内定者からのエール

毎日新聞社の好きなところは?

あらゆる方々に寄り添うような記事の発信・イベントを主催していること、また、これを体現するようなあたたかい社風であることに惹かれました。インターンシップでは、ワークの講評の時だけでなくお仕事紹介の時にも、社員の方々が学生1人ひとりに語りかけるようにお話されていました。加えて、社員の皆様が真摯に、熱意を持ってお仕事されていることが分かり、私もこのような環境で働かせていただきたいと強く感じました。また、これは新聞社特有だと思いますが、複数の職種が合わさっていることで、多様な価値観をもった方々に出会えると思い、その点も魅力だと感じました。

金沢21世紀美術館の屋外チェアにて。

就職活動中の必須アイテムやルーティーンはありましたか。

必須アイテムは、企業説明会やインターンシップなど、就活関連のあらゆるイベントで使用したノートです。ESの質問事項や面接時に聞かれた質問に関してはパソコンでまとめていましたが、その他はすべて就活用ノートに書き込んでいました。定期的に見返すようにすることで、自分がこれまでに参加した就活イベントで見聞きしたことを頭の中で整理するよう努めていました。

企業研究や自己分析はどのように行っていましたか?

企業研究についてですが、最近ではオンライン形式の説明会が多いので、時期を問わず申し込んでいました。ただ、オンライン説明会は配信型のように一方通行のものも多かったので、実際に社員の方と交流できるインターンシップでは、できるだけ多くのことを吸収しようという心持ちで参加していました。自己分析に関しては、市販の書籍を参考にして、自分を見つめ直せる質問を書き出し、それに回答する形で進めました。短い質問ばかりだったので、少しでも時間ができたら取り組むようにしていました。一度考えた質問に関しても、時間をおいて回答を書き足すこともありました。

筆記試験の対策は?

ニュース検定2級を取得していたため時事問題試験は免除されましたが、媒体を問わずになるべく多くのニュースに触れるようにしていました。その中でも新聞に関しては、気になる記事や広告を見つけた際には保存し、それらに対する自分なりの意見をまとめるようにしていました。

面接の対策は?

面接で聞かれそうなことを予想して、自分の考えをまとめていましたが、丸暗記はせずに要点のみ押さえるようにしていました。また、面接では話す内容だけでなく話し方も大切だと思い、何となく頭の中で質問を思い浮かべるのではなく、声に出すようにしていました。そうすることで、家の中であっても適度な緊張感をもつことができ、実際の面接でも比較的落ち着いて受け答えできたのではないかと思っています。

毎日新聞社の採用試験で印象に残っていることは?

すべての面接において、私の発言を頷きながら聞いていただいたことが印象深いです。面接では想定していなかったような質問もありましたが、圧迫面接のような雰囲気ではなかったため、あまり焦らずに考えを伝えることができました。面接官だけでなく、控室の人事の方にもあたたかく接していただき、緊張しすぎることなく面接に臨めたと思います。

毎日新聞社で叶えたい夢はありますか。

訪れた方々が一生忘れないような企画の立案・運営に携わりたいと思っています。これは一筋縄ではいかないかと思いますが、新聞社の総合力を生かしつつ、メッセージ性のあるものにできればと思います。記事と同様に多くの声を集めて、時代の流れやニーズを掴み、人々の心に寄り添えるような毎日新聞社らしい企画にしたいです。

就活生にメッセージをお願いします!

就活では周りと比べたり、流されそうになったりすることもあるかもしれませんが、一番大切なのは自分を信じることではないかと思います。そのために、自分自身について深く考えることは、就活だけでなくこの先もきっと役に立つと思います。