性能にこだわりたい、安定性を求めるならwpXSpeedです。区分リソースで他者の悪影響を受けないレンタルサーバー
エックスサーバー株式会社はエックスサーバー、wpX Speed、シン・レンタルサーバーと3つのレンタルサーバーを展開しています。
今回はWordPress専用クラウド型レンタルサーバー、wpX Speedの紹介です。ブログ運営を考えて収益化を考えているなら、wpX Speedはおすすめです。
これから先の時代を見越して作られた高性能と安定した運営で合理的な料金設定が利用できるWordPress専用クラウド型レンタルサーバーです。
クラウド型レンタルサーバーとは一つのサーバーを利用人数分に区分しリソースをそれぞれ利用人数分に専用サーバーとして提供します。
専用サーバーなので仮想化ソフト費用、管理コスト面では割高になるデメリットがあり、サーバー費用を抑えたいのであれば物理レンタルサーバーを選択することです。
物理レンタルサーバーとは具体的にはエックスサーバーなどです。
それでは具体的にwpX Speed、WordPress専用クラウド型レンタルサーバーの内容を紹介します。
wpX Speedを選択するポイントを見ていきましょう。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
SSD化 | 対応 |
初期費用 | 無料 |
転送量 | 13.5T/月(1日約450GB) |
容量 | 200GB |
高速化 | nginx、NVMe、PHP-FPMモードFastCGIモード利用、HTTP/2 |
SSL対応 | 無料独自SSL |
WordPress簡単インストール | 対応 |
サブドメインマルチドメイン | 無制限無制限 |
自動バックアップ | 無料、1日1回サーバー上全てのデータをバックアップ、過去7分保持 |
サポート | 電話サポート有り、電話番号すぐ分かります。親切です。 |
大きな特徴はWordPress専門のレンタルサーバーであること。レンタルサーバーを利用する場合のCMS(Webサイト構築ソフト)はほぼWordPressです。
世界のCMS市場シェアを見てもWordPressの利用は62.5%、ブログ運営でもほぼWordPress利用者です。
wpX SpeedのWordPress専用クラウドレンタルサーバーは今後需要が増すことが予想されます。
キャンペーン
特別なキャンペーンはしていない
独自ドメイン
取得できます。
取り扱いドメイン一覧
種類 | 年額 | 最短契約年数 | 備考 |
---|---|---|---|
.com | 1,650円 | 1年 | |
.net | 1,650円 | 1年 | |
.org | 1,650円 | 1年 | |
.biz | 1,650円 | 1年 | 日本語ドメインの取得ができません |
.info | 1,650円 | 1年 | 日本語ドメインの取得ができません |
.jp | 5,500円 | 1年 | |
.ne.jp | 7,700円 | 1年 | 個人や個人事業主は取得出来ません |
.gr.jp | 7,700円 | 1年 | 個人や法人により構成される任意団体で登録可能です |
.co.jp | 7,700円 | 1年 | 個人や個人事業主は取得出来ません |
.or.jp | 7,700円 | 1年 | 個人や個人事業主は取得出来ません |
速度
NVMe採用、NVMeはSSD側に搭載することにより読みか書きの高速データ転送ができます。高性能で高速化に向いています。
また2021年「KUSANAGI」と提携によりWordPressの高速化チューニングが施され速度は圧倒的です。
安定稼働
クラウドサーバーの特徴であるリソースを専門に個別割り当てし、常に安定稼働を確保しています。
物理サーバー(レンタルサーバー)は共同利用のため他利用者のデータによる悪影響でアクセスしづらい状況が生じますが、これを回避できます。
wpX Speedはオートスケール機能により急なアクセス増加に対して自動対応できます。
オートスケール設定のしきい値を決める参考情報は管理パネルログイン>サーバー設定>リソース利用状況、から確認できます。
過去3ヶ月分のリソース利用を確認してオートスケールをオン、オフ設定するか判断してください。利用料金に関係するので。
プラン
W1〜W7までのプランを用意しています。はじめての方はW1でご利用をおすすめします。
お試し期間
ありません
利用者数
日本のWordPressサーバーシェア率(2022年1月)、wpXSpeedは2.4%、国内7位です。
SSL(TLS)証明書
無料独自SSL、無料無制限で利用できます。
WordPressかんたんインストール
WordPress簡単インストール機能がつかえます。
料金設定
クラウドサーバーは必要なときに必要な分を使う。使用した分だけ料金を支払います。全てのプランは時間単位の課金制です。
上限金額が決められているので、それ以上の金額は発生しません。必要以上の料金はかかりません、使った分だけ支払う。
サポート
メール、無料電話サポートも有ります。
エックスサーバー株式会社で展開しているエックスサーバーレンタルサーバーやシン・レンタルサーバーのお問い合わせ項目も分かりやすく電話番号を明記しています。
利用者の問題解決に積極的で好感がもてます。
他社は電話番号を見やすい場所に明記していません。電話サポートに非協力的です。
マニュアル
ホームページで詳細に明記され、またマニュアル質疑に対して電話、メールでの問い合わせができるようにしています。本当に親切です。
バックアップ
有料です。1データ5,500円の費用がかかります。オプションでひと月770円でバックアップデータの復元ができます。
本記事内で使われた用語について解説します。
用語 | 解説 |
---|---|
HTTP/2 | ウェブサーバーからウェブページのデータを取得するためのプロトコル(手順、規則) |
PHP-FPMモード | ウェブサイトを高速安定させる機能 |
FastCGIモード | ウェブサーバ上で一度起動したプログラムを一定時間待機させ、それによって処理を高速化できる。 |
NVMe | SSDで2種類あり、SATAとNVMeがある。NVMeは高速でかつ小型である。 |
オートスケール | サーバー負荷時に自動的にサーバー台数を増減する機能です。システムの安定稼働を目的とする。 |
nginx | Webサイトに使われるサーバーソフトで高速、大量処理を得意とする。Apacheより早い。 |
KUSANAGI | WordPressなどのウェブシステム向けに最適化された仮想マシンです |
個人用おすすめWordPressレンタルサーバー人気順で表記
レンタルサーバー名 | 特徴 |
---|---|
Xserverレンタルサーバー | 国内シェアNo.1、人気No.1、運営実績が高いスペックの良さ、高速、高水準、稼働率99.99% |
さくらのレンタルサーバ | VSP:仮想専用サーバ含む、2021年国内ウェブホスティングマーケットシェア3位格安プランあり |
ロリポップ!レンタルサーバー | 国内シェア10%、GMOペパボが運営し女性や学生の利用者が多いLiteSpeed採用、WordPressを高速化利用できる |
ConoHa WING | GMOインターネット、2022年4月よりWebサイト表示高速化、自動高速新機能「高速化(AI)」の提供を開始しました。 |
hetemail(ヘテムル) | GMOペパボはロリポップ、ムームードメインも運営、ムームードメインと同時契約で簡単レンタルサーバ設定可能 |
Wpx Speed | WordPress専用クラウドレンタルサーバ提供開始は2019年エックスサーバ提供、他のユーザー影響を受けないリソース確保料金は高め |
お名前.comレンタルサーバ | GMOインターネット、2022年4月よりWebサイト表示高速化、自動高速新機能「高速化(AI)」の提供を開始しました。 |
mixhost(ミックスホスト) | 出会い系、アダルト系運営可能(日本国内において合法なもの)高性能、 |
カラフルボックス(ColorfulBox) | 2018年サービス開始LiteSpeed採用、WordPressを高速化し利用できる。セキュリティを重視 |
以降はクラウドサーバーについて説明します。
クラウドサーバー
クラウドサーバーは自分専用のスペースをサーバー内で持つことができ、他からの使用状況で悪影響を受けずに安定稼働ができます。
クラウドサーバーは仮想技術で成り立っています。
クラウドとはソフトウェアを持たなくてもオンライン上でアクセスして利用できるシステムのことです。
料金の特徴ではクラウドサーバーは使いたい分だけ使う、使用量に対して料金を支払うことがレンタルサーバーとの違いです。
クラウドサーバー運用には本来、専門的知識を必要とし、構築、運用、セキュリティはご自身で管理しなければなりません。
しかしレンタルクラウドサーバーはサーバーをレンタルするのでシステム構築や運用、セキュリティは事業者である、レンタルサーバー会社が行います。
仮想化
クラウドサーバーの仮想化とは1台の物理サーバーが複数台のサーバーが実在するように機能することから言われている。
仮想とは1台の物理サーバーが数台で稼働しているかのように振る舞うようなことから仮想と言われている。
例えるなら一台のパソコンにWindowsOSとMac0SをインストールしWindows用ソフトもMac用ソフトも一台のパソコンで作動することです。
これはユーザーから見たら、2台のパソコンが作動しているように思われる。実在しないが仮にあると想定している。これが仮想である。
まとめ
今回はwpX Speedを紹介しました。特筆すべきことはクラウドサーバーでWordPress専門というところです。
今後はクラウドサーバーが増え続けて行くことでしょう。サーバー運営は仮想化することのほうがメリットが多いです。
物理サーバはクラウドサーバに比べ、サーバ本体のユニットごとに設置するスペース、電源、管理の面で効率的でないからです。
実際ハードウェアの進歩により、物理サーバーはCPUが行う計算に必要なコア数、メモリやストレージ容量のは使い切っていません。
運営効率、コスト面からも効率的に稼働できるクラウド型のサーバーに移行すると感じます。
今回の記事内容を以下にまとめました。
- wpX Speedを選択するポイント
- キャンペーン
- 独自ドメイン
- 速度
- 安定稼働
- プラン
- お試し期間
- 利用者数
- SSL(TLS)証明書
- WordPressかんたんインストール
- 料金設定
- サポート
- マニュアル
- バックアップ
- 本記事で使われた用語解説
- 個人用おすすめWordPressレンタルサーバー人気順で表記
以上がwpX Speedレンタルサーバーに関しての記事内容の流れです。
ユーザー数の影響を受けないレンタルサーバーでしたらレンタルクラウドサーバーです。安定したスピードで使った分だけの料金支払いで経済的です。
wpX Speedは自分のブログ運営成長と共にプランもステップアップできるので長く使い続けられるレンタルクラウドサーバーです。
とくに初心者の方で将来的にアフィリエイトで収益化を考えているかたにおすすめです。