業種 |
食品
その他専門店・小売/外食・レストラン・フードサービス/百貨店/商社(食料品) |
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本社 |
滋賀
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私たちは、農工ひとつの菓子づくりを目指しています。困難なものごとへの、さらなる挑戦を生命とする人の集団です。「寿長生の郷(すないのさと)」と名付けた6万3000坪の土地には梅や柚子などを植え、四季を通して社員自らの手で育て、収穫した実を生かしたお菓子を手作りしています。滋賀県の本社工場より、東京をはじめ全国の店舗へ作りたてのお菓子を毎日届けています。
新参者だから挑戦を続ける。創業以来、近江の地に根付き、地元にゆかりのある和菓子を中心に製造・販売しています。1974年に販売開始した銘菓「標野」(しめの)を6年の歳月をかけて、2020年リニューアル販売。本社工場「寿長生の郷」で大切に育てた「城州白」を熟成させた梅酒に、果皮も果肉も赤い希少な梅の新品種の「露茜」を新しく加え、万葉集の恋歌に詠まれた近江の情景を表現することが実現しました。この先も、美しさへの感性を磨き、職種を超えて全員がアイデアを出し合って、お客様の想像も一歩先行くおもてなしをし続けていきたいと考えています。
本社社屋、工場のほか、お客様をおもてなしするお食事処や茶席のある6万3000坪の丘陵地。ここが、「農工ひとつのお菓子づくり」を目指す私たちが、昭和60年に拓いた「寿長生の郷(すないのさと)」です。郷の象徴であり、和菓子の材料となる城州白の梅の木1,000本やゆず畑のほか、桜や紫陽花、椿などが原生する里山は、従業員自らが手を入れて整備を続け、樹木医の資格を持つ社員も、木々や野の花の成長を見守っています。また、日本蜜蜂の養蜂など、新しい取り組みもスタート。社員一人ひとりが自然と向き合い、自然の循環サイクルを生かし、人とが共生する日本一の里山を目指し、自分たちの手で守り続けていきたいと考えています。
1919年7月7日生まれ。立命館大学在学中の1937年、軍隊へ。2年後、中国大陸で左目に銃創を受けて帰還。シナリオライターを経て、1944年に滋賀県特高警察官に採用される。その後、大津市役所観光課勤務。あと3ヵ月で恩給がつく時、このまま型通りの人生を終わることに嫌悪感を覚え、激しく未知の可能性への挑戦に賭けてみたくなる。1958年、「叶 匠壽庵」創業。しかしど素人にまともな菓子が出来るわけがなく、手元の2万円で知り合いの菓子職人に10日ほど手ほどきを受ける。初めての和菓子「道標」を生み出して以降、新参者の菓子屋として斬新な創作和菓子を次々と創出。1992年5月21日、死去。叶 匠壽庵には、創業者・芝田清次の魂が息づいている。
事業内容 | 農工ひとつの菓子づくりを目指す会社として梅や柚子といった一部の原材料は社員たちの手で大切に育てられ、また食べておいしく、贈られた方に喜ばれる「心を込めたお菓子づくり」を行っています。
新しいお菓子の開発やお菓子の名前、パッケージデザインまで全て社員が手掛けています。 ◆和菓子の製造・販売事業 ◆茶室、茶事(料理と茶席)事業 ◆一般飲食事業(喫茶、甘味処) |
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代表商品 | ◆あも/丹精込めて炊き上げた小豆と、やわらかな求肥を合わせた極上の棹菓子。
◆一壺天(いっこてん)/ほっくり炊き上げた栗を、極上の大納言小豆の餡で包んでいます。 ほか |
社名の意味 | 叶…読んで字のごとく、美味堪能を好まれるお客様の「お口にも十分かなう」ように。
匠…手づくりの優れた名人芸を大事に守りながら一家をなす者。 壽…福寿とか長寿など、命永く生きることを祝いことほぐ歓び。 庵…茶の湯の千利休の草庵に象徴されるごとき、侘びて心穏やかに己を楽しみつつ棲む小家。 つまり、お客様のお口に十分叶うよう、練り上げた手作りの芸の持ち味を発揮して、いつまでも末永くお歓び頂ける様な和菓子を創りだしていこうと心掛けていく、地味でつつましい菓匠でございます、という意味です。 |
創業 | 1958(昭和33)年9月 |
設立 | 1968(昭和43)年 |
資本金 | 7980万円 |
売上高 | 60億円(2021年2月) |
従業員数 | 620名(契約社員含む) |
代表者 | 代表取締役社長 芝田 冬樹 |
事業所 | ◆本社、工場/滋賀県大津市大石龍門4-2-1
☆京都からJR新快速で約15分、大阪からJR新快速で約40分の「石山」駅から、専用シャトルバスが運行されています。実際に多くの社員が、このシャトルバスで通勤しています。 ◆東京営業所/東京都渋谷区恵比寿3-36-3 ◆寿長生の郷(すないのさと)/滋賀県大津市大石龍門4-2-1 ☆「寿長生の郷(すないのさと)」は、6万3000坪の広大な土地です。農工ひとつを目指す場であり、従業員を育てる「人作りの場」にもなっています。ここでは菓子に使用される約千本の城州白や柚子を育てているほか、桜や牡丹苑、ヤギ小屋、陶芸を行っている十○地(とわぢ)、甘味処、東屋、お食事処などお客様が四季折々の自然を楽しめる場所となっています。 |
直営店 | ◆長等総本店/滋賀県大津市長等2-4-2
◆哲学の径 京都茶室棟/京都府京都市左京区若王子町2-1 ◆寿長生の郷内 菓子売場/滋賀県大津市大石龍門4-2-1 寿長生の郷内 ◆新丸の内店/東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディングB1 ◆カフェ叶 匠壽庵 長浜黒壁店/滋賀県長浜市元浜町13-21 黒壁スクエア20号館 ◆草津店/滋賀県草津市渋川1-1-60 niwa+ 内 ◆石山寺店/滋賀県大津市石山寺1丁目576-3 ◆東京ガーデンテラス紀尾井町店/東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井テラス1F ◆恵比寿店/東京都渋谷区恵比寿3-36-3 |
百貨店内店舗 | 東京、横浜、大阪、京都、神戸、名古屋ほか61店 |
関連会社 | 有限会社 芝田果径(農業生産法人)、株式会社 京都ビューティー、株式会社 本家力軒 |
沿革 | ◆1958(昭和33)年
芝田清次、39歳で大津市に叶 匠壽庵を創業 ◆1968(昭和43)年 株式会社叶匠壽庵を設立 ◆1970(昭和45)年 大阪万国博覧会にて、大阪万国博覧会名誉総裁賞受賞 ◆1971(昭和46)年 「あも」の販売開始 ◆1973(昭和48)年 第十八回全国菓子博覧会にて高松宮名誉総裁賞受賞 百貨店第一号として、阪急うめだ本店に出店 ◆1974(昭和49)年 標野(しめの)の販売開始 ◆1975(昭和50)年 全日本和菓子展にて、日本銘菓大賞と工芸菓子賞を受賞 第二十六回全国植樹祭に於いて、匠壽庵菓子がご料菓として指定される 福岡産業博覧会にて、和菓子史上最大の工芸菓子「花鳥風月」を製作 ◆1977(昭和52)年 一壺天(いっこてん)の販売開始 ◆1978(昭和53)年 京都・哲学の径に京都茶室棟を建設 パリで開催の国際砂糖工芸菓子博覧会にて最高栄誉「天使の証」賞を受賞 ☆「日本のサムライ菓子屋」と大歓迎を受け、フランス国営テレビ放送局が 取材・撮影に駆け付けたほど歓迎されたそうです ◆1981(昭和56)年 東京高島屋日本橋店に出店する ◆1982(昭和57)年 芝田 清邦、二代目 代表取締役社長に就任する ◆1985(昭和60)年 滋賀県大津市大石龍門に「寿長生の郷(すないのさと)」を造営する |
◆1995(平成7)年
長浜黒壁スクエアの20号館として、長浜黒壁店をオープンする ◆1998(平成10)年 全国菓子大博覧会にて工芸菓子「花鳥風月」を出品し、名誉総裁賞受賞 ◆2002(平成14)年 長浜黒壁スクエアの20号館として、カフェ叶匠壽庵 長浜黒壁店を オープンする ◆2007(平成19)年 新丸の内ビルに、新丸の内ビル店をオープンする ◆2008(平成20)年 全国菓子大博覧会にて工芸菓子「百年三萬六千日」を出品し、 農林水産大臣賞受賞さらに、代表銘菓「あも」橘花榮光章受賞 ◆2012(平成24)年5月 芝田冬樹、三代目 代表取締役社長に就任する ◆2014(平成26)年 草津駅前niwa+内に草津店をオープンする |
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◆2015(平成27)年
札幌三越店に出店する ◆2016(平成28)年 石山寺門前に直営店舗 石山寺店オープン ◆2016(平成28)年 東京ガーデンテラス紀尾井町に直営店舗オープン ◆2017(平成29)年 寿長生の郷に「Bakery&Caf'e 野坐(のざ)」オープン 全国菓子大博覧会にて工芸菓子「御花献上」を出品し、 農林水産大臣賞受賞 |
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