吉田拓郎、井上陽水、中島みゆき…音楽業界が恐れる大御所ミュージシャンの「引退連鎖」

吉田拓郎の最後のテレビ出演

日本のポピュラーミュージックが一つの時代を終えようとしている。長きにわたり、音楽シーンを牽引してきた二人の大御所ミュージシャンが引退に向けて動き出した。

まずはシンガーソングライターの吉田拓郎(76歳)が、52年間の音楽活動に終止符を打つ。7月21日(木)に放送される音楽特番『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ)内で引退を発表する予定だ。

「この番組出演以降は、唯一のレギュラーだったラジオ番組『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』を継続するそうです。ただ、『オールナイトニッポンGOLD』も12月いっぱいで終了します。ラストコンサートなども実施しない予定なので、吉田の姿を見るのは、21日のテレビ出演が最後になるでしょう」(芸能プロ関係者)

 

井上陽水は「隠居」中

もう一人、引退に向けて着々と動き出しているのが、シンガーソングライターの井上陽水(73歳)だ。

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「すでに井上は、引退に近い状態と言っていい。2019年に歌手活動50周年記念ツアーを行って以来、音楽活動は休止状態。21年末には個人事務所『キャンプ』の代表を退任し、息子に譲っているんです。現在は一人静かに都内のタワーマンションで暮らしています」(レコード会社関係者)

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