村上信五くんと経済クン「レゴ認定プロビルダー・三井淳平さんに聞く！レゴと経済」

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【三井ブリックスタジオ株式会社・三井淳平さん】
依頼を受けてレゴの作品を作るというのを業務としている。写真にある顔文字の作品をひとつ作るのにかかる時間は３日程度。使うレゴは2000ピースほど。設計図はパソコンを使わず、頭の中で組み立てている。基本的にはアシスタントとの２人体制。

こちらの富嶽三十六景の作品は、２～３ヵ月ほどかけて作成。使ったレゴはおよそ５万個。
他にも、番組内で次の作品を紹介させて頂きました。
村上さんのリアクションとあわせてどうぞ！

●渋谷駅ビル
「ジオラマですやん！駅ビルいうてもビルだけちゃうで。首都高も通ってるぜぃ」

●マグロ
「マグロやなぁ～！けっこうしっかりしたサイズの。原寸大！これすしざんまいの社長喜びますわ」

●紅葉の滝
「お客までおるぞ！すごいなこの青の使い方、しぶきの白の使い方。紅葉の橙、赤のグラデーションはもちろんですけども」

●風神雷神図屏風
「これは言葉が出んわ！ある種のトリックアートでもありますよね。遠くから見たら絶対レゴってわからん！」
ちなみに、こちらは10万ピース以上使っていて４ヵ月ほど制作にかかったとのこと。
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【レゴ認定プロビルダーとは？】
今世界で23人認定されている。どうやったらなれるか、という定義はなく、今までの実績を評価されて認定される。
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【作品を作るとどれくらいのお金をもらえる？】
作品にもよるが、車一台分ほど…。
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【レゴブーム到来中！】
巣ごもり需要で、去年過去最高の売り上げを記録。ここ10年ぐらいはずっと右肩上がり。そんな中、コロナ禍の巣ごもり需要でより伸びた。特に大人をターゲットにした大人レゴも大ヒットとなっている。三井さんによると、やはり気軽に楽しめるプロセスが受けているのではないかとのこと。
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【三井さんのレゴ認定プロビルダーへの道のり】
３つ上のお兄さんの影響もあり、１歳頃からずっとレゴを触っていた。オリジナルの作品を作り始めたのは中学生の時。月探査に行くロボットなどを発射台も含めて作っていた。それも２メートルを超える大作だった。そして高校時代にはテレビチャンピオンに出演。予選を順調に勝ち進み、レゴ生誕の地・デンマークでの決勝戦に進出。１メートル四方の東大寺大仏殿を作り、準優勝に輝いた。その後は受験勉強に専念して東京大学理科一類に現役合格。東大に日本初のレゴ部を設立した。東大在学中にレゴ認定プロビルダーとなる。東大卒業後、大手鉄鋼メーカー・新日鐵住金（現・日本製鉄）に就職。仕事をしながらもレゴの制作は続けていたが、両立が難しくなってきたためその後独立した。
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素晴らしい作品の数々に、村上さんもテンションが上がっていらっしゃいました！本当にすごかったなぁ…！ひとつの作品を作るのに、かなりの忍耐力が必要だとは思いますが、三井さんのお話から、本当にレゴがお好きで、楽しんで作業されているんだなというのが伝わってきました。村上さんの甲冑も、いつの日かレゴになりますように！
坂口愛美