今回はバーボンの定番ブランドであるジムビームから、シングルバレルを飲みます。
ジムビームはバーボンのブランドとしてとても有名であり、現在はサントリーの傘下にあります。
特に近年では居酒屋などでもバーボン用のウイスキーとしても提供されるようになり、より多くの人に親しまれていると思います。
今回採り上げるシングルバレルは、日本未発売で、並行輸入でしか手に入りません。
一般的なウイスキーは、複数の樽から原酒を集め、均一な香りや味になるようにしてボトリングをしますが、このシングルバレルは、その名の通り、単一の樽に入った原酒しか使われないのが特徴的です。
実際にラベルを見ると、樽の番号が記載されていています。
現状で全ジムビームの原酒樽でシングルバレルに使われるのは1%も無いそうです。
また、アルコール度数は54度で加水をほぼ行ってない状態でボトリングされています。まさに樽出しのウイスキーと言って過言ではないです。
その後からリンゴ、バナナ、バニラの甘い香りが感じられます。
液色は濃いめの琥珀色です。
味わいは、アルコールからの辛みが強めで、奥から甘味が広がります。苦み、酸味はその後に得られます。
味わいは、酸味が主体で、ほろ苦さが多少感じられるほどです。後から甘味も感じ取れます。
接着剤とヨードの香りが広がり、続いてリンゴの香りが続きます。バニラや蜂蜜のような香りはあまりしなくなります。
味わいは、軽い苦みの後に甘さが舌全体を覆ってきます。
それでもレギュラーのボトルに比べるとリンゴの香りが濃厚に感じられて、バーボンらしさはあるものの、ストレートで飲むほどエステリーさが少なくて、却って癖が少ないように思えてしまいました。
勿論アルコール度数が高いので、慣れていないと喉を焼いてしまいかねません。
ストレートでバーボンを飲む人であれば、飲んでみる価値はあると思います。
750mL、アルコール度数54度、価格は4000円ほどです。
単一の樽の原酒のみを使用
特に近年では居酒屋などでもバーボン用のウイスキーとしても提供されるようになり、より多くの人に親しまれていると思います。
今回採り上げるシングルバレルは、日本未発売で、並行輸入でしか手に入りません。
一般的なウイスキーは、複数の樽から原酒を集め、均一な香りや味になるようにしてボトリングをしますが、このシングルバレルは、その名の通り、単一の樽に入った原酒しか使われないのが特徴的です。
実際にラベルを見ると、樽の番号が記載されていています。
現状で全ジムビームの原酒樽でシングルバレルに使われるのは1%も無いそうです。
また、アルコール度数は54度で加水をほぼ行ってない状態でボトリングされています。まさに樽出しのウイスキーと言って過言ではないです。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからはアルコールの揮発した刺激が強く鼻を突いてきます。その後からリンゴ、バナナ、バニラの甘い香りが感じられます。
液色は濃いめの琥珀色です。
ストレート
リンゴの香りが一気に広がり、後から接着剤、ゴム、メロン、ナッツ、バニラの香りが続きます。味わいは、アルコールからの辛みが強めで、奥から甘味が広がります。苦み、酸味はその後に得られます。
ロック
接着剤、メロン、ライム、ナッツの香りが一緒に先立ち、その後はハチミツ、リンゴの香りが続きます。味わいは、酸味が主体で、ほろ苦さが多少感じられるほどです。後から甘味も感じ取れます。
ハイボール
アルコール度数が高いので、いつもなら1:3の割合ですが、今回は1:4にしました。接着剤とヨードの香りが広がり、続いてリンゴの香りが続きます。バニラや蜂蜜のような香りはあまりしなくなります。
味わいは、軽い苦みの後に甘さが舌全体を覆ってきます。
リンゴの香りが明確に現れる
シングルバレルという性格上、今回飲んだボトルと、異なる樽からボトリングされたものが同じだという保証はないことを前提にします。それでもレギュラーのボトルに比べるとリンゴの香りが濃厚に感じられて、バーボンらしさはあるものの、ストレートで飲むほどエステリーさが少なくて、却って癖が少ないように思えてしまいました。
勿論アルコール度数が高いので、慣れていないと喉を焼いてしまいかねません。
ストレートでバーボンを飲む人であれば、飲んでみる価値はあると思います。
750mL、アルコール度数54度、価格は4000円ほどです。
<個人的評価>
- 香り A: リンゴの香りが強く感じる。接着剤、メロン、ゴム、ナッツ、バニラが続く。
- 味わい B: 甘味が前に来やすい。ほろ苦さがあるが嫌気が来るほどではない。
- 総評 A: ほぼ無加水ながらとげとげしさが薄く香りが豊か。