末端価格1500万円相当の合成麻薬「MDMA」などを密輸したとして、密輸組織の主犯格とみられる男が愛知県警に逮捕されました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、群馬県の職業不詳・伊佐遼也容疑者(26)です。
去年6月、合成麻薬・MDMAの粉末1キロや「LSD」を含んだ紙など末端価格1500万円相当の麻薬を、オランダから国際郵便を使い営利目的で密輸したなどの疑いが持たれています。
警察によりますと、密輸された麻薬はボードゲームの中に隠されていて、届け先になっていた名古屋市東区のマンションを訪れた共犯の男らへの捜査から、伊佐容疑者の関与が明らかになりました。
警察は伊佐容疑者の認否を明らかにしていませんが、伊佐容疑者が麻薬密輸組織の指示役とみて調べています。