千葉真一さん死去 新型コロナウイルス感染で82歳
2021年8月19日 23:45
俳優の千葉真一(本名:前田禎穂)さんが8月19日午後5時26分、新型コロナウイルスによる肺炎のため、千葉県君津市の病院で死去した。82歳だった。
千葉さんは1939年生まれ、福岡県出身。日本体育大学を中退後、59年に東映ニューフェイスに合格し入社。68年にはテレビドラマ「キイハンター」に主演し、当たり役となった。
これまでに「仁義なき戦い 広島死闘篇」「柳生一族の陰謀」「戦国自衛隊」など数多くの映画に出演してきたほか、日本を代表する映画スターとして、海外ではサニー千葉の名で人気を博していた。クエンティン・タランティーノ監督作「キル・ビル」にも出演した。
アクション俳優としての地位を確立しながら、70年にはジャパン・アクションクラブ(JAC)を設立。後進の育成にも熱心で、真田広之や志穂美悦子らを育て上げたことでも知られている。
(映画.com速報)