、男性教師の後ろを園児6人が1列になって歩いていた。その列に向かって、交差点を右折してきた乗用車が突っ込んできたという。

その際、男性教師は身をていして園児を守ろうとして乗用車とぶつかった。

その弾みで、数人の園児が転倒。男性教師のほか、女子園児2人が腕などに軽いケガをした。

その男性教師自身が取材に応じ、当時の状況を明かした。

男性教師:
車が急に右折してきて、結構な速さで子どもたちの方に近づいてきたので、自分の体を(車に)当てるようにしたんですけど、とっさのことだったのでそれぐらいのことしかできなくて

車とぶつかった男性教師の左腕は、赤く腫れ上がり、すりむいた箇所には絆創膏が貼られていた。医師からは、打撲と捻挫と診断されたという。

警察は、車を運転していた40代の男性から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。

(「イット!」7月20日放送より)

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