札幌市の消防士２人懲戒免職｜NHK 北海道のニュース

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180820/0002411.html
札幌市消防局は、交通事故で保険金をだまし取ったとして起訴された消防士と、女性の住宅に侵入を繰り返し下着を盗んだとして起訴された消防士を、それぞれ２０日付けで懲戒免職の処分にしました。
札幌市消防局によりますと、厚別消防署の消防士、本木敬也被告（２７）は、３年前の１２月、札幌市豊平区で車を運転していたところタクシーと衝突して同乗者がケガをし、通院したと見せかけて保険金およそ１００万円をだまし取ったとしてことし６月に詐欺の罪で起訴されました。また東消防署の消防士、森谷尋樹被告（２６）は、札幌市内の女性の住宅に侵入を繰り返し下着を盗んだとして先月、住居侵入と窃盗の罪で起訴されました。２人は起訴内容を認めているということで、札幌市消防局は、この消防士２人が消防職員としてあるまじき行為をしたとして、それぞれ２０日付けで懲戒免職の処分にしました。札幌市消防局は不祥事が相次いでいるとして、先月、課長級による作業チームを設置し幹部職員の管理能力の強化や若手職員の研修内容の見直しなど再発防止策の検討を進めていて、ことし秋をめどに方向性を取りまとめるということです。