ドラマ 拾われた男(4)[字] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマ 拾われた男(4)[字]

バイト先の後輩・結(伊藤沙莉)と出かけた日に彼女に惹かれている事に気づく論(仲野太賀)。しかし元ボクサーの結の彼氏(奥野瑛太)が現れ、予想外の修羅場に突入する。

詳細情報
番組内容
上京して3年、俳優仕事のない諭(仲野太賀)は、バイト先で新人の結(伊藤沙莉)の指導役になっていた。不似合いなヒップホップを聞きながら涙するユイを見つけ、気になる諭。ある日一緒に買い物に出かけ、彼女が元ボクサーの彼氏に心身共に縛られていると気づく。その彼女を守りたくて、諭は極度の緊張状態で結に好きだと告げる。しかし、2人の関係に勘づいたユイの彼氏(奥野瑛太)が登場。突如恋の修羅場の展開に。
出演者
【出演】仲野太賀,伊藤沙莉,薬師丸ひろ子,鈴木杏,要潤,安藤玉恵,奥野瑛太,井川遥
原作・脚本
【原作】松尾諭,【脚本】足立紳
音楽
【音楽】岩崎太整

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 彼氏
  2. 比嘉
  3. 井川
  4. 松戸
  5. 大丈夫
  6. 塚本
  7. 誕生日
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  10. 山下
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  13. 多分
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  19. 駄目
  20. 部屋

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(泣き声)

(諭)何であかんのかなあ。

(野本)あの子は あかん。
振られてよかったやん。

何であかんねん!

あの子 AB型やろ?
また それかい。

何回でも言うたんで。

AB同士は 友達としては最高やけど
恋人になると最悪やねん。

私の哲学やねん。
哲学って何やねん。

哲学で 俺の恋愛決めんな!

ツケで!
えっ?

納得いかんやろ? 全然 納得いかんやろ?

何であかんねん AB同士が。

ああ でも 山下さんが
ABって聞くと

やっぱり 合わんのかな
思うたりすんねんけど。

(結)私も ABっすよ。

えっ ホンマ?
ホンマっす。

ハハハハ 死んじまえって感じですか?
うん できれば。

いや うそやけど。
もう 軽くショックやわ。

あかん 何か もう 今日のオーディション
やる気なくしたわ。

すご!
何がすごいねん。

だって あれですよね オーディションって
5, 000人から1人ってやつですよね?

すごいっす。 いやいや 俺が受けるんは
そんなんちゃうけどね。

せいぜい30人に1人ぐらいなんちゃうん。

いいな~
私も オーディション受けたいな。

でも ダンスとか踊れないと
受かんないすよね。 何でダンスやねん。

だって 歌って踊りますよね?
めったにないわ そんなん。

自己紹介して
その自己紹介が難関なんやけど

その 名前のあとに
必ず何か ひと言 言わなあかんねん。

何か簡単そうですけど…。
言うたな。

言うたな! よっしゃ!
ほんなら ちょっとやってもらおか!

比嘉 結です 沖縄県出身です。

はい じゃあ 何かひと言。

あ~…。

あっ 東京出てきて
すごい鼻くそ出るようになりました。

(笑い声)

えっ 比嘉さんは
何で東京に来たんですか?

これ 結構 秘密なんで
人に言わないでくださいよ。

いや 言わへん 言わへん。

彼氏から逃げて…。
えっ?

東京の友達のとこ来たんですけど
彼氏 追っかけてきちゃって…。

えっ!? で 何となく より戻して
今 一緒に住んでます。

あいっ!

彼氏おんの。
はい。

大丈夫ですか? 受かりますか?
不合格や。 ああ…。

でも やっぱ すごいっすね 松戸さん。
こんな むずいことして。

別に すごないよ。
すごいっすよ。 すごないよ! はあ…。

<すごくない証拠に…>

(日立)そうですか… 承知しました
はい ありがとうございました。

あの また 何かご縁あれば
よろしくお願いします! 失礼しま~す。

また ご縁ありませんでした…。

って 前借りばっかりしてんじゃないよ!
ろくにオーディションも通らないくせに!

すんません…。
(日立)もう!

5万円 確かに。

厚かましさだけは 一流なんだから。

(吉ミラ)あの 代官山店も 中目黒店も

どこも 海外ドラマと
韓流推しじゃないですか?

だから せめて うちくらいは

ガラパゴス上等で荒井さんを。
ひいては…。

<東京に出てきて3年。

俳優としての仕事は全くなかった>

(マリ)<これは 運と縁に導かれていく
ある俳優の人生の物語。

すっごい実話! を
もとにしたドラマですが

登場する人物名 団体名については
おおむね架空です>

(塚本)おっ びっくりした。 帰ってたの。

頑張ってますねえ
どんなん書いてるんですか? 今。

今? 何か
初めて 恋愛もんに挑戦っていうかさ。

ほら 出会っちゃったから 井川 遥さんと。
だったら もう 書かないとね。

ちょっと俺っぽくないんだけど

「プリティ・ウーマン」
みたいなやつなんだけど

どうしても カラックス
入ってきちゃうんだよね。

どんな「プリティ・ウーマン」すか それ。

自分でも怖いんだけどさ…。

あっ でも 書き上げたら 今回は
このコンクール 出してみようと思って。

締め切り もうすぐやないですか。
しかも 俺の誕生日。

え! そうなの!?

そしたら その日さ
ダブルでお祝いしようよ。

何かうまいもんでも食ってさ。

とれたらいいですね 賞も映画も。

そしたら 塚本さん 監督じゃないですか。
塚本監督じゃないですか!

何聴いてんの?

あっ ごめんなさい! すいません。
何か 今 目に ゴミ入っちゃって。

何すか?
あっ いや 何聴いてんのかなって。

ああ! これっす。

♬~

おっ ヒップホップ好きなん?

ああ いや 彼氏が
ボクシングの練習してる時に…。

えっ 彼氏 ボクサーなん?
いや 今は もう やってないっすけど。

へえ… ボクサーなんや。

あっ あれやで。

俺も こう見えて DJやっててんで
大阪おった頃。

え~! すご!
やっぱ すごいっすね 松戸さん。

何でもやってるんすか?
いや 何でもやないよ。

いいな~ 私も やってみたいな~ DJ。
出た~!

すぐ 何でもやってみたい言うよな
比嘉ちゃんな。

(笑い声)

だって せっかく東京来たんで
何かしたいじゃないですか。

いや っていうか松戸さんだって
俳優やってるじゃないすか。

いやいや それがやりたくて
東京 出てきてるからね。

バカですか? 私。

いや バカとかは言わんけど…。

結構 高いで。

ターンテーブルとミキサーで
何だかんだ 10万いくで。

10万…。
うん。

元手かかんねん DJは。

私… お金… 少しためてるし。

ほんなら…
見に行くだけでも 行ってみる?

見てから考えたらええし。
はい!

おっ 行こうか! はい!
なっ。

え~っと 俺は 次の休みは 7日やけど。

ああ 7日… 誕生日やわ。
え?

この日 誕生日! この日 誕生日!

いいんですか? 誕生日に。

あっ ちょっと待って。

もしも~し どないしました?

誕生日? 覚えとってくれたんですか!?

(井川)
フフフ 何か ごちそうしたいな~って。

久しぶりに会いたいし。 え?

たった今 予定入っちゃったんですよね。
はい… はい。

あっ 夜なら 空いてますよ はいはい。

はい お願いします。
はい 失礼します~。

いるじゃないですか 祝ってくれる人。
いやいや ちゃうちゃう。

今のは ハルコさん。
え 誰すか? 井川 遥。

井川 遥… って あの井川 遥っすか?
多分 その井川 遥。

え~! すご!
やっぱ 松戸さん すごいっすね!

いやいや 東京やから。
東京やから?

当たり前よ ハルカ・イガワ。

(ため息)

<そして 誕生日の長い一日が始まった>

ええよ ええよ 急がんでも。
また転んで けがするで。

一日に2回も転んだら アホやで。

ちょちょ ちょちょちょ… ここ ここ!
ここ! ここ!

急がんでもええ言うたやん。

ごめんなさい。

ちょっと来る時 アパートの階段で…。

えっ 大丈夫?
ボクサーみたいになっとるやん。

あっ ごめん。 痛い?

ハハハハハ…。

行こか。

やっぱ 高いっすね。

やめとく?
無理して買わんでええと思うで。

よう考えてからで。

これ使うてみてもいいですか?
はい どうぞ。

♬~

ああ ハハハ。

♬~

(笑い声)

♬~

やっぱり… 買う。
おお!

あっ もう そこのアパートなんで
ここで大丈夫です。

あそこ?
はい。

すいませんでした。
おお ええて ええて。

部屋まで 運ぶで。

でも…。

彼氏?

あっ すいませんでした。
重いで。

すいません。
じゃあ 上まで。

どうぞ。
お邪魔します。

何か… 彼氏と住んでる部屋に見えへんな。

完全に女の子の部屋いうか…。

あっ 彼氏が 私の部屋に
転がり込んできたんで…。

あっ どこ置きます?
そろそろバイトから帰ってきちゃうんで。

ああ そうか。 え~と… え~…。

[ 回想 ] 彼氏がボクシングの
練習してる時に よく流してて。

えっ 彼氏 ボクサーなん?

どうしようかな… まあ この辺かな。

この小物ちゃんとか どけられる?
はい 大丈夫です。

よしよし よしよし…。

彼氏 かっこええな。
あっ さあせん。

えっ! 何 この穴…。

あ… ああ 私 頭ぶつけちゃって…。

痛かった~。

どうしたんですか?
いや…。

よし オッケー。

これで大丈夫やと思うけど
何かかけてみよか。

はよせな 彼氏帰ってきてまうし。
はい。

じゃあ これ 彼氏の。

彼氏…。

♬~

比嘉ちゃん。
はい。

あっ そろそろ行かないとですよね
井川… ハルコさんとこ。

飯でも… 食いに行けへん?
え?

はい お待たせ。
ありがとうございます~。

わ~ うまそう うまそやな~。

<思わず比嘉ちゃんを誘っていた>

取り分けるわ。
あっ ありがとうございます。

すいません
あの 誕生日祝うとか言っておいて

お金ないんすけど。
ええて 全然。

このあと ハルコさんに
めっちゃ高いもん おごってもらうし。

あっ さあせん 貧乏で…。
いや別に そういう意味ちゃうよ。

でも マジで貧乏なんすよ 私。

だから ちょっと 今になって
怖くなってきたっす。

あんな高い買い物 いいのかなって。

今まで 人生で一番高い買い物って
多分 携帯だと思うんすよ。

それも やばいっすよね。
どんだけ貧乏なんだって ハハ。

頂きます。

松戸さん? え?
電話…。 あ…。

え 大丈夫ですか? 井川 遥さん?
ああ 大丈夫 大丈夫 兄貴や。

ああ…。

ちょっとトイレ。
はい。

(笑い声)

ああ…。

比嘉ちゃん。
はい。

ごめん トイレ。
あっ はい。

何やねん これ。 何してんねん 俺!

はい もしもし。
どうしたの?

もう おすし 干からびちゃうよ?

ホンマすんません!
大事な… 人生の大事な局面なんです。

多分…。
多分って何? オーディション?

オーディションより
大事なことかもしれないです。

もうちょっと! もうちょっと!
はい すんません!

ごめんね。

私 下痢止め持ってるっすけど。
え?

私も おなか すぐ壊すんで。

あ… ありがとう。

はい 年の数だけ。
お誕生日おめでとうございます!

ありがとう。

多ない?
多ないですよ ハハハ。

あっ 駄目ですよ お酒とチャンポンは。

あっ そう。
はい。

フフフフ…。

効くなあ! ハハハハハ!

うわ やっぱ すごいっすね 松戸さん。

下痢止め 生でストレートなんて
もう尊敬しかないっす。

やっぱ 私も ちゃんと頑張んないとな…。
え…。

あれ? また おなか
痛くなってきちゃいました?

比嘉ちゃん…。
はい。

好き。
はい?

す… す… 好き。

ひ… 比嘉ちゃんのこと… 好き… かも。
かも…。

いや…。

好き。

あっ ごめん…
ごめん ごめん ごめん ごめん ごめん!

困るよね 彼氏さんおるのに。

違う… 違う… 違うっす。

うう… うう…。

えっ 何で泣いてんですか?

(笑い声)

じゃあ。
ごめんな 急にあんなこと言うて。

あっ 雪。

初めて見た。

♬~

ハハハ やば…。

何か また泣きそうなんで 行くっす。
じゃ。

もしもし! はい はい… すいません!

「あなたが何をしてたっていいの」
「愛してる!」

「俺は負け犬だよ」
「ハッピーエンドに」…。

(ノック)
≪夜分にすみません 井川です。

(ノック)
え…。

ちょっとカバン…。

どうしちゃったんですかね 松戸君。

さあ 会った時から
ほとんどこんな感じだったんで。 え~。

オーディションよりも大事なことがある
って言ってたんですけどね。

え~ 何だろ… 今日は 彼の誕生日と…。

(井川)…と?
(塚本)あっ いや…。

じゃあ また。

あの…。

もし 僕が 映画を撮れることがあったら

本当に… 出てもらえるんでしょうか?

もちろん。

あっ 今日までだよ。
え?

ケーキ食べちゃってね。
ああ…。

じゃあ また。

やめる!?
うん もう だいぶ長いからね。

8年になるかな あそこのバイト。

あっ じゃあ とうとう
自主映画 撮るんすか?

いやいや 自主映画 撮るなら
バイトしながらでもできるから。

ほんなら 何でやめるんですか?

実家 継ごうと思ってね。
お寺なんだよ うち。

はあ? 映画は? 映画どないするんすか。
諦めることにした。

ほら うち きょうだい いないからさ
誰かが継がないとね。

いや でも そんなん
言うてなかったやないですか。

書けなかったんだ また。

書けなかった。

井川 遥をもってしてでも
書けないんだって…

さすがに 自分で自分にがっかりしたな…。

いやいや いやいや いやいや
がっかりせんといてくださいよ。

書きましょ
なんぼでもアイデア出しますよ!

アイデア以前に
書きたいもんがないんだよ 俺。

井川 遥の完璧な魅力をもってしても
あと一歩及ばず!

一人で どないすればええんですか 俺は。

頑張ってほしいけどね 松戸君には。

<塚本さんと2人だから
この なまぬるい状況でも生きていけた>

<そして…>

(中田)あ~ 比嘉ちゃんですか?
心配ですよね ずっと休んでて。

具合でも悪いんですかね?

<あの誕生日の夜から
1週間がたっていた>

松戸さん?

来てもうた。

(山下)来てもうたじゃないよ!

全く油断も隙もない。

(吉ミラ)ストーカーは 駄目だぞ!

さあせんっす 心配かけて…。
いやいやいや。

具合は もういいの?
はい もう大丈夫っす。

じゃあ 君は さっさと帰りなさい。

ちょっと待ってくださいよ!
いや 積もる話もあるし…。

1週間じゃ積もらないぞ。

塚本さん… バイトやめちゃうんよ。

あっ 聞いたっす 山下さんから。

でも かっこいいと思ったっす 話聞いて。
え。

夢を諦めても それは 塚本さんなりに
ちゃんとしようとしたんじゃないかって。

分かんないっすけど…。

私も… ちゃんとしようと思うっす。
(戸が開く音)

いらっしゃいませ。

ヒロシ君…。
え 誰?

彼氏…。

(ひさ子)顔 貸しなよ。
ぼ… 僕?

彼氏は分かったんだが…
あとの2人は 何なの?

見たことないっすけど
多分 彼氏のバイト先の人だと思うっす。

飲み屋の… さあせん。

何か寒い。

あのさ

私も 人の色恋沙汰に
首 突っ込みたくないんだけど

メールでする話じゃないだろ。

あんたも
自分がやってること分かってんの?

な… 何ですか?
(ヒロシ)何ですかじゃねえだろうよ!

分かってんだよ
結がお前と浮気してんのは!

えっ 浮気? 浮気?
何か 何か 聞いてた話と違う。

(山下)吉ミラちゃん シャラップ。

確かに うちの松戸は
バカみたいに ほれっぽいですが

比嘉ちゃんと変なことにならないように
監視はしてるつもりなんですけど。

だったら 監視が足りねえんだろ。

お言葉ですが 監視してもらった方が
いいのは そちらでは?

随分 ひどいことしてるみたいじゃ
ないですか 比嘉ちゃんに。

は? 何だそりゃ。 ひどいことしてんのは
そっちだろうがよ!

殺すぞ こら! 殺すぞ こら!

あっ あっ あっ あっ あっ!
何だ お前は 何だ?

ヒロシ!
ボクサーが手ぇ出したら終わりだよ!

私も 色恋の修羅場は
さんざん くぐってきたけどさ

筋ってもんが あんでしょ。
何ですか 筋って。

1ミリも 手は出してませんよ。

まだ何も始まってないんですから!

おま…
お前 始める気 満々じゃねえかよ!

手… 手… 手… 手… 手… 手…
手ぇ出すんですか!?

駆け込みますよ! 交番に!
お前が たぶらかしたんだろうが!

やめてっす!

やめてっす。

この人たち 関係ないっす。
いや 関係あんだろうが

少なくとも こいつは。

ないっす…。

ない!

あの 皆さんは もう帰ってください。

ちゃんと筋通すんで。

それは…。

できないな。
できないな。

か… 関係あるし!

寒い…。

じゃあ 私の 私の部屋で
待っててください。

あんたも行ってな 風邪ひくから。
ひさ子さんは?

こういうのは 立会人が必要なんだよ。

ちゃんと… ちゃんと したいんす。

行こう。
でも…。

ここは 行こう。

さすがに 2人がかりで
リンチとかしないだろうし

比嘉ちゃんを信じよう。

まあ でも あのおねえさん
昔の宮下順子っぽいから

何か信用できる気が。

言っとくけど ひさ子ねえさん
キレると止まんねえがら。 おい。

寒い…。

しかし 松戸氏。
はい。

やっぱ ほれてたんだな。

すいません でも…。

いろいろ大変だぞ あの子。

私が バイトの面接をしたんだけど
実家に仕送りとかもしてるみたいだし。

やっぱ 私
お母さんに似ちゃったみたいで

那覇の飲み屋で知り合った彼氏に
貢いじゃったんす。

えっ 何それ 似てる。

私と似てる…。

寒い。

比嘉ちゃんな うちらのこと
店のみんなのこと

すんごい尊敬してんだわ。

みんな何かに向かって頑張ってるって。

特に 松戸氏。
あんたのこと ものすんごい尊敬してる。

松戸さんは すごいって
口開けば言ってる。

それ 全然 間違ってるのにな。

って 私も 人のこと言えんけど…。

私も言えんけど…
松戸さんに関しては ちょっと過大評価。

だから
いつも上から目線で申し訳ないが

ちゃんと覚悟はあるのかと問いたい。

一生懸命なんだ 彼女は。

もう… 嫌っす。

ちゃんとしたいっす。

嫌なことは嫌って… 言いたいっす。

っていうか
こんなしゃべり方も嫌っす… 嫌。

自分ごまかして ヘラヘラして…。

私 こんなしゃべり方じゃなかった。

何だよ それ。
何 訳分かんねえこと言ってんだよ。

お前 何様なんだよ おい!
ヒロシ!

ヒロシ君。

ちゃんと別れたい。

(山下)一生懸命の子とつきあうのは
一生懸命な覚悟がいるだろ。

思いっきり男女差別して申し訳ないが

男ってのは 一生懸命な女の足を
引っ張る傾向があるだろ。

引っ張られたんだよ 私は。

え… 山下さん
何に一生懸命だったんですか?

プロレ… それはいいや。

だから 大丈夫なのか? 松戸氏は。

一生懸命を受けきれるのか!

寒い…。

え…。

やんば… 感動。

ああ ええ 駄目 駄目。
駄目よ こんなのに感動したら。

俺… 今まで生きてきて

一生懸命になったこと 多分ないです。

山下さん言うように
足引っ張る人間なんかもしれないです。

現に今 田舎帰る塚本さんの足
引っ張りたくてたまりません。

一人になるんが怖いんです。

そういう ずるい人間で。

でも…。

でも 彼女と… 比嘉ちゃんとおったら

ちゃんとせなあかん思えるいうか

何か 彼女とおると
それこそ上から目線ですけど…。

この人を守りたい思えるいうか…。

でも… 守りたいのに

何や めっちゃ守られてる
いう感じもあって

たまらんのです。

一緒におりたいんです
一緒におりたいんです。

(山下)本気っぽいな。

私も…。

比嘉ちゃん!? 無事やったん?

(吉ミラ)えっ いつ戻ってきた?

一緒におりたいんですってとこから…。
ああ え…。

最後?

あの 私に ちゃんと…

ちゃんと 私に もう一度言ってください
今の言葉…。

一緒に おりたいんです。

♬~

私も… 一緒にいたい。

松戸さんと 一緒にいたい。

一緒にいたい。

ありがとう… ありがとう。

俺… 俺 一生懸命 頑張るから
よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

泣いちゃった。

「時代屋の女房」以来かもしれん。

私は 大仁田 厚以来だな。

寒い…。

何人見たかな
夢破れて去っていく バイト君を。

荒井晴彦さんに 弟子入りすれば
いいんじゃないんですか?

(塚本)それは 怖いわ。
ハハハハ。

老兵は死なず 去りゆくのみだ。

(塚本)これ返却でお願いします。
いらっしゃいませ。

いらっしゃいませ。

3泊延滞で 600円になります。

それ 結局見れなかったんだよね。

ありがとうございました!
ああ… ありがとうございました。

(一同)ありがとうございました!

ありがとうございました。

(中田)ホンマもんの塚本監督ですよ!

<塚本さんは 東京を去った>

ホンマ おもんないわ。

ほいほいほい 急ぐで~。
はい。

♬~

<比嘉ちゃんは きれい好きで
たまりにたまったホコリや

いろんなところに こびりついた汚れを
落としてくれた。

怠惰で甘ったれた空気を
根こそぎ落としてくれているようだった>

ぼやっとしてないで 手伝って。

汚いところに 運は来ないよ!

そのしゃべり方の方がええやん。

<2人で幸福になりたいと思った>

ああ はい! ありがとうございます!
謹んでお受けいたします! はい!

今後も役名に恥じぬよう
一意専心の気持ちで…。

はい ありがとうございます
はい 失礼します~。

やっと ご縁がありました!

分かりますよ!
今の電話聞いとったら!

やっぱ お前 何か腹立つな。

(相楽)でも 役名ついたの初めてよね?
初めてです。

よかった。
よかった!
あ~ よかった!

「これは明らかにストーカーですね!」。
「ゆ… 許せん!」。

来た来た 来た来た来た!
え!?

はよ来て!
あっ すごい。

「それは いささか危険では」。

「何言ってるんですか!
ダイヤさんが困ってるんですよ!

お前ら 仲間じゃないんですか!?」。
「落ち着け! ガイナ氏」。

<ついに人気ドラマのレギュラーを
つかんだ! と思ったやさき

突然 父親が 桂 三枝のものまねで
立ちはだかった!>