テッパチ! #02【脱退を賭けた真剣勝負!男の意地とそれぞれの想い】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

テッパチ! #02【脱退を賭けた真剣勝負!男の意地とそれぞれの想い】[字][解][デ]

宙VS荒井、脱退を賭けた真剣勝負!負けたほうが自衛隊を去ることに…?馬場ら若者たちのそれぞれの想いと事情、八女の思惑とは。そして動き始めた恋の予感!?

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番組内容
陸上自衛隊の候補生になった国生宙(町田啓太)は、同じ第一班の荒井竜次(佐藤寛太)と隊舎内のジムで乱闘騒ぎを起こす。教官のひとり、桜間冬美2尉(白石麻衣)から「輪を乱す人間がひとりでもいれば命取りになる。そんな人間はここには必要ない」と叱責(しっせき)され、自衛隊を辞めようとする宙。それを知った教育中隊長の八女純一(北村一輝)は「そうやって逃げ続けて生きていくのか」と宙を挑発し、
番組内容2
荒井と決着をつけたいのならケンカではなく訓練で決着をつけろ、と告げる。来週行われる体力検定の場で勝負すればいい、というのだ。
引くに引けず、それを受けた宙は、同じ第一班の馬場良成(佐野勇斗)に立会人を頼み、荒井に勝負を申し込む。すると荒井は、ただ勝負するだけではつまらない、と言って「負けた方がここを辞める」という条件を出す。それ以来、宙と荒井は、訓練中はもちろん、掃除や自由時間のときですら何かと
番組内容3
張り合うようになっていった。そんなふたりの姿を見ていた第一班の丸山栄一(時任勇気)、渡辺淳史(坂口涼太郎)、小倉靖男(池田永吉)、西健太(藤岡真威人)は、どちらが勝つか賭けよう、と言い出すが、真相を知っている馬場は一人心配していた。そして、体力検定の日がやってきて…。
出演者
町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣 / 北村一輝 
〈第一部〉
佐藤寛太、時任勇気、一ノ瀬颯、坂口涼太郎、池田永吉、藤岡真威人 他
スタッフ
【脚本】
本田隆朗、関えり香、諸橋隼人 
【企画】
渡辺恒也、江花松樹 
【企画・プロデュース】
栗原美和子(共同テレビ) 
【プロデューサー】
山崎淳子(共同テレビ) 
【演出】
石川淳一(共同テレビ)、根本和政 
【制作協力】
共同テレビ 
【制作著作】
フジテレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. 荒井
  2. 渡辺
  3. 八女
  4. 頑張
  5. チュウ
  6. 自候生
  7. ハァ
  8. 丸山
  9. 吉田
  10. 自衛官
  11. 勝負
  12. 武藤
  13. ビール
  14. 小倉
  15. お前
  16. チュウ君
  17. ハハハ
  18. 決着
  19. 馬場
  20. ヤー

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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出ていくのか?
んだよ…。

(八女)ここは
俺やお前みたいなやつでも

見限ったりはしない。

誰も
お前を見放さないってことだ。

逃げださなければな。

(八女)国生。

弱っちいままでいいのか?

怖いか?
誰が!

じゃあ
もし荒井と決着をつけたいなら

ケンカじゃなくて
訓練で決着をつけてみろ。

あっ?
(八女)来週 訓練生たちの

体力検定がある。
そこで正々堂々と

決着をつけてみろ。
自信があるならな。

分かったよ。

勝負すりゃいいんだろ
勝負すりゃあ!

絶対 勝ってやる!

ちょっと付き合え。
えっ?

受けて立ってやるよ。
聞いたか?

おう。
こいつが立会人だ。

後で聞いてなかったとか
言い訳すんなよ?

(荒井)ただ勝負するだけじゃ
つまんねえよな!

負けた方が
ここを辞めるって どう?

フッ。

上等だよ。

♬~

♬~

(吉田)次 前へ!
(自候生たち)おう!

(吉田)顔が高い!
地面につけろ!

(吉田)次 前へ!
(自候生たち)おう!

(吉田)次 前へ!
(荒井・宙)おう!

(丸山)あいつら
やけに気合 入ってんな。

たた… 体力検定で
けっ 決着つけるんだって。

マジっすか!? どっちが勝つんだ?

(渡辺)ミルコとノゲイラ
悟空とベジータ チュウさんと荒井や。

これは見ものやで~。

(荒井)《負けた方が
ここを辞めるって どう?》

《上等だよ》

(西)ハハハ… ハハハ…!

天才っすね!
(小倉)こことかさ…。

どうしたん?
(西)オグさんが書いてる小説

完っ全にチュウさんと荒井さんが
モチーフなんすよ ハハハ…。

俺にも読ませろよ。
(渡辺)俺が先や。

ちょっと待…。
(渡辺)何 何?

≪あ~あ~あ~。
(西)先に読んでんの!

読ましてや。
≪どれどれ?

(西)「にらみ合う単細胞の2人」
(丸山・西・渡辺)ハハハ…!

おい。
(西)チュウさん 単細胞…。

≪ハハハ…。
おい!

ななな… 何?
(渡辺)あっ 単細胞。

荒井は?
えっ あ…。

グ… グラウンド行った。

抜け駆けかよ。

♬~

♬~

うっ! うっ! くああ…!

何ですか?
この「s i n」って。

サインやん。
コサインとタンジェントも書くか?

そっちのサインかー…。
(停止する音)

どや? おもろいやろ?

どこが笑うとこだったんだ?
(西)さあ…。

(寝息)
(西)オグさん 寝ちゃったよ。

オグさん。
(荒井)あいつは?

うっ あう…。
(渡辺)ジムやないか?

ああ。

♬~

うあ…。
うあ…。

うあ~!
うあ…。

うう… あ~!
ハハハ…!

♬~

(渡辺)お~
荒井 仕上がってんなあ!

普通だろ。
(渡辺)ちょっと触っていい?

触んなよ。
(西)いい体して!

≪すげえ! 何だこれ!
≪君に関しては論外だな。

んんっ!

(西)あっ チュウさんも
いい体してるっすね!

あっ マジ? ハハッ。

(渡辺)すごいな。
マジ? サンキュー。

(荒井)あーあ 今日も疲れたなぁ!
ううっ…。

俺の方が疲れたなぁ!

(渡辺)うん うん
どっちもすごいな。

(丸山)
あーあ 余計なこと言うから。

(渡辺)お前らも…。
すごいな。

ピシーッと。

ピシピシーッと。

ピシピシピシーッと。

完璧だな。
俺のはクリーニング屋もびっくりだなぁ。

折り紙みてえだな。
羽 生えちゃうよ これ。

コツがあんだよな コツが。

相変わらずバチバチだなぁ。

あ… あした
ついに決着がつくんだね。

なあなあ
どっちが勝つか賭けへん?

俺はチュウさんやと思う。
(西)あっ 俺もチュウさん!

俺は荒井 負けん気あるから。
(小倉)ぼぼ… 僕も荒井さん。

じゃあ 負けた方は
1週間 勝った方の

半長靴磨きするっていうのは?
(西)うわ 絶対負けらんねえ。

(丸山)武藤はどうする?

まあ あいつはええか。
馬場は?

馬場さん?

負けた方が辞めるって約束なんだ。

(西たち)えっ?
あの2人 そういう勝負してんだよ。

(西)てことは この体力検定で
どっちかが脱落しちゃうってこと?

(丸山)負けたら 辞める…。

(冬美)ヤー! ヤー!

ヤー! ヤー!

ヤー!

ヤー!

入っていいわよ。
あ… はい。

(冬美)噂を聞いたわ。

この間 ケンカした訓練生と
体力検定で勝負するらしいわね。

あなたには忠告したはずだけど。

《ここには
仲間と争うような人間は

いらない。
和を乱す人間が 一人でもいれば

命取りになる》

《だから そんな人は
ここには必要ない》

八女のおっさんから
勝負しろって言われたんだよ。

八女3佐から?

負けた方が辞めるっていうのは?
それは荒井が仕掛けてきた。

(冬美)全部 言いなりなのね。
あっ?

あなた自身は どうしたいの?

(冬美)勝ちたいの? その勝負。
当たり前だろ。

勝つってことは
ここに残るってことよ。

訓練を続けたいの?

勝っても辞めてやる。

勝っても辞めてやるよ。
俺は必要ないんだろ?

(冬美)授業が始まるわ
早く準備しなさい。

(吹く音)

真剣だな。

1日でもサボると感覚が鈍るので。

音楽隊に懸ける気持ちも
分かるが

まずは一人前の
自衛官になることに集中しろよ。

できることは
全て やっておきたいんです。

俺には もう…
これしかないので。

でも…
チュウ君は違うんですかね?

国生がどうかしたのか?

チュウ君 荒井と負けたら辞めるって
約束したんです。

ハァ…。
でも それって

勝ったら
残るってことじゃないですか。

だからチュウ君は

本気で辞めたいわけじゃないんだな
って思ってたんですけど

さっき桜間教官に言ってたんです。

《勝っても辞めてやるよ》

うっ… うっ… うっ…。

≪(八女)おい 国生。

俺は訓練で決着をつけろとは
言ったが

辞めるかどうか賭けろなんて
一言も言ってないぞ。

荒井が先に仕掛けてきたんだよ
文句があんなら あいつに言え。

また人のせいか。
あっ?

しかも お前 勝っても
辞めるつもりなんだってな。

そうなのか?

馬場が悔しそうに こぼしてた。
馬場が?

あいつはな
全て捨てて ここに来たんだ。

お前みたいに簡単に
辞めるなんて言えないんだよ。

♬(演奏)

♬~

《吹奏楽 好きなのか?》
《えっ?》

《あっ
トランペットやってたので》

《興味あるなら
チャレンジしてみるといいよ》

《あ… でも自衛隊の音楽隊って

音大卒の人が
目指すような所ですよね》

《自分はそこまでじゃ…》
《そうかなぁ》

《人生を変える
チャンスかもしれないぞ》

♬(演奏)

(八女)で 辞表を出して
訓練生になった。

まっ 背水の陣ってやつだ。

《俺は お前みたいな
立派な人間じゃねえんだわ》

《俺だって…》
《じゃあな》

馬場も
あんたが見つけたってことか。

馬場だけじゃない
他のやつらもそうだ。

俺が街で見掛けて声を掛けた。

だまして誘拐したの間違いだろ。
まあな。

でも あいつら みんな
切羽詰まってた。

《負けた方が辞めるって
約束なんだ》

《あの2人
そういう勝負してんだよ》

♬~

♬~

《また落ちた…》

(八女)《おい》

(八女)《おい。
おい 大丈夫か?》

《あっ… すっ すいません》

(小倉)《しし… 仕事もしないで
部屋に引きこもって

小説 書いてるんだけど
全然 芽が出なくて》

《親に これ以上
迷惑 掛けないように

いいかげん
じ じ… 自立しないと》

《そっかぁ。
それなら絶好の場所があるぞ》

《親も安心するし
小説のネタになるかもしれない》

《それよりも お前自身が
もっと強くなれる所だ》

ハァー…。

(ゲームの音声)

(上司)《何で こんな
バグだらけなんだよ》

《すみません》

《あしたの朝までに
全部やり直せ》

《でも
昨日も ほとんど徹夜で…》

《お前 他のやつに
尻拭いさせる気か?》

《あっ?》
《やります》

(上司)《最初から そう言えよ
このバカ!》

(丸山)《くそ!》

《くそ! くそ!》

《くそ!》

《いい腕してんな!》

《一緒にいいか?》

《そんな怒られんのか》

《どうせ俺なんて
何やっても駄目なんすよ》

《ごみだ 俺は》

《もっと お前の能力 生かせる仕事
あんじゃねえのか?》

《俺の能力?》
《米軍やCIAはな

射撃訓練の一環で こういう
シューティングゲームを使うらしいぞ》

(ゲームの音声)

くそ。 くそ くそ くそ…。
(ゲームの音声)

ナベや健太もか? あいつら
ただ能天気なだけじゃねえの?

フッ まあ 西はな。
けど渡辺は…。

(西)もう だいぶ慣れたよ。

筋肉も結構ついたし。
俺も父ちゃんや

兄ちゃんたちみたいに
なってみせるから。

(母)楽しみにしてる。
頑張ってね。

(テレビの電源をつける音)
(西)ありがとう 母ちゃん。

あっ じゃあ また。

家族みんな 自衛官やったっけ?
(西)うん。

しかも全員 レンジャー隊員。
(渡辺)サラブレッドやん。

えっ!? いけちゃんや!

(西)いけちゃん?
(渡辺)俺の元相方!

この間 映像見せたやん!
(西)あ~!

食べきれなければ
激苦ジュースの罰ゲーム。

(渡辺)テレビ出るなんて
売れっ子んなったな。

あの漫才おもんなかったのになぁ。

あっ ナベさんが
足 引っ張ってたんじゃないっすか?

え…?

ぎりぎり失敗でしたね。

(池谷・渡辺)《どうも~!
トックティックスでーす!》

(渡辺)《めっちゃファンなんです~!
サイン下さ~い!》

(池谷)《構へんよ》

《それ 野球のサインやろ~!》
(池谷)《犠牲フライや》

《何でファンの子に
犠牲フライ打たすね~ん!》

《解散?》

《辞めたらあかん
いけちゃん 才能あるんやから…》

(池谷)《俺は辞めへんよ》

《でも お前は
辞めた方がええと思う》

《えっ?》
《悪いけど

俺 お前で笑ったこと
一度もない》

《じゃ》

♬~

♬~

《ちゃんと ごみ箱に捨てろ》

《なっ?》
《すいません》

《ホンマは分かってるんです》

《自分には
人を笑わせる才能がない》

《凡人中の凡人やって》

《そっか 凡人は駄目か》

《凡人でもいいんじゃねえか?》

《誇りさえ持って
生きていければ》

ホンマにそうなんかな…。

(八女)みんな 何かしら抱えて
ここに来てんだ。

なあ お互いをつぶし合うなよ。

支え合ってくれ。

≪(ドアの開閉音)

そういうの うぜえって。

♬~

(吉田)集まれ!
(自候生たち)はい!

(吉田)休め!

今から体力検定を実施する。
(自候生たち)はい!

フゥ…。

いよいよだな。
(丸山)ああ。

用意。 始め!

1 2 3 4 5 6 7 8…。

♬~

♬~

(吉田)やめ!

あぁ…。
≪(せき)

国生 112回!
(自候生たち)お~。

うっ… あ…。

荒井 113回。

しゃ~っ!
(自候生たち)お~!

(小倉)まま… まずは荒井さん。

あぁ…。

(自候生たちの掛け声)

うわっ これもすげえ記録
出るんじゃねえか?

92 93 94…。

(武藤)95 96 97…。

♬~

(吉田)やめ!
(荒井・宙)あぁ…。 ハァ…。

国生 120回!
荒井 119回。

(自候生たち)お~! すげえ!

(自候生)今度はチュウか。
(荒井)くそっ!

(西)今んとこ一勝一敗か。
(小倉)てて… てことは?

最後の3000mで勝負がつく。

ハァ ハァ…。

フゥ…。

(小倉)ここ… これで負けた方が
辞めちゃうんだよね?

(吉田)用意!

スタート!

(自候生)うわ やっぱり
あいつら ダンチだな!

(自候生たち)頑張れ! いけ!
頑張れ! いけいけ!

右 向け。
止まれ! 1。

これから5分の休憩に入る。
別れ!

(一同)別れます!

≪(吉田)あと3周!
ほら もう少しだ 頑張れ!

♬~

♬~

(吉田)ラスト直線! 頑張れ!

おい どっちや!

チュウさーん 頑張れー!
(丸山)あと少し!

(西たち)荒井さん!
頑張れ! 2人とも頑張れ!

頑張れ! 頑張れ!
2人とも頑張れ!

チュウと荒井 頑張れ!
チュウさん! 荒井さん!

(一同)頑張れ!

うっ!

あっ!

うっ! ハァ ハァ ハァ…。

(自候生たち)うおお!
荒井だ。 荒井だ。

ハァ ハァ…。

チュウ…。

う… うっ!

じゃあな。

ハァ ハァ ハァ…。

♬~

(ドアの開閉音)

(八女)《あいつは
全てを捨てて ここに来たんだ》

ホンット真面目だな。

磨き過ぎだろ 真面目か。

フッ。
親にも上司にも よく言われた。

生真面目過ぎる
もっと要領よくやれって。

欠陥人間ばっかりだな ここは。

チュウ君だってそうだろ。

みんな 同じだ。

だから…。

辞めたりすんな。

俺は どんなにつらくても
途中で投げ出したりはしない。

自分で決めた道だから。

♬~

フゥー。

んだよ
出てったんじゃなかったのかよ。

これ吸ったら出てってやるよ。

ハァー。

お前は勝ったから残んのか?

何で こんなとこいんだよ。

継ぎゃあいいだろ。
金持ちなんだろ お前んち。

俺んちじゃねえよ。
あっ?

愛人の子供に
居場所なんてなかったからな。

《また警察に
連行されたんですってね》

《いいかげん出てったら?》

《誰も あなたのこと
家族なんて思ってないし

周りからも
そう思われたくないの》

(智恵子)《その年になるまで
面倒見てあげたんだから

じゅうぶんでしょ》

ここで頑張るしかねえ。

他にいる場所ねえしな。

《落ち着いて食べなさい》

《めっちゃうまいんだもん
母ちゃんのカレー》

《フフッ おいしい?》
《うん おいしい!》

(公平)
《早苗の分は これが最後だな》

(早苗)《うん》

《よし。 んっ!》

《あんたの荷物は それだけ?》
《んっ?》

《1人で運べるよね》
《ああ》

(早苗)《高校卒業するまでは

あんたの家賃も
あの人が払ってくれるから》

《高校卒業したら働くから
自分で何とかするよ》

≪(公平)《早くしろ 早苗》

《元気でやりなさいね》

♬~

お前も
似たようなもんじゃねえのか。

別に。
何で自衛隊 入ったんだよ。

それは…。

八女がしつこかったからだよ。

1本くれよ。
あっ?

んっ。

おい!
これでチャラにしてやるよ。

負けたら辞めるって賭け。

♬~

♬~

(八女)《あいつは
全てを捨てて ここに来たんだ》

《お前みたいに簡単に
辞めるなんて言えないんだよ》

《でも あいつら みんな
切羽詰まってた》

♬~

あっ!

すいません 大丈夫っすか?

♬~

♬~

すいません。

ありがとう。

(冬美)ホントは悔しいんでしょ?

だったら一人前になってよ。

仲間と家族のようになれたら…。

一人前の自衛官になれるかもよ。

(ノック)

♬~

♬~

《家族なんか いねえんだよ》

(八女)
《家族からも逃げてんのか》

《みんな 同じだ》

《だから…》

《辞めたりすんな》

《ここで頑張るしかねえ》

《他にいる場所ねえしな》

(八女)《みんな 何かしら抱えて
ここに来てんだ》

《なあ お互いをつぶし合うなよ》

《支え合ってくれ》

うおーっ!

しょうがねえな!

(自候生)列外1 異常なし!

≪二班 休ませ。
(自候生)休め!

やってやるよ!

すいません 遅れました!

チュウさん…。

逃げ出したわけじゃ
なかったんだな。

うるせえ。

♬~

(八女)国生!
はい!

グラウンド 30周!

点呼に間に合わなかったのは
ペナルティー対象だ。

分かったよ!

ったく 人騒がせなやつや。

本当にな。

♬~

俺は辞めねえぞ~!

絶対 一人前の自衛官に
なってやる!

47!
(宙たち)47!

48!
(宙たち)48!

49!
(宙たち)49!

50!
(宙たち)50!

(西)あと2セットもあんのかよ。

(小倉)な… 何で僕らばっかり
ペナルティーあるんだろ。

(渡辺)お前が腕立てんとき
膝ついてたからやろ!

(荒井)お前だって数ごまかしてたの
バレてたじゃねえかよ!

お前だって
半長靴 磨いてなかっただろうが。

そう言うチュウ君もな。
嘘…。

(西)あっちぃ…。
ビール飲みてえ。

ビール… ビール… ビール!

そっ そういえば
この駐屯地内に

お酒飲めるとこあるんでしょ?
あっ?

(丸山)あるある
隊員クラブってとこな。

何で そんな大事なこと
黙ってたんだよ。

こんなことしてる場合じゃねえ。
チュウ君?

どこ?
どこ?

ビール…。
チュウ君!?

おい! お前 ずるいぞ!
ビール!

俺もビール~!
まだ ペナルティー終わってねえぞ!

ビールどこ!?

(神宮寺)君が声を掛けた連中は
問題児ばかりらしいじゃないか。

大丈夫なのか?
(八女)私が責任を持って

彼らを立派な自衛官に
育て上げます。

約束は
守っていただけるんですよね?

1人も挫折せず 全員無事に
卒業させることができれば

希望の職への復帰を
上申していただけると。

それができればな。
だが 信頼する八女中隊長が

実は自分の欲のために
訓練生を利用してると知ったら

あいつら
ショックを受けるだろうな。

♬~

♬~

《ふざけんじゃねえぞ!》

♬~

(渡辺)みんな 来た?
≪よっしゃ!

(渡辺)それでは皆さま
ジョッキを拝借~!

かんぱ~い!
(宙たち)かんぱ~い!

くああ うんめえ!

(丸山)ずっと飲んでなかったから
染みるわ!

俺にも ちょっと飲ませてよ。

お子ちゃまは
オレンジジュースで我慢ちなちゃーい。

何でだよ!
(渡辺)チューチュー吸うときなさい。

ガキ扱いすんな!
ガキだろ ハハハ。

(西)ガキじゃねえよ。
(小倉)あぁ…。 おかわり!

お前 酒も早いのかよ。

ヤバいよね。
(隊員)おなか すいた。

どこ座る?

女や 女。
ここ 最高やな! おい!

50!

(武藤)ご… 50…。

(2人)うぅ…。

お疲れ 武藤も隊員クラブ行くか?

19歳だから 酒 飲めないんで。

≪こっち お願いします。
(店員)はーい。

つかさ お前も八女に誘われて
ここ 来たんだろ?

おう。

(話し声)

《おい。 謝れよ お前》

《おいおいおい
その余ったエネルギーをよ

他のことに使ったらどうだ?》
《はっ?》

《人を傷つけるんじゃなくて
守るためにだよ》

《何だよ てめえ》
《まあまあ まあまあ》

《お前のようなやつをさ
必要としてる場所があんだよ》

《なっ?》
《はっ?》

で パンフレット渡された。
(荒井)そう。

み… みんな 同じか。

おっ!
(渡辺たち)お~!

遅かったな お前。
「遅かったな」じゃねえよ。

お前ら サボったのバレたら
またペナルティー増えんだぞ!

真面目だな。
バレなきゃいいんだよ バレなきゃ。

(渡辺)さあ 馬場も飲んで飲んで!
お姉ちゃん ビール1つ!

勝手に頼むな。
えっ?

ハイボールで。
(店員)はい。

《自衛隊?》
《はい 入隊します》

《何で自衛隊なんだ?》

《思い付きです》

《ああいう所は
連帯感が必要なんじゃないか?》

《大丈夫か? 一哉》

(針の刺さる音)

チュウ 荒井!

体力検定じゃ ぼろ負けだけどな
酒じゃ負けねえ!

誰が一番強いか決着つけるぞ!
(荒井)おーしっ!

こいつ 絡み酒か。

絶対 負けねえかんな!
(丸山)俺 チュウに1票!

俺は荒井や 頼むぞ!
(西)オグさん 頑張れ!

いけいけ…。
ようござんすか~?

レディー ゴー!

(渡辺)いけ! いけ!

(自衛官)なあ 今期の訓練生の噂
知ってるか?

(自衛官)少年刑務所上がりの
やつがいるんだってさ。

(自衛官)少年刑務所?

(自衛官)
父親を刺し殺しちまったんだって。

(自衛官)マジかよ ヤッベえな。
そいつの名前 聞いたか?

(自衛官)確か…
武藤って言ってた。

はっ?
(渡辺)えっ!?

武藤さん?

そういえば 八女

武藤のことだけは
何も言ってなかったな。

あいつは八女が
誘ったわけじゃねえってことか。

ハァ… 武藤か。

(丸山)武藤が父親を刺し殺した?

(渡辺)あいつ… 殺人犯なんか?

♬~

♬~

マジ?

(しゃっくり)