実践倫理宏正会とは

原爆の余燼おさまらぬ広島に創建されて以来、数多の会員たちが、自分も人も共に仕合わせになるためのノウハウを学び合い、生活を改善し、数限りない仕合わせな家庭を実現しながら、今日に至りました。 現在、日本全国約1000か所の会場で、毎朝、朝の集いを行うほか、座談会や勉強会、講演会や春秋の大会など、さまざまな活動を行っています。

名称 一般社団法人 実践倫理宏正会
本部
事務局
〒102‐0073
東京都千代田区九段北1丁目14番1号
Tel 03-3264-8211(代)
設立 昭和21年5月3日
代表者 上廣哲治
支部 291支部
公認会場 741会場

実践倫理とは

実践倫理は、「明るく仕合わせな生活」を実現するための、誰にでもたどることができる最も確実な「すじ道」です。端的に言えば、家庭愛和を実現していくための「すじ道」です。

戦後77年、私たちの社会は、衣食住にも事欠く社会から物であふれる社会へと、大きな変貌を遂げました。しかし、社会がいかに変わろうとも、人々が変わることなく望んだものは、やはり明るく仕合わせな家庭の実現でした。

明るく仕合わせな家庭。それは、家族一人ひとりが互いに感謝しながら、それぞれの役割を果たすことで築かれます。自分一人だけが、他者の犠牲の上に仕合わせを築くことはできません。家族の一人ひとりが倫理に則った実践をし、その喜びを知ることで、「家庭愛和」「我も人もの仕合わせ」が実現していくのです。

言い換えれば、自分が倫理の実践を喜びとすることで、周囲の人々の仕合わせが実現し、それによって自分もより仕合わせになるということです。そしてそれは、家庭ばかりでなく、人間社会のすべてに通じる真理なのです。それゆえ仕合わせとは、「我も人もの仕合わせ」を実現しようとする「実践そのもの」のうちにあると言ってよいでしょう。

人間にとっての仕合わせを、このように定義づける実践倫理は、生活が多様化し、個人主義が蔓延する現代社会にあっても、変わらない普遍の価値観なのです。

パンフレット

実践倫理宏正会をご紹介するパンフレットをPDFでご覧いただけます

沿革

  • 昭和20年代
    昭和20年8月6日

    広島に原爆が落とされ、創始者・上廣哲彦会長被爆 実践倫理普及運動の端緒となる
  • 昭和21年5月3日

    初代会長が広島の地で「宏正会」を創設
  • 9月18日

    最初の朝起会が石川県小松天満宮で開かれる 以後、各地で朝起会が開催される
  • 昭和26年5月

    会報・月刊『宏正』創刊
  • 昭和28年5月

    会名を「社団法人実践倫理宏正会」に改称
  • 昭和29年10月

    初代会長『明るい生活』を刊行(以後、逐次著書を発刊)
  • 昭和30年代
    昭和30年8月

    広島原爆10周年大会を小松市体育館で開催
  • 昭和32年5月

    初の倫理会館「金沢学生会館」落成
  • 昭和35年3月

    「広島倫理会館」落成
  • 10月

    青少年向けの会誌・月刊『青年と倫理』創刊
  • 昭和36年10月

    「長野倫理会館」落成
  • 12月

    東京都武蔵野市吉祥寺に「吉祥寺倫理会館」(旧本部会館)落成
  • 昭和37年2月

    「堂島倫理会館」落成
  • 昭和38年1月

    『倫理宏正新聞』創刊
  • 10月

    「福井倫理会館」落成
  • 昭和39年11月

    「丸岡倫理会館」落成
    「金沢倫理会館」落成
  • 昭和40年代
    昭和40年11月

    上廣哲彦会長、文部省より社会教育団体として初の藍綬褒章を受章
    「富山倫理会館」落成
  • 昭和41年4月

    「滑川倫理会館」落成
  • 12月

    「高岡倫理会館」落成
  • 昭和42年8月

    青年部、初の全国錬成会を高野山遍照光院にて実施
  • 11月

    「天満倫理会館」落成
  • 昭和43年10月

    「都志見倫理会館」落成
  • 昭和44年6月

    「新宿倫理会館」落成
  • 昭和45年4月

    「小松倫理会館」落成
  • 5月

    石川県金沢市に研修施設「実践倫理記念会館」落成
  • 昭和46年12月

    「阿佐谷倫理会館」落成
  • 昭和47年9月

    東京都千代田区九段に「本部会館」落成
  • 10月

    上廣哲彦初代会長逝去(従四位勲三等旭日中綬章追叙)
    上廣榮治常務理事、二代会長に就任
    本部機能を移転
  • 昭和49年5月

    上廣榮治会長『継踵』を刊行(以後、逐次著書を発刊)
  • 11月

    「岡山実践倫理会館」落成
  • 昭和50年代
    昭和50年9月

    「伊丹実践倫理会館」落成
  • 昭和52年9月

    「魚津実践倫理会館」落成
    「松任実践倫理会館」落成
  • 昭和53年3月

    「京都実践倫理会館」落成
  • 6月

    「堀川実践倫理会館」落成
  • 昭和54年8月

    女子青年部、初の全国錬成会を実践倫理記念会館にて実施
  • 昭和55年11月

    婦人部、初の全国幹部錬成会を実践倫理記念会館にて実施
    「岐阜実践倫理会館」落成
  • 昭和56年8月

    壮年部、初の全国幹部錬成会を実践倫理記念会館にて実施
  • 昭和57年3月

    「福岡実践倫理会館」落成
  • 7月

    「名古屋実践倫理会館」落成
  • 昭和59年10月

    朝起会発祥の地である石川県小松天満宮に「朝起会発祥之地」碑を建立
  • 昭和60年代
    昭和63年4月

    「弘前実践倫理会館」落成
  • 平成
    平成2年1月

    「大津実践倫理会館」落成
  • 7月

    「羽咋実践倫理会館」落成
  • 平成4年11月

    「所沢実践倫理会館」落成
  • 平成5年5月

    上廣榮治会長、藍綬褒章受章
  • 平成8年1月

    本部会館が新装落成
  • 6月

    会報『宏正』『青年と倫理』に代わり、新会報・月刊『倫風』創刊
  • 平成10年代
    平成11年10月

    「豊橋実践倫理会館」落成
  • 11月

    「鹿児島実践倫理会館」落成
  • 平成12年7月

    研修施設「実践倫理記念会館」を「実践倫理宏正会研修会館」と改め新装落成
    倫理実践者頌徳碑を建立
  • 平成13年7月

    「金沢城南実践倫理会館」落成
  • 平成18年5月

    創立60周年記念式典を、内閣総理大臣をはじめ各界の来賓を迎えて日本武道館で開催
  • 平成20年代
    平成22年11月

    実践倫理講座『大自然の摂理の下で』『より善い社会へ』『人生を輝かす』の三部作が完結
  • 平成23年5月

    創立65周年記念式典を日本武道館で開催
  • 6月

    「仙台実践倫理会館」落成
  • 平成26年4月

    公益法人制度改革関連三法の施行にともない、「一般社団法人 実践倫理宏正会」へ名称変更
  • 平成28年5月

    創立70周年記念式典を、内閣総理大臣をはじめ各界の来賓を迎えて日本武道館で開催
    上廣榮治会長『続・倫風随想』を発刊
  • 平成28年6月

    上廣榮治第二代会長が名誉会長に就任
    上廣哲治理事、第三代会長に就任
  • 11月

    上廣榮治名誉会長、旭日重光章受章
  • 平成31年1月

    上廣榮治名誉会長逝去
  • 令和2年1月

    上廣榮治第二代会長が約25年にわたり月刊『清流』に連載したエッセイをまとめ、『こころのヒント』[上]を発刊
  • 6月

    同じく『こころのヒント』[下]を発刊
  • 令和4年1月

    『続・こころのヒント』[上]を発刊