採石業務管理者は、岩石の採取を行う採石業において、危険を伴う作業から従業員を守るため、事務所に必ず配置しなければならない安全管理のプロです。
採石業には必須の人材であり、建設・土木といった業界で活躍が期待されます。
このコラムでは、令和3年度(2021年)の採石業務管理者試験日、試験の申し込みスケジュール、申し込み方法などについて解説します。
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目次
令和3年度(2021年)採石業務管理者の試験日
令和3年度(2021年)採石業務管理者の試験日は2021年10月8日でした。
採石業務管理者試験は例年、10月の第2金曜日に実施されます。
都道府県ごとに実施されるので、実施会場や試験時間などの詳細は各都道府県の公報で確認が必要です。
受験・応募資格について、性別・年齢・学歴・実務経験の有無などの制限はありません。
採石業務管理者試験の申し込みスケジュール
採石業務管理者試験の申し込みスケジュールを紹介します。
なお、受験願書の配布方法や申し込みに関するスケジュール等は各都道府県で多少異なります。
詳細は各都道府県のHPでも確認するようにしてください。
試験の公示:8月
基本的にどの都道府県でも8月頃、実施する都道府県の公報に試験日や受験科目、必要書類、受付期間、手数料などの受験要項が掲載されます。
受験願書の配布:9月
基本的に、どの都道府県でも9月頃に窓口で受験願書の配布があります。
東京都を例にしますと、令和3年は9月1日から同年9月29日まで、都庁第一本庁舎、青梅合同庁舎、各支庁舎の窓口で、土日を除いて配布されるスケジュールでした。
窓口まで行かなくても、郵送やHPのダウンロードで受験願書を入手できる都道府県もあります。(東京都もHPからダウンロード可能)
受験願書の申し込み受付期間:9月中旬~下旬
基本的に、どの都道府県でも、この期間が申し込みの受付期間となっています。
窓口提出、または郵送により受験願書を提出をします。
受験票の発送:9月末
基本的に、どの都道府県でも、9月末頃に出願者の住所宛てに受験票が郵送されます。
試験日:10月の第2金曜日
採石業務管理者試験は例年、10月の第2金曜日に実施されます。
試験時間は午前10時から正午までの120分です。
合格発表:10月下旬
10月下旬頃、都道府県別に合格発表があります。
受験者に結果を郵送する都道府県もあれば、HP上でも発表される都道府県もあります。
採石業務管理者試験の申し込み方法
採石業務管理者試験の申し込み方法は、各都道府県ごとに詳細が異なるため、HPで確認するようにしてください。
だいたいどこの都道府県でも、申し込み方法は大きく分けて以下の2つです。
・窓口で申し込む
・郵送で申し込む
インターネットで受付する都道府県もありますので、確認が必要です。
また、窓口での申し込みと郵送での申し込みでは若干、出願方法や期限が異なります。
それぞれの場合に分けて出願方法を確認しましょう。
1.窓口での申し込み
(1)受験願書の入手
受験願書は実施する都道府県の担当部署の窓口で入手します。
都道府県によってはHPからダウンロードできますので、問い合わせて確認してみましょう。
参考:経済産業省ホームページ
(2)提出書類の準備
提出書類も各都道府県で異なるため、受験する都道府県の情報を確認してください。
東京都を例に挙げると以下の3つの提出書類が必要です。
①受験願書1通
受験要項に従って必要事項を記入しましょう。
出願6か月以内に撮影された正面・上半身・無帽・無背景の写真が必要です。
写真のサイズなどは、受験要項に従ってください。
用意した写真は受験願書に貼り付けましょう。
②受験票1通
③受験手数料
願書提出時に現金で納付します。
2.郵送での申し込み
(1)受験願書の入手
都道府県のHPからのダウンロード、または、受付している部署に以下のものを入れた封筒を送付します。
①A4用紙の入る返信用封筒
②郵便切手
(2)受験願書の郵送
以下の ①~⑤の 書類を現金書留で担当部署に郵送します。
①受験願書1通(写真貼り付けは不要)
②受験票1通
③写真
④返信用封筒(切手を貼りつけ、返送先を記入した封筒。)
⑤受験手数料
余裕をもって郵送しましょう。
まとめ
今回は採石業務管理者の試験日や申し込みスケジュール、申し込み方法について解説しました。
採石業務管理者は国家資格で、建設や土木の現場で需要の高い資格です。
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