緊急情報
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「生きた植物の博物館」
〈視覚障害者の方のため、読み上げ用テキストを抽出し再掲しています。〉
萎れても枯れても なほ
このコロナ禍のなかで、さまざまな儀式や行事が中止され、贈り物や飾り物の主役になるはずだった生花が売れず、生産農家やフラワーショップなど花のサプライチェーンが窮状に陥っていると聞きます。
通常農家が出荷する段階では、どうしても規格外が2割ほど発生し、出荷できずに畑に還されています。また、フラワーショップでは仕入れの3~5割が売れ残り破棄されています。大まかにいえば、生産される花の半分程度(筆者の推計)が「フラワーロス」となっているのです。
あだ花にしません
しかしながら、植物園の花壇では規格外であっても植え方・見せ方で工夫し、どの個体もめったに無駄にすることはありません。また、葉が元気でも花期の終わったものは、次の花苗に植え替えるため引き抜きますが、焼却ごみとせずに次の命を育むため、堆肥として仕立てています。
こうして、植物園の花壇の花は循環し、「いちばん美しい時の花をお見せする」という植物園のミッションため、次のいのちにつなげます。
開園しています。
【開園時間】午前9時から午後5時(入園は午後4時まで)
【観覧温室開室時間】午前10時から午後4時(入室は午後3時30分まで)
【休園日】12月28日から1月4日まで
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために
ご理解とご協力をお願いします。
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