「私たちを苦しめてしまう
イライラ、くよくよ、メソメソ…
怒り、不安、悲しみの感情のもとになるもの
に対して、こんなふうに捉えたら良いかも…」
なんていう、ヒントを
ブログに書いたりしてる私ですが、
偉そうなこと書いてても
昨日の晩はなかなか眠れなくて、
精神科医で、ベストセラー作家の樺沢紫苑先生の新刊、この本
を夜中の2時くらいに読みました。
この本のp274 に載ってた、
「賢者のワーク」というのを、
ザクッとやってみたところ、
即効性があり、
すぐに眠たくなり、眠れるようになりましたので、
みなさんにもご紹介します。
以下緑色の文字は、上のストレスフリー超大全からの引用になります、
賢者のワークやり方
頭の中から全て出て行って消えてなくなるイメージで、嫌なことをノートに吐きだしつくします。
そして、10〜30分ほど時間を置いてから、ノートを開きます。
そこに書かれたものを、自分が書いたものではなく、「第三者である他人が書いたもの」と思って読み返します。
そして、その第三者に向けて、
「専門家(カウンセラーや医師など)」になったつもりで、客観的なアドバイスを書いてみるのです。
「それって、それほど落ち込むことじゃないよね」
「そんなこと忘れて、次に進んだらいいのに」
「この先、きっといいことがあるから」
とアドバイスの方を思いつく限りたくさん書くと良いでしょう。
この「賢者のワーク」をやってみると、心が浄化されるように、ものすごくスッキリします。2度目にノートを開いたときに、「人ごと」のように客観的に思えてしまうので不思議です。これがアウトプットによる「客観視の効果」なのです。(p274〜p275より)

賢者のワークが、効果的な理由
激しく感情がわき上がると、人は物事を客観的に見られなくなり、「事実」と「感情」が一体となり客観性を失い、さらに感情的になって、泥沼にハマっていくものですが、
この「賢者のワーク」であれば、
客観視のプロセスが入っているので、
「感情で歪んだ解釈」が「冷静な解釈」に書き換えられるので安心できます。(p275)
「事実」と「感情」を切り離すことに役立つからこそ、「嫌なことを忘れる方法」になるのですね。
私と賢者のワーク
昨日、私が、なかなか眠れなかったときに
ノートに書き出すことはしなかったのですが、
自分の心の中でチクチクしていることをピックアップしていき、それに対して第三者的な解釈を加えていくと言うことをしていきました。
すると不思議なくらい、すっきりして
その後すっと眠れることができたのでした。
そして、ふっと思い出したんですけれど、
私ね、2015年の12月に、このワークのこと、
教えていただいてたのに、今まで1回もやってなくて…もったいないことをしたなと思いました。
東京で二日間連続の川畑のぶこ先生のサイモントン療法セミナーを受けたとき、このブログ
や、このブログ
に書いたこと以外に、この賢者のワークについても
教えていただいていたことを思い出したのでした。
川畑のぶこ先生が、
さまざまなアクシデントの中で、人生最大の心の危機に陥った時に乗り越えることができたのは
このワークのおかげ
と、実例を挙げて詳しく教えてくださっていたのでした。
先生の場合は、このノートに書いてから、
10分とか20分ではなく、第三者的なアドバイスが書けるようになるまでに、何日間か何週間か忘れましたが、かなりの時間がかかったものもあったそうなんですが、
かなり時間がかかったとしても、
自分がその問題に対して客観的な視点を持つことができたときに、
いつの間にか心の傷が癒されていたことが、
このワークを通じて実際に体験できたとのことでした。
ご紹介しました「賢者のワーク」筆記用具とノートさえあれば、無料でできます。オススメです
人間生きてたら、
誰にだって、イライラ、モヤモヤ、くよくよ、メソメソしたくなるときがあります。
そんなとき、もしよかったら、一度やってみてくださいね。
今辛い方も、
どうか災い転じて福になりますように…
重症筋無力症と言う難病闘病体験を経て、
たくさんの本や人から教えていただいた
誰でもどこでもいつでも
お金をかけずにできるヘルスケア、
心のあり方を整えて元気に幸せに生きる
ヒントをお伝えしたい。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
南野原つつじがお届けしました(自己紹介)