中国人「謎の風習」に日本の団地が大混乱…!住んでみたらこんなにヒドかった

これはもう日本じゃないのでは…
週刊現代 プロフィール

夏の暑い夜、突然広場に集まって…

同じく埼玉県のさいたま市にある別の団地では、中国人独特の「風習」に日本人住民たちが悩まされていた。

最寄り駅から20分と、かなり不便な場所に位置し、団地自体は5階建てが20棟少々と地味な印象だ。

しかしベランダをよく見ると、巨大なパラボラアンテナが目立つ。衛星放送で中国の番組を受信するための、中国人世帯では必須のアイテムだ。団地内で遭遇したのは、住民だという40代の中国人女性だ。

 

「夫は残留孤児の子供で、夫婦で20年くらい住んでる。2人とも四川省出身だけど、ここは東北三省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)の田舎から出てきた人が多いね。

彼らは農業が好きだから、勝手に敷地でトウモロコシやインゲンとかの野菜を作って問題になったこともあった。『日本の水だと甘くなっちゃう』って嘆いてたよ(笑)」

彼女によれば、この団地では内陸系の農村出身者など、いわゆるブルーカラーに属する人が多いという。そのためか、中国都市部で廃れてしまった風習が、この団地で脈々と行われている。

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「こういう夏の暑い日は、団地の広場に集まって、夜通し飲んで、大騒ぎするのが決まりね。でも日本人、外に出ない。眠れないって注意してきてうるさいよ」(同)

もちろん彼女に悪意はない。これは中国の伝統的な夏の風物詩なのだ。前出の姫田氏が語る。

「夏場、外に出て一晩中ダラダラする『納涼』です。都市部ではエアコンの普及と共に戸外での納涼人口は減りましたが、今でも内陸部や東北三省などの出身者には根強く残っているようです」

夜、広場の一角で酒盛りをする4~5人の中国人グループを発見した。これも立派な納涼なのかもしれないが、大声で話すせいか、遠目からはまるで喧嘩をしているようにすら見える。これでは日本人住民たちも気が気ではないだろう。

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