上原哲太郎氏×老舗メールセキュリティベンダーのガチンコ対談 ~「脱PPAP」対策:コスト・慣習の壁を打ち破る現実的な進め方~
概要
パスワード付きZIPファイルをメールに添付し、別メールでパスワードを送付する「PPAP」。ZIPファイルがパスワードと同じ経路で送られることによる盗聴リスクなどから、「対策として無意味」という認識はかなり浸透しました。しかし、その代替策となると浸透度、理解度はいまだ十分とは言えない状況にあるようです。特に問題なのは、代替策にかかるコストや、慣習を変える手間や心理障壁ではないでしょうか。
では、どうすれば正しい方法へと迅速にシフトできるのでしょうか?
本セミナーでは、セキュリティ専門家でPPAPに警鐘を鳴らし続けてきた立命館大学 情報理工学部教授 上原哲太郎氏を招き、改めてPPAP問題をおさらい。さらに「PPAPが世間で急に注目された理由」など、問題の背景も含めて「メールセキュリティの本当のリスク」を深堀り。全従業員が納得して安全にメールを使える「現実的な方法」を徹底解説します。
開催概要
- 会期
- 2022年8月29日(月)13:00~14:00
- 形式
- ライブ配信セミナー
- 参加費
- 無料
- 主催
- アイティメディア株式会社
ITmedia エンタープライズ - 協賛
- 株式会社クオリティア
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
こんな課題を抱える方におすすめ
- PPAP、何が問題なのか実はよく知らない
- 添付ファイル、結局どう送れば安全なの?
- 対策は分かった。でも予算も周囲の理解も足りない。どうすれば?
- なぜPPAP問題が急に注目されだしたの?
- メールセキュリティ、問題の本質を知りたい
プログラム
13:00~13:30 基調講演
今さら聞けないPPAP問題 ~「知らない」では済まされない問題とビジネスへの影響~
メールの添付ファイルをZIP形式で暗号化してから送った後、パスワードを別送する通称「PPAP」が批判されていますが、結局どうやってファイルを送信するべきかについては、誰も答えを持っていないようです。本講演では、そもそも「PPAP」とはなにか、広まった理由、問題点や解決策について分かりやすく解説します。
立命館大学
情報理工学部教授
上原 哲太郎 氏京都大学博士(工学)。1995年 京都大学大学院工学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学助手、和歌山大学講師、京都大学助教授、総務省技官を経て2013年より現職。NPOデジタル・フォレンジック研究会会長。和歌山県・滋賀県の警察本部サイバー犯罪対策アドバイザー。京都府警察サイバーセキュリティ戦略アドバイザー。芦屋市CIO補佐官。
13:30~14:00 パネルディスカッション
上原哲太郎氏と考える「脱PPAP」、問題の本質と対策
ここ数年でPPAP問題は多くの企業に注目され、対策アプローチについても一定の認知を得るようになりました。 しかし、脱PPAPを図る上では、日々の業務慣習を変えることになる、コストもかかるなど、実践には一定のハードルがあるのも事実です。では一体どうすれば対策を確実に推進できるのでしょうか。本セッションでも上原哲太郎氏に登壇いただき、問題の背景と本質を議論。 単なるツール導入に終わらない、「真に有効、かつ現実的な施策」を考えます。
立命館大学
情報理工学部教授
上原 哲太郎 氏
株式会社クオリティア
営業本部 ソリューション営業部 部長
辻村 安徳 氏2002年 日系IT商社へ入社。メールアプライアンスやメールセキュリティなどのメーカーを経て2016年より現職。一貫してメール業界に身を置き、エンタープライズ・SMBから全国の自治体・大学まで幅広くユーザーとの会話を大切にし、その中から市場を分析・予見し、開発に反映させる。安全性と利便性に拘ったユーザー目線の提案が強み。
アイティメディア株式会社
IT編集統括部 統括編集長
内野 宏信
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。
お問い合わせ
アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp
開催日程
申し込み期間
- 2022/07/05 07:02 - 2022/08/29 05:00