ビジネス

「日テレに“天下り”」 元内調トップで安倍氏側近、北村滋・元内閣情報官の転身で波紋

北村滋氏は内閣情報調査室情報官ののち、2021年まで国家安全保障局長を務めた(写真/AFP=時事)

北村滋氏は内閣情報調査室情報官ののち、2021年まで国家安全保障局長を務めた(写真/AFP=時事)

 しかし、同じ大物官僚の天下りを受け入れるにしても、国の財政を所管してきた財務官僚と警察官僚とでは意味が違う。ましてや「政府の情報機関」の“伝説のトップ”が大メディアの監査役に就任することは日本テレビの報道にどんな影響を与えるのか。

 メディア界には、「日テレの御用メディア化が一段と進むのではないか」(ベテラン政治記者)と衝撃を与え、岸田文雄・首相サイドは「安倍元総理へのメディアへの影響力が強まるのではないか」と警戒している。

 日テレに取材すると、「個別の人事につきましてはお答えしておりません」(広報部)とのことだった。

関連キーワード

関連記事

今、あなたにオススメ

トピックス

山上徹也容疑者のTwitter投稿から何が読み取れるのか(写真/共同通信社)
山上徹也容疑者のTwitterが閉鎖 明かしていた『ジョーカー』への感情移入「真摯な絶望を汚すやつは許さない」
NEWSポストセブン
岸田派ホープの吉川赳・衆議院議員が18歳の女子大生に小遣いを渡し“パパ活”を…
18歳女子大生に4万円は「渡したこともありません」と文書回答していた吉川赳議員 いまさら「補填だった」の言い訳
NEWSポストセブン
試合途中で帰路につくファンが目立ってきた(時事通信フォト)
最下位転落危機の巨人 原辰徳監督の「3年契約延長」に疑問の声が
NEWSポストセブン
木下優樹菜
木下優樹菜、ロンブー淳に怒り爆発 早速、騒動をネタに “転んでもただでは起きない”と評価する声上がる
NEWSポストセブン
和田アキ子と上沼恵美子、街ブラで事実上の初共演 その裏に“したたかな計算”
和田アキ子と上沼恵美子、街ブラで事実上の初共演 その裏に“したたかな計算”
女性セブン
使用する単語帳について語る小倉優子(ゆうこりんチャンネルより)
小倉優子の早大受験企画 模試で英語20点・E判定「志望校変えてみては」塾講師らの見解
NEWSポストセブン
生成りの色ならば明るく見えるという
死産の赤ちゃんが着るエンジェルドレス「たった1度だけ着る服だからこそより丁寧に」
女性セブン
これまではデサントのジャケットで登校していた悠仁さま
悠仁さま、物議を醸す「NIKEジャケット登校」から見える秋篠宮家の考え
週刊ポスト
国会議員としての資質が問われる(吉川赳議員と女子大生)
「ホテルで1時間半」18歳女子大生と飲酒の吉川赳議員 5200文字反論でも触れなかった「チェックイン」と「胸を見せて」
NEWSポストセブン
雛ポーズも
ラジオ界最高の「美貌」と「スタイル」柴田幸子アナウンサー44才で世間に見つかる
NEWSポストセブン
小室圭さん「また不合格」は想定内か 眞子さん“国宝ビジネス”始動なら米滞在に大義名分
小室圭さん「また不合格」は想定内か 眞子さん“国宝ビジネス”始動なら米滞在に大義名分
女性セブン
安倍氏銃撃に関し小林よしのり氏が見解を述べる
【安倍氏銃撃】小林よしのり氏が指摘する「マスク社会が犯人を助けてしまった側面」
週刊ポスト