3年前の「桜を見る会」で安倍元総理を撮影した女性が高知県内にいます。
西川陽子さん:
なんでも言えるような感じですごく体格もいいし、頼りがいのある方やなと思いました。本当に前総理には感謝。
高知・梼原町で美容室を経営する自民党員の西川陽子さん(72)です。安倍元総理と親交があり、7月9日、話を聞かせてくれました。
西川さんは2018年、自民党県連の女性局長として東京で開かれた党大会に参加。高知をアピールするため「よさこい鳴子踊り」を披露しました。そのとき安倍元総理から声をかけられたのです。
西川陽子さん:
(安倍元総理に)高知県はよさこいが有名なんやね。僕もテレビ見ましたよって言っていただいて。みんなやってよかったねって。
翌年、西川さんの自宅に届いた1通の手紙。「桜を見る会」への招待状でした。
西川陽子さん:
びっくりしました。本当に間違いじゃないかなと。こんなことは2度とないから、主人と行きましょうということで、行かしていただきましたけど。
桜を見る会で西川さんが撮影したのがこの一枚。再会を楽しみにしていた西川さんにとって、これが安倍元総理との最後の思い出となりました。自宅のテレビで銃撃事件を知った西川さんは。
西川陽子さん:
お地蔵様に走って行って、お米を備えて水を変えて、安倍総理が回復されますようにって何回も言ってお願いしました。でも5時3分にお亡くなりになって。本当に残念です。もう二度とこんなことがあってはならないと思います