本記事では知識0の大人からピアノを始めても弾けるようになる方法をまとめています。
DTMをする上でピアノが弾けた方が良いって聞いたんだけど、
もう大人になったからなあ。しかも知識0だし、どうせ無理だよね。
上記のような人向けの記事です。
本記事の内容
・大人からピアノを始めても必ず弾けるようになる
・大人からピアノが上手くなるための具体的な練習方法
本記事の信頼性
大人からピアノを始めて音楽家になった161Pが解説しています。
結論、ピアノはいつから始めても弾けるようになります。
僕は20才前後でピアノを初めてさわり、独学で弾けるようになりました。
ピアノって「幼少期から始めないと無理」というイメージが強い楽器ですが、
正直これは幻想ですね。このイメージが一人歩きしてて、あなたの頭の中にもその印象がビッシリとこびりついていることでしょう。
この記事でお話しすることを実践すれば、あなたが30代以上でも必ず弾けるようになるのでぜひ安心して読み進めてください。
ちなみにゴールは「プロピアニスト」ではなく「DTMで通用するレベルくらいまでに弾けるようになる」です。
※ピアノに年齢は関係ないので、あなた自身で諦める理由を作らないようにしてください。
目次 [隠す]
知識・経験0からピアノが弾けるようになった具体的な練習方法
手順自体は非常にシンプル
- 教則本を買う
- 練習をする
上記2点だけです。めちゃシンプル。
もちろん練習のやり方、時間などいくつかコツがあるので解説していきます。
と、その前にまずピアノがないと練習ができないので、ピアノをまだ持っていない方はピアノを買うところから始めましょう。
ピアノはどれを選んだら良い?
ピアノといっても色々種類があります。
・グランドピアノ
・アップライトピアノ
・電子ピアノ
・電子キーボード
・MIDIキーボード
上記のようにたくさんあるのでどれを選んだら良いかわからないという人もいるでしょう。
DTM用・練習用で買うべきは電子ピアノです。
理由は以下の通り
・価格が手頃
・タッチが本物のピアノに近い
・音量調整ができる
・パソコンに繋げることができるからです。
ゴールはDTMなので、パソコンに繋げられないと話になりません。
キーボードだとタッチが軽く、練習には向かないので必然的に電子ピアノをおすすめします。
ピアノ練習するなら絶対生ピアノだ!って言い張る人も多いですが、生ピアノって管理大変です。賃
あと賃貸に住んでいる人はまず無理なので買う必要ないです。
しかもパソコンに繋げられないのでNGです。アラブの石油王は買ってもいいと思います!
DTMにも練習にもおすすめの電子ピアノ
おすすめの電子ピアノはYAMAHA P125。
鍵盤のタッチも生ピアノに近く、USBでパソコンと繋げることもできます。
MIDI端子じゃないので、最悪オーディオインターフェイスをかます必要もないです。
MIDI端子があった方が良いという方はKORG D1がおすすめです。
「MIDI端子ってなんだよ」という人は、P125を買うのが無難です。
あまり悩まず選びましょう。練習しないことには始まりません。
ピアノ選びに時間をかけるのは謎なので、パッと選んでくださいね。
まずは教則本について解説していきます。
あなたが買うべき教則本はたった3冊です。
・本当に役立つ! ピアノ練習法74 17人の指導者が実践する最強のトレーニング
・ピアノ初心者用の本(なんでも良い)
・好きな曲がたくさん載っている初心者用のピアノソロ楽譜
上記3冊でOKです。
この3冊は一気に揃えてOKですが、これからお話しする理由をちゃんと聞いてからポチってください。
本当に役立つ! ピアノ練習法74 17人の指導者が実践する最強のトレーニング
この本は僕のピアノ技術そのものが凝縮されている本です。
ピアノって実は弾く前から上達するかしないかが決まっておりまして、それがすなわち「呼吸と姿勢」なんですよ。
この2つはめっちゃ地味だし、正直飛ばしたくなるような項目ですが、しっかり覚えないといけません。
一番おすすめできないのは、楽譜や初心者用のピアノの教則本をいきなり始めることです。
基礎を学ばずに練習に取り組んでも全く意味がないのと、むしろ間違った方法で逆効果になることの方が多いので本当に注意が必要です。
ですので、まずはこの本で基礎的なところを磨きましょう。
とはいえ、この本は基礎的なことよりも、テクニックやトレーニング方法が凝縮されているので、最初の段階では基礎のとこまで進めればOK。
そのあとはピアノ初心者用の本(なんでも良い)を取り組みましょう。
ピアノ初心者用の本
これは本当になんでもOKです。なんかテキトーに自分に合いそうなのをかいましょう。
この手の本はほとんどがクラシック曲が題材となっています。
個人的にクラシックを弾くのはあまり得意じゃないし、好きでもないのですが、クラシック曲こそピアノの基礎を固めるのには最適です。
特におすすめはないんですけれど、僕が使っていた本を紹介しておきます。
こだわりがなければこれでもいいと思います。
一番やっちゃいけないのが教則本選びに時間をかけることです。
ピアノって練習しないことにはじまりませんし、教則本選びに時間をかけるのは本当に無駄なので1分で決めてポチりましょう。
好きな曲がたくさん載っている初心者用のピアノソロ楽譜
ピアノの練習で最も大事なことがあります。
それはズバリ、モチベーション管理です。
僕の場合さっきも言いましたが、クラシックが当時好きじゃなかったので本当に練習が苦痛でした。
なんでこんな好きでもない曲を練習させるんだこの本はと思いながら練習してました。
なので、僕は正直ピアノ初心者用の本は半分も進んでないくらいでやめました。
そして僕ボカロ曲が当時からずっと好きだったので、自分の好きなボカロ曲がたくさん載っているピアノソロ用(初心者)の楽譜集を買ったんですよ。
これが大正解で、めちゃめちゃ楽しく練習ができたんですよね。
冗談抜きで毎日8時間くらい練習してましたね。その甲斐あってかいつの間にか弾けるようになったっていうのが僕の経験です。
ピアノ初心者用の本っていらなくね?って思った人もいるかもしれませんが、それは誤解です。
ピアノ初心者用の本って、基礎を練習を通してきちんと学ぶことができますし、コツなんかも結構かいてあるんですよ。
僕がボカロ曲の練習を通して、飛躍的に弾けるようになったのはこの基礎がしっかりしていたからです。完全にサボっていいものではないのでそこは誤解をしないように注意してください。
DTMにも通用するピアノ練習方法やコツ
・完璧にこだわらない
・1曲通して練習する
・毎日5秒は必ず練習する
この3つだけです。
ピアノ練習のコツ1:完璧にこだわらない
これ僕これ他の動画でも言ったんですけど、完璧を目指してはいけないです。
理由はシンプルに完璧にできなかった時に挫折するからです。
ピアノも人生も完璧にできる人なんていません、プロピアニストですら、本番にミスタッチをしてしまうもの。
これからピアノを始める人にとってはミスして当たり前です。10回弾いたら10回ともミスしてしまいます。
100回弾いて1回くらい成功したらいいかなくらいです。
まずこの「うまく弾けないほうがあたり前」という前提をわかっていないと挫折するので気をつけてください。
ピアノ練習のコツ2:必ず1曲通して練習する
曲を練習するときは1曲を通して練習してください。
理由は、初心者の多くが曲の始めばかり練習するせいで、曲始めは上手いのに中間や後半がへたっぴっていうことがほとんどです。
これも完璧にこだわる必要がありませんが、ワンコーラスまたはフルコーラスのクオリティは60%くらい弾けたらもう立派なピアニストです。
間違いながら弾いてOKです。間違いないがらもなんとなく「あー、あの曲弾いてるのね?」と聞いてる側がわかればそれはもう合格です。
ピアノ練習のコツ3:毎日5秒は必ず練習する
ピアノの練習は少なくとも毎日5秒は練習してください。
「なんで5秒なのと?」思いましたか?思いましたよね。
でも、何も疑わず騙されたと思って5秒だけでも練習してください。
そうすれば、あなたが気が付かないうちに30分は練習してますよ。
人って毎日30分練習しろと言われると大変だなあと思いますが、5秒って言われたらできそうですよね。
人間の脳って、変化を拒むようにできてるんですよ。やる気というものも存在しません。
数秒やれば勝手にやる気が出て練習しちゃうようにできてるんです。
勉強が苦手な人も、いざ勉強し始めるといつの間にか集中してて、親とかにご飯よ〜って呼ばれたりするとあとちょっとしたかったのに!とやる気が出ている時ありませんか?あれと一緒です。
なので、毎日5秒は練習してください。
もしどうしてもピアノ練習のモチベが上がらないという場合は。
しっかり休みましょう。
モチベが上がらない時に無理にトレーニングをしてもやる気がどんどんなくなるだけです。
ピアノ練習もDTMもモチベが命なので、あまり無理をしないように、疲れたときは挫折する前にしっかり休むことにしましょう。
ピアノ練習は自転車と一緒で練習しないことには始まらない
インフルエンサーや現役のボカロPやピアニストがどれだけ「練習しろ」といってもなかなか始めない人が大半です。
ですが、正直練習しないことには上手くなりません。楽して上達する方法って一切ありません。
先ほどもいいましたが、教則本選びやピアノ選びに時間をかけるのはめちゃめちゃ無駄な時間なので、あまり考えず・構えずサクッと準備して今日から練習を始めてください。