中等度知的障害があって
自閉症で…
オムツは取れていないし
正直勉強どころではない子を
地域の学校に通わせるなんて…
どうかしてる!
という意見をよく見かけていたし、
同じような選択をする人は叩かれやすく…
正直不安でいっぱいでした。
そして、私は
兎にも角にもインクルーシブ!等言いたいわけでもなく、
知的に重くても、支援級に行けるよ!というアピールでもなく、
支援学校に絶対に行きたくない!と言っているわけでもないと前置きした上で…
今のところは、支援級を選んで良かったと思っています。
価値観は色々なので、万人に当てはまる事は無いし、絶対にコレがいいという選択肢がないのが子育てです。
支援学校に行っていたら、きっと支援学校の良さを書いただろうし、結局は、誰もが同じ結果は得られないと思っています。
支援級に行って良かったと今は思っているけれど、これから先もずっとそう思えるかも分かりません。
先が分からないから怖いし、
先が見えないから楽しみという事だってある。
正直、私は色々な意見をアメブロ等で読み過ぎて、普通の人がだいたいする選択をしなかったことで、自分を追い詰めてしまっていました。
ちょっとした事でも風当たりがキツく感じました。
必要以上に自分を責めて自信を無くしたり…
毎日誰かに謝って…
毎日申し訳ない気持ちでいました。
ですが…
実際は、人はそこまで他人の事を気にしていませんし、どちらかというと親切で優しい人もたくさんいます。
もちろん、なんで支援学校に行かないんだ?と思う人もいるでしょうし、わざわざ言わずに内輪でヒソヒソ話している人もいるでしょう。
色々な人がいます。
地域の学校は社会の縮図です。
辛い事もあるかもしれないけど、温かいことや幸せな事もあります。
絶対に〇〇とは言い切れないものです。
実際、支援級に行ってみて、先生方が手一杯、慢性的な人手不足であるとは感じましたが、先生方なりに何が出来るか?児童生徒のために出来る事を探して精一杯頑張ってくださっている。
息子も、着席して運筆の練習や、パズル、本読み等々、机に向かって学ぶという事が定着して来ています。
運動会や遠足、支援の先生のお力を借りながら、みんなと一緒に出来る事をやりながら、最初から最後まで参加できました。
兄達と集団登校できる日もあれば、車やバイクに気を取られなかなか学校に辿り着けない日もあります。
普通という基準からは大きく外れていて、こんな子を地域の学校に入れるなんて!!と思う方もいらっしゃるでしょう。
支援学校なら出来る事も増えるのに!と思う方もいらっしゃるでしょう。
無理に地域の学校に通わせて、二次障害は心配じゃないのか?等々
ネガティブな意見はたくさん見られます。
ですが…
3ヶ月通ってみて思うのは、息子なりに学び、息子なりに成長しているなと…
毎日学校に歩いて通う。
毎日自分の荷物は自分で運ぶ。
お友達との関わり方なんてまだまだだけど、自分と他人が存在するという事、刺激もあれば、腹も立つ事もあり、嬉しい事や楽しい事があると、肌身で感じる事が出来る。
今学べている事は決して無駄ではないなと思うのです。
負け惜しみとか、人と比べてとか、そんなんでもなくて。
意地を張っているわけでもなくて。
手を繋いで通学路を歩く。
傘を差してみる。
手を離して歩いてみる。
本来ならもっと小さいウチに出来たことかもしれないけど…毎日が大変過ぎて出来なかった事、バス通園を選択した事で出来なかった事、今やっていると思えばとても貴重で、とても刺激的で、とても幸せな時間を過ごせています。
息子と私の学びの時間。
支援学校のバスだったら、多分私は経験しなかっただろうことを経験させてもらえています。
幼少時より、普段から連れ出したり、出かけられている方には、まだそんなレベル?かもしれませんが 笑
私には大きな一歩で、確実に息子の成長を感じられる時間となっています。
色々考え出したらキリがないし、聞きたくない話も耳に入って来ます。
ネガティブな意見ばかりを気にして、悩みすぎると大切なものを見逃してしまうとも感じました。
周りの方々が協力してくださっている今、理解してくれるお友達に囲まれ、頑張ろうという意欲が見られる今、学べる事を、学べる機会を大事にしたいと思います
成績もつけてもらえていました!
よくできました がありましたよー
絵や工作、朝顔の観察日誌、支援員さんのサポートはかなりありますが
みんなと同じように掲示されていて、凄く嬉しかったです
なんだかんだで、
障害のある子が普通の学校に行くなんて!
何を考えているんだ!って声が耳にこびりついて、
学校に遅れるたび、
こだわりが発動するたび、
お友達を叩いてしまった時…
申し訳ない
迷惑かけてしまった
ここにいるべきではない
と落ち込んで…
私が不登校になりそうでした
あまりにも気にして悩み過ぎる私を、
先生方やママ友が心配し始めて…
このままじゃいけない!!と思いました。
申し訳ないけど、
もう今すでにここにいる現実は変わらない。
悔やむより、謝るより、
出来る事を精一杯やろう!!
そう思う事にしました。
今頑張ってくださっている先生方のためにも
今頑張っている息子のためにも
現状に感謝し、今出来る事を精一杯頑張る事が、周りへの恩返しとなり、
何よりも、
息子の力、経験値になるだろうと。
そんな風に改めて感じられる懇談でした。
夏休みまであと少し
息子と共に1学期最後まで頑張ります
夏休みは大好きな電車やバスに乗って、近場でもいいから一緒に思い出作りしようねー
今という時間は今しかないから。
大事にしたいと思います