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きっかけ

2022.07.18 20:00

COPIED

こんばんは!
今日は皆さんにお話ししたいことがあり、ブログを書きました。
最後まで読んで頂けると嬉しいです。


30thシングルの活動をもって、
乃木坂46から卒業することを決めました。


『意志のある選択をしたい』と思ったからです。


突然自分の決意を伝えるかたちになってしまい、申し訳ありません。


色々なインタビューで、卒業はまだ…というような発言をしていましたが、その時は、本当に自分の卒業時期について考えていませんでした。

写真集発売が決まった時も、
卒業のことは考えていなかったし、
卒業によっての写真集ではなかったからこそ、皆さんに純粋に喜んでいただきたいと思っていました。

11年目の今がとても充実していて、自分の卒業の仕方を明確には考えていませんでした。
大好きなこのグループにずっと居られたら幸せなんだろうなって。
だから、「まだこのグループで叶えたい夢や、成し遂げたいことがある!」と乃木坂46としてを前提に言い聞かせている自分がいました。


人生の半分以上が乃木坂生活になる、
26歳頃に卒業かな、なんて漠然と描いていたけれど、それだと私が走り続けてきた今までの道には最後に何が残るのだろう。
人生の半分以上ということだけがゴールとなって、その達成感から私の歩みは止まってしまうのではないか。
ふと、そう考える時間が増えていったのです。


同じところに居続ける安心感も大切ですが、
それと同時に、違う世界へ飛び立つ勇気も大切にしたい。
“乃木坂46の中で”私は何をしていきたいか。
11年間ずっと自分に問いかけてきましたが、
“これからの長い人生の中で”私は何をしていきたいのか。するべきなのか。と考えるようになりました。

そんな中で、自然と未来の自分を
前向きに考えることができるようになり、
今が卒業のタイミングなのではと
すっと心に降りてくる感覚がありました。


''決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる''


上手く言葉に表せないのですが、
本当にこの歌詞のように、
心が突き動かされたのです。


何となく設定したゴールで終わりにするより、まだ走り続けていきたいというエネルギーがある今、踏み出すのが大事なのではないか。
漠然と決めたゴールではなく、
次に進むための選択として、グループからの卒業を決心するべきだと思いました。


意志のある選択によって、
これからの人生を作っていきたいなって。

思ったそのまま、生きよう!
そう強く感じたのです。



11年という長い間の中で、
私を見つけて応援してくださった皆さん、
関わってくださった全ての皆さんに感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
皆さんが居てくれたから、私は乃木坂46のメンバーとして生きることができました。


一つの活動に区切りをつける時はどんな感じなのかなぁって想像していましたが…
最後まで、決心がついたからにはすぐ行動!
スタッフさんに卒業に対しての強い思いをお伝えし、それを受け入れてもらえたことに、晴れやかな気持ちでした。


走りたい時に自分で踏み出せる、
恵まれた環境に身を置けていることも
改めて実感しました。




卒業するときは、応援してくださっている皆さんと直接会ってお話ししたい…そう思っていたので、今は皆さんに会えるその日が来るのを、切に願っているばかりです。
卒業してからも、皆さんとお話しできる機会が作れるように、まだまだ頑張ります。



そしてそして…
大好きなまあやと、同じ時期に乃木坂46の生活にピリオドを打つことになりました。
2011年に出会い、走り出した私たちは、
2022年共に1つのゴールへ辿り着きます。
辛い時も嬉しい時も、常にまあやが隣にいました。
まあやの明るさ、優しさに何度心が救われたことか…。
まあやが居なかったらここまで強くなれなかったです。


かけがえのないメンバーのみんな、
支えてくださるスタッフの皆さん、
そして応援してくださる皆さんに出会えた
乃木坂46という場所が、私は本当に大好きです!


メンバーとしての生活は残りわずかですが、
今までの私を支えて下さった皆さんには、
これからも元気や希望が持てるきっかけをお届けできるよう、精進していきたいと思っています。
見守っていただけたら、幸いです。



まずは、乃木坂46として最後の日まで
一瞬一瞬を大切に!!

最後の夏のツアーライブ。

応援してくださっている皆さん、
メンバーのみんな、
スタッフの皆さんへの感謝の気持ちを胸に、
走り抜けます。



そして最後のシングル。
いつもと同じように、どんな場所でも、
心を込めてパフォーマンスします。






どうか宜しくお願い致します。



樋口日奈

2022.07

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