管理部門

経理、人事・総務

日置ひとみ

東京本社人事部

2015年入社

2015年入社、東京本社人事部に配属。交通費や扶養関係、地方税など給与分野を中心に受け持つ

社員が安心して働ける職場作りに尽力

 新聞社は「職種のデパート」と言われるように、取材記者、編集記者、校閲記者、技術職や営業職など多様な働き方があります。その中で人事部は、毎日新聞社で働く「人」に関するすべての業務を担当します。就職活動時は、「人事の仕事」といって思い浮かぶのは、採用や給与関係……くらいでした。しかし、採用・研修、人事・労務管理、福利厚生、退職事務など、人事の業務範囲は多岐にわたります。社内外の人との関わりが多いため、コミュニケーション能力が求められるだけでなく、法律や制度に関する実務知識や事務処理能力なども必要で、業務の奥深さを感じています。

 人事の仕事はチームですることも多く、人事部員同士での連携はもちろん、他部署とも連携・調整をしながら仕事を進めていきます。先輩方に助けてもらいながら、データを何度も何度も見直し、整合性はとれているか、文言は間違っていないか、など細部まで確認する仕事も多いです。

 また、人事の仕事は、バランス感覚が求められる仕事だと思います。社員はそれぞれの異なる職場環境で働いているので、求めるものも当然変わってきます。社員の個別的な事情を考えながら、就業規則や手続きに沿った対応が求められる……といったように、「人」と「制度」のはざまで頭を悩ませることもしばしばあります。合理的に判断しながらも、柔軟性を持って対応することの大切さを日々痛感しています。

 ミスがない状態が「当たり前」で、目に見える仕事の成果も少ないですが、手続きの問い合わせ対応で感謝してもらえたり、自分が整えたデータが役に立ったと言ってもらえたりすることが、仕事のモチベーションとなっています。

 女性の採用人数も増加し、働き方も多様化しています。人事の仕事は地道なことの積み重ねですが、社員が安心して働ける職場、働きやすい会社作りにつながるように、これからも尽力していきます。

One day

9:45
出社 スケジュールやメールのチェック
10:00
転居に伴う交通費の精算等、各種データの作成
13:00
昼食 会社の近くで同期とランチ
14:00
全従業員向け調査について上司と打ち合わせ
15:00
外出 労働安全衛生法改正に関するセミナーに参加
17:00
帰社 社員から結婚に伴う手続きについて問い合わせ
18:00
定時に退社
19:30
帰宅(異動の時期や年末などの繁忙期には、夜遅くなることもあります)

Q&A

学生時代に打ち込んだことは?
国際政治のゼミ。新聞の政治面や国際面が話題になることが多く、新聞の読み比べをしていました。
仕事をする上で大事にしていること・ものは?
「温かみのある合理主義」。配属されたときに部長からいただいた言葉です。
入社して意外だったことは?
職場の雰囲気がとても温かかったこと。就職活動の時は「人事部は厳しくてこわいのでは……」と思っていたので、上司や先輩方の優しさがとてもうれしかったです。
現在の仕事内容や取り組む姿勢を一言で表現すると?
堅物にならないこと。 臨機応変に判断し、柔軟に対応する姿勢を大切にしています。