登録日:2022/07/12 Tue 18:09:00
更新日:2022/07/14 Thu 07:38:02NEW!
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「助け合い」とは、『
ブラック・ジャック』第201話のエピソード。
コミックス17巻、文庫版2巻、手塚治虫漫画全集では9巻、手塚治虫文庫全集では10巻に収録されている。
高額な医療費を請求することで知られるブラック・ジャックだが本エピソードでは一円も手術料を取らない。
それどころか、
たった一人の手術のためにすさまじい大金を使い切るなど収支報告で言えばおそらくダントツの
大赤字回。
「金の亡者」「守銭奴」と人々に陰口を叩かれるブラック・ジャックがどうしてそこまでするのか?
その答えはラストシーンの言葉に集約されている。
登場人物
本作のもう一人の主役とも呼べる人物。
マジメで正義感の強いサラリーマンであり、窮地に陥ったブラック・ジャックを助けた。
しかし上司により、会社の責任をおっかぶせられた
自殺を命じられてしまう。
スターシステム上の演者は『I・L』の伊万里大作。『BJ』では名作「
おばあちゃん」でも主役の老婆の息子役で登場。
アニメ版での声優は大御所
古川登志夫氏。また、アニメ版では名刺から
“Daisaku”という下の名前が確認できる。
冒頭でBJを殺人犯と誤認逮捕して苛烈な取り締まりをしていた暴力警官。アニメでは口を割らないBJに業を煮やし自白したと嘘の調書を作ろうとした。
スターシステム上の演者は『キャプテンKen』に登場するデブン。
アニメ版での声優は川津泰彦氏。
蟻谷の上司。原作での名前は財田。アニメではMr.コール。後述する通り、部下にとんでもない無茶を押し付けるひでえ上司である。
スターシステム上の演者はハム・エッグだが、アニメでは全く顔が違う。
アニメ版での声優は野田圭一氏。
蟻谷が搬送された病院の老院長。原作では2コマしか出番が無い(日本人)が、アニメではドイツが舞台になっており名前も設定された。
アニメ版での声優は秋元羊介氏。
あらすじ
「さあはけ!! ドロをはいてしまえ!!」
「女をおそって殺したということを認めるんだっ」
某国───。
ブラック・ジャック(BJ)は椅子に座らされて縛り付けられ、罵声を浴びながら暴行を受けていた。
場所は警察署。顔にキズあとがあるというだけで殺人事件の犯人と誤認され、警察に取り調べを受けていたのだ。
もちろんBJには身に覚えがなく、濡れ衣以外の何物でもない。
「私はそこに……いなかった……」
「わた……しは……その時間……バーで……お酒をのんでいたんだ……」
息も絶え絶えに自分の無実を訴えるも警察はまるで信じようとしない。
そのアリバイを証言できるものがいるのか?と問われ、BJは答える。
バーで一人の日本人と出会っていたと。
「どっかの商社の日本人がいたけど……名まえも知らん。いまどこにいるかも知らん」
「フン!え、オッサン!いいかげんなことを言ってくれるなよ!」
「その日本人が証人にでもなってくれるっていうのなら話は別だがな!」
警察の言葉を聞いたBJは困り果てた。
行きずりに出会っただけで連絡先も知らない人をどうやってここに呼んで自分の無実を証言してもらえるというのか。
警察はBJを殺人犯として逮捕しようとする。
ところがその時、警察署に一人の日本人が訪ねてきた。
その人こそ、まさしくBJがバーで出会った日本人の商社マン、蟻谷(ありたに)だった。
蟻谷は国境を超える車の中でBJが逮捕されたというニュースを聞き、気になって引き返してきたのだという。
「そのためわざわざ……引き返して……?」
「だってあなた無実の罪じゃありませんか!!」
蟻谷は警官たちを怒鳴りつけた。
「この人はたしかに犯行の時間に私といっしょでしたっ」
「完全な人ちがいですッ この人は犯人じゃありません!!」
蟻谷の証言によってBJは無事に釈放された。
BJは蟻谷に尋ねる。
「しかしあなたはどうして私のために……」
「何言ってるんです お互い日本人同士じゃないですか」
蟻谷はこともなげに答えた。
その後、バーで蟻谷とBJは容疑が晴れたお祝いのお酒を酌み交わしていた。
BJは蟻谷に助けてもらったお礼がしたいと話す。
困ったときに助け合うのは当たり前、と断る蟻谷にこのままでは自分の気が済まないとBJは食い下がる。
「私はしがない町医者ですがね……せめて何かお役に立つことがあれば……」
「じゃあいつかケガでもしたときには、助けていただきましょうか」
「お約束しますよ蟻谷さん」
握手を交わし、二人は別れるのだった。
町医者は町医者でも無免許医なのはツッコまないでおこう
時は流れ───
北海道の大安商事。
そこに勤める蟻谷は海外出張も頻繁にこなし、経理課長として経理面においても事実上の責任者という重責を担っていた。
ある日、蟻谷は日頃の業務態度を局長から褒められた後に折り入っての頼みがあるということで局長の家へ呼び出しを受ける。
わけもわからず言われるがままその日の夜に局長の家を訪ねる蟻谷。
すると局長は蟻谷に問いかけた。
「きみはウチの会社に命をささげる気があるかね?いや……つまり忠誠心はあるかね」
「ハッ それはもちろん どういうご命令にもしたがいます」
蟻谷は迷いなく答えた。
それを聞いて局長は話を切り出す。
かつて大安商事が取引を行う際、通産省の大臣に裏金を届けたことがあり、それを検察庁が嗅ぎつけたのだと。
もしもこれがバレれば局長や専務は贈収賄で逮捕され、大臣も追及を免れない。
「あの件で金を動かした直接の男はきみだろ 帳簿を細工したのもきみだろ」
「でも!それは局長のご命令で……」
「いや わしゃ知らんよ」
「きみがいなければみんな助かるんだ 気の毒だが死んでくれ」
「さっき会社のために命を捨てるといったろ?」
「きみが死んだら屋上に銅像たてて会社の神さまとして毎日おがむから……な」
と説得する。
なおも食い下がる蟻谷に「どこの会社でもそうやっとるんだ!」と一喝し、用意していた遺書を渡して自殺するように命じた。
「「四億円は私がパチンコでつかいこみました」」
「「ほかの人は関係ありません 全部私がしたことです」なんだいこりゃア」
遺書の文面を読みながら、いきなり予想だにしていなかった命令を受けた蟻谷はトボトボと街を歩く。
「どうやって死のう 首くくるのはかっこ悪いしな……」
「睡眠薬のもうかな……それとも投身自殺……」
やがて踏切の前まで来た蟻谷は電車に飛び込んで死のうと決めた。
が、電車を待っている間にどうして自分だけが死んで局長たちがノホホンと助かるのかと至極まっとうな考えに辿り着き、決意を新たにする。
「おれは死なないぞ!! バカバカしい!! こんな責任おって死ぬもんかっ!」
しかしその言葉を口にした瞬間、後ろを尾行していた車が蟻谷を跳ね飛ばし、蟻谷の身体は走行する電車に巻き込まれてしまった。
所変わってBJの家。
テレビからは蟻谷が電車に轢かれたニュースが流れていた。
「ねー先生 アイ……アイ……ア、リタニって変わった名まえよのね!」
ピノコの口から出たその名前を聞いた瞬間、BJの目の色が変わった。
すぐさま蟻谷が収容されている病院に電話するBJ。
院長の話によれば手は尽くしたものの、蟻谷はもはや手遅れであり、もって数時間の命だという。
ならば自分にオペをさせろと進言するが院長は相手が評判の悪いモグリの医者だと知るやいなや治療も患者の引き取りも拒否してしまう。
病院から断られたBJはすぐに北海道に向かおうとするも飛行機の国内便はすでに満席なのだという。
だが手をこまねいている暇はない。BJはすぐに車に乗り込み走り出した。
「蟻谷さん 私はあんたを……どうしても助けなきゃならん!!」
速度制限を無視して猛スピードで車を飛ばすBJ。
高速道路が渋滞していれば反対車線に移動し、追ってくる警察も全て無視して蟻谷の病院まで突っ走る。
警察の追跡を躱すために乗ってきた車を捨てて札束を出してレンタカーを借り、モーターボートを即金で購入して津軽海峡(多分)を渡るなど、なりふり構わず目的地を目指す。
そうして陽も落ちてきた頃、BJはようやく蟻谷が収容されている病院までたどり着いた。
蟻谷は危篤状態ではあったものの、まだ命をつなぎとめていた。
しかし、院長はやってきたBJを一顧だにせず、手術してもムダだとして病院から追い出してしまう。
だが、BJはここで諦めるような男ではなかった。
院長から追い出されたBJが向かったのは病院の経営者が住んでいる家。
そのまま家の中に上がり込んだBJは経営者に交渉を持ち掛ける。
その内容とは、現金20億円で患者ごと病院を譲ること。
かくして経営権を買収したBJは堂々と病院へ戻ってきた。
驚愕する院長を尻目に蟻谷の状態を確認し、語り掛けるBJ。
「蟻谷さん ひさしぶりですねえ 約束どおりあなたを助けにきましたぜ」
BJはすぐにオペの用意を命じた。
しかし病院を乗っ取られた形になった院長はヤクザへ連絡し、蟻谷のオペをやめさせようとする。
やってきたヤクザはBJに向かって凄むと手術を中止するよう忠告する。
だが、BJはもうこういう荒事は慣れっこなので、すぐさまヤクザの喉元へメスを突きつけ、怒鳴り返した。
邪魔者を追い返し、オペは開始された。
頭蓋骨血腫、顔面骨複雑骨折、口蓋破裂、肺左上葉損傷、左腕左脚重骨折、etc.
蟻谷の症状は深刻だった。
しかしそこは我らがBJ。病院職員が思わず神業とまで形容するメスさばきで的確に処置をしていく。
もし助かったら奇跡だ、と言う職員にBJは「『もし』とはなんだ だんじて助かるんだ」と強く言い切った。
一方、蟻谷に回復の兆しが見えてきたことを知った局長は瞳に危険な光を宿しながら言い放つ。
「なァにそれならもう一度死んでもらえばいいだけだテ」
「今度は事故でな……」
その後、八回にも渡るオペによって蟻谷は奇跡的に回復し、ようやく意識を取り戻した。
自殺などするもんじゃない、と諭すBJに対し、蟻谷は車に突き飛ばされたことを話す。
「せ、先生……わ、私……命、ねらわれてる……」
「こ……今後も……きっと……殺されます」
処置が終わったばかりの口で怯えながら話す蟻谷。しかしBJは優しく蟻谷に語り掛けた。
「そうか……へんだと思ってましたがやっぱりそうでしたか」
「心配ないですよ 多分退院したあと」
「まあ二度とつけねらわれることはないよ」
やがて退院の日が訪れた。
局長はヤクザへと連絡し、退院してくる蟻谷を今度こそ確実に亡き者にする計画を立てていた。
蟻谷が退院するのは正午ちょうど。
ヤクザは今か今かとその時を待っていた。
アトム、トッペイ、丸首ブーン、バルボラなど様々なキャラクターが通りかかる。
……しかし、正午どころか一時半になっても蟻谷は病院から出てこない。
痺れを切らしたヤクザが受付へ尋ねに行くと、蟻谷は
ついさっき退院していったという回答が返ってきた。
「バカ バカ ノロマドジ!さがせっ!」
「やつがうろついているあいだ……おれはまくらを高くしてねむれんのだっ……!」
報告を受け、ガックリとうなだれる局長。
ヤクザは蟻谷の面相を知っていて、病院から出てくる人をずっと見張っていたのになぜ取り逃してしまったのか?
「おかげで……なんだか人間が変わったみたいです」
「そうでしょう なにしろ顔がグチャグチャでしたからな」
その頃、病院から少し離れた場所でBJは(スターシステムとしての)トッペイ演じる男と会っていた。
その男こそ、BJの整形手術によって人相がすっかり変わった蟻谷その人だった。
BJは電車に轢かれて損傷した蟻谷の顔を形成手術する際に今までの蟻谷とは全く別の顔に作り替えていたため、
ヤクザは蟻谷が病院から出てきたことに気付かなかったのだ。
「私とはもう会わないほうがいい 会えばかんづかれますからね」
蟻谷がもう狙われることのないように、自分との関わりを絶つように警告し、その場を去ろうとするBJ。
蟻谷は問いかける。
「でも……なぜ私にこんなにつくしてくださったんです?」
それを聞いたBJは背を向けながらひとり呟くのだった。
「おたがいさまでさァ」
「あなたに助けられたときは もっと嬉しかった……」
【余談】
蟻谷が勤めていた大安商事(たいあんしょうじ)だが作中では、
- 通産省大臣への裏金献金
- それを警察に嗅ぎ付けられそうになると当事者に全責任を被せる
- ヤクザに依頼して当事者が確実に死ぬように仕向ける
- 一命をとりとめた当事者が退院するところを再び襲おうとする
などなどかなーり香ばしい行為をやってのけている。
令和の時代ならば「
会社のために死んでくれ」などと言われて素直に従う社会人などほぼいないだろうが、
本話の時代設定が掲載年度と同じ昭和53年ならば会社員は自分が勤めている会社へ忠誠心を持つことはわりかし普通だったため、
それを盾に無茶とも言える業務命令を下されることもままあったのも事実……らしい。
もちろん
責任の押し付け・社員への危害が避けられない無茶な命令などは
ブラック企業の最たるものなので、
こんな命令を受けたアニヲタ諸氏は従うことなく、すぐさましかるべきところへ駈け込もう。
前述の通り今エピソードでBJが得た治療費はゼロ。
それに対して蟻谷の元へ駆け付けるために購入したものは、
- レンタカー
- モーターボート
- 入院患者を含む病院の権利
の三つが作中で描写されている。
レンタカー代とモーターボート代がいくらなのかは明確な言及がないものの、
レンタカー業者には札束を、モーターボートはボストンバッグ一杯の紙幣を渡していることからかなりの金額で買い取ったものと推測される。
極めつけに病院の権利を購入するために現金で20億円という途方もない費用を捻出している。
おまけに莫大な金額を注ぎ込んで手に入れた経営権も蟻谷の治療が終わったあとは「もとの持ち主にひきとってもらうさ もう用はないんでね」とあっさり放棄。
そのためBJの手元に残ったものは正真正銘ゼロである。
まさしく『いつかケガをしたときには助ける』という蟻谷との約束を守るためだけに費用を惜しまず駆け付けたBJの義理堅さが窺えるエピソードと言えるだろう。
アニメ版
BJが両親の過去や本間血腫の秘密に迫るストーリーが展開される『ブラック・ジャック21』にてアニメ化されている。
本作は第7話「百億円 命の約束」の原案となり、同作が海外を舞台に展開されていることから、
- 蟻谷の勤務会社はヨーロッパの大手医療機器メーカー
- 取調べ(という名の拷問)中から始まった原作に対しレストランで蟻谷と会ったシーンから描かれている。その経緯は辛い料理を食べ喘ぎまくってたピノコに水をあげた…というもの。
- ピノコが最初から同行してるためBJの無実の証人探しに彼女が奔走する。蟻谷がBJの件を知ったのもニュースではなくピノコから。
- BJの無実の証人が蟻谷に加えレストランの従業員の
無愛想な女性が追加。女性はピノコが最初話をした時は取り合わなかったが蟻谷が金を出したことで証人になった。
- いつかケガをした助ける…というお礼の仕方は2人が見返りを求めないためピノコが提案したもの。
- 原作で会社から出された「死んでくれ」という命令が「様子を見て支社に戻すからそれまで身を隠しててくれ」と若干無難なものに変更。無論生かすつもりはなく原作同様直後に殺されかける。
- 裏金献金した相手は同作の黒幕・全満徳率いる闇組織。
- BJが蟻谷の危機的状況を知ったのはニュースではなく貰った名刺に闇組織のシンボルである蛇のマークが書かれていたためその事について電話で聞こうとした際に。
- BJが病院を買い取った金額は100億円(約7000万ユーロ)で患者が回復するまでという条件付き
(言葉通り捉えるなら手術に失敗してたら金は戻らず病院の経営者になってしまったのか…?)
- 病院長はBJが病院を買い取ってからは敵対することなく協力している。
- 局長はアニメでは取締役となっており、蟻谷の退院後は計画失敗の責任を取らされて満徳に始末されている。
などなどいくつか改変されており、原作とはまた違った形で見応えあるものになっている。
おたがいさまでさァ あなたに追記・修正されたときはもっと嬉しかった……
- 病院に駆けつけるくだり、なんかこち亀の話かと思いそうになったわ……人の執念ってすげえ -- 名無しさん (2022-07-12 18:56:52)
- 原作では局長のその後は不明だったけど、アニメだと黒幕に始末されてるんだよな。 -- 名無しさん (2022-07-12 19:31:17)
- アニメだと蟻谷さんが目撃者見つけたけど門前払いされたピノコに「あういう人はお金を渡せば思い出してくれるんだよ」と目撃者にお金持たせてBJの無実を証明してたな -- 名無しさん (2022-07-12 19:43:15)
- もうかっこよすぎるよ、どっちも -- 名無しさん (2022-07-12 19:57:15)
- しっかし会社ももちろんアレだが乗っ取られそうになったからってヤクザ呼び出す院長もヤバすぎる。 -- 名無しさん (2022-07-12 20:07:20)
- BJの義理堅さがひときわ目立つ話だな。蟻谷さんがなかなかいないいい人間だったこともあるが -- 名無しさん (2022-07-12 20:13:06)
- 受けた恩も仇も絶対に返す男 ブラックジャック -- 名無しさん (2022-07-12 20:27:56)
- 整形後の蟻谷の見た目はバンパイヤのトッペイ? -- 名無しさん (2022-07-12 20:37:45)
- 「さあ吐け!ドロを吐いてしまえ!女を襲って殺したと認めるんだ!」という(厳密にはちょっと違ったが)冒頭の台詞だけしっかり覚えてた。肝心の本編の記憶が全く無かったというか、駅で気絶した女性を急遽治療して報酬にラーメンを要求する全く別の話と混同してたわ -- 名無しさん (2022-07-12 21:21:51)
- 手術料はとっていないが、強いて上げれば最初に助けられたのが報酬の先払いと言えなくも無いかな。 -- 名無しさん (2022-07-12 21:33:33)
- BJ先生はこういう打算のない好意や親切は何年たっても忘れないのよな。 -- 名無しさん (2022-07-12 22:04:04)
- この話はBJの義理堅さを感じられて好き、話の締めの台詞も印象深い -- 名無しさん (2022-07-12 22:29:29)
- 検察もバカじゃないから4億円もの金をパチンコに注ぎ込んだと書かれた遺書など信用せず捜査を進めるだろうからいずれにせよこの会社の上層部の逮捕は時間の問題。蟻谷さんはマジで無駄死にになるところだった -- 名無しさん (2022-07-12 22:52:15)
- 受けた恩は何としても(医療で)返すのはスーパードクターKでもやってた覚えがある -- 名無しさん (2022-07-12 23:25:23)
- ↑10何故か記事内に記述がないけど、この病院長、局長の息がかかっていたのよ。だから担ぎ込まれた蟻谷の治療もおざなり(重症だったのは本当)だったし、ブラック・ジャックに病院を乗っ取られたら局長に報告してる。それで局長がヤクザを手配した -- 名無しさん (2022-07-13 00:10:08)
- ものすごく壮大な「情けは人のためならず」 -- 名無しさん (2022-07-13 05:35:57)
- ↑3 今はゲリラのリーダーになってた外国人を救うために戦地に乗り込んで治療する話だったか。こうなるとドクターKの項目も欲しいな。今はK2の方しか無いし -- 名無しさん (2022-07-13 07:24:05)
- 受けた恩を返すために損得抜きで協力するという話はゴルゴ13でもあったな。やりかたはBJとは正反対になるけど、そういう冷徹なプロフェッショナルが義理のために無償で全力を尽くすという話は胸が熱くなる -- 名無しさん (2022-07-13 08:15:26)
- 病院側は今だったら反社会的勢力排除条項とかで厳しい制裁を受けるんじゃないかな? 反社=ヤクザと癒着してた時点で厳しいペナルティを食らうだろうし -- 名無しさん (2022-07-13 11:57:50)
- 終わった後先生病院を元の経営者に返したシーンなかった? -- 名無しさん (2022-07-13 14:34:25)
- ↑原作ではこれからもブラックジャックのオペを観れると喜んでいた医師達にブラックジャックがいつまでもいる気はない、元の経営者に買い戻してもらうって言ってた -- 名無しさん (2022-07-13 15:07:50)
- ↑あれ何億で買い戻してもらったかすごい気になったな。20億で買い戻してもらえないだろうしその差額が今回の件で一番金かかってそうだから -- 名無しさん (2022-07-13 15:24:14)
- ↑ブラックジャックなら病院がヤクザと連んでたのをネタにしてトントンで買い戻させそう 自分の治療を邪魔されたんだし -- 名無しさん (2022-07-13 16:27:42)
- BJと蟻谷の声優が黒ひげとエースwww…なのはさておき『宝島』の話で(自然保護につぎ込んだから)手元にあまり金が無い事実が判明したのによくこんなに金を使えたな。たまたまでかい仕事で稼いだ後で財布の紐が緩かったか……… -- 名無しさん (2022-07-13 18:36:18)
- 今だったら危険運転をドライブレコーダーに記録されてBJ捕まりそう -- 名無しさん (2022-07-13 19:39:37)
- アニメの方はラルゴとかトリトンとか原作では死んでしまったキャラを極力死なせなかったのに この話は(悪党とはいえ)爆殺していて驚いた -- 名無しさん (2022-07-13 20:08:50)
- ↑テレビアニメ無印は生き延びる改変が多かったけど、21は連続エピソード展開でよりハード・シリアス路線となってるから原作エピソード同様に死ぬ展開が多いし、オリジナル人物含めて結構な数が死んでるんだよね。 -- 名無しさん (2022-07-13 21:31:49)
- 投身自殺を装って阿蘇の火口に放り込まれた蟻谷さんが、生への執念で這い上がってくるうちに燐光を発する不定形の怪物へと変身し、会社の幹部たちを体内の亜硫酸ガスで殺害していくんだけれど、BJの手術のおかげで元の人間に戻る、という話ではなかったのか。 -- 名無しさん (2022-07-13 23:01:40)
- ↑なんで怪奇大作戦? -- 名無しさん (2022-07-13 23:07:46)