世論では「日本の治安は低下をした。」

という思いがあるようです。

 

都内繁華街での大量殺人事件。

バスジャック、電車内での殺人事件。

中学生が刺され、政治家が撃たれ・・・

 

ここで思うことは、世の中を良くすることの1つには

武術や護身術を身に着けることだ!

と考えられる方も多いかと思います。

 

しかし、どれだけ知識や術を得ても

「いたちごっこ」

にしかなりません。

 

 

理由です。

世の中の人間が皆「柔道8段、剣道8段の腕前」になりました。

しかし、それは襲撃する側の人間も同じ腕前です。

つまり差し引きゼロです。

 

それに対して、

「じゃあ空手8段の技術も加えたら?」

襲撃者も空手を学んだら同じことです。

 

では、治安を守るにはどのような対策が必要なのでしょうか?

答えは単純です。

「教育」

   

 

この教育も、今の日本の教育者の多くは

「自己を向上に思い見誤り、他人を目八分に見落とし。」

つまり

「自分は良いけど他人はダメ。」

という人間が

「俺を見つめよ。」

という価値観の押し付けを行っています。

ここに

正しい教育など存在しないと言う事です。

 

 

一般に言われている道徳教育も

「長いものには巻かれろ。」

「寄らば大樹の影。」

と言った、為政者などに逆らわないように

洗脳教育を行っていることもあります。

  

 

    

教育とは何か?

それを見つめなおし、考え、実行する。

その教育が正しいものならば、

そこに、本来人の持つ真実を知り

治安は自然と良くなっていきます。

 

なおゴーダマ・シッタルーダ仏祖も

「スゴイ人に従うことが正しい生き方ではない。

 自分で正しい道を見つけることが修行である。」

と言う事を説かれております。