長野市松代地区で断水 3千世帯に影響 送水ポンプに不具合(17日)

 長野市松代地区の一部で17日正午ごろ断水が発生した。市によると、浄水場から配水池に水を送るポンプが故障し、水位が低下したのが原因。約3千世帯に影響し、市は寺尾小学校、松代中学校などに給水車4台を派遣した。

 断水したのは大室、寺尾、東寺尾、柴、加賀井、中町、下田町、荒神町の8エリア。水が各家庭に供給されて配水池の水位が基準を下回ると、浄水場設備に情報が伝わり、自動で水が送られる仕組みだが、何らかの原因で送られなかった。市は手動に切り替えて対応。午後5時半時点で水位は通常に戻った。

 ポンプが復旧するまで配水池への供給は市職員が手動で対応する。市総務課は「連休明け以降、どこにどんな不具合が出たかをメーカーと早急に検証したい」としている。