記者
2005年 | 毎日新聞社 点字毎日部の特別勤務員として入社。週刊の点字新聞「点字毎日」や各種点字出版物を指で読む触読校正に従事 |
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2008年 | 毎日新聞の正規採用になり、点字毎日部配属に。以後、特集記事や体感ルポの執筆も担当 |
2019年5月 | 論説室を兼務する毎日新聞論説委員に。点字や視覚障害に関する社説を担当 |
取材で全国各地へ
全盲の私は、現在、週刊の点字新聞「点字毎日」の記者として仕事をしています。全国各地を取材で訪れ、これまで取材で訪れたのは、47都道府県の半分を超えました。
中学時代に視力が急に低下し、点字の読み書きと白杖での一人歩きを始めました。
One day
- 9:30
- 大阪本社内の点字毎日部に出社。
毎日新聞をはじめとする各紙の社説をチェック
メールによる各種連絡・外部執筆者とのやり取り
電話取材 - 午後
- 大阪市内の施設で取材
- 退社後
- 友人らと会食
- 22:00
- 帰宅
Q&A
- 学生時代に打ち込んだことは?
- 研究者を目指していたため、大学・大学院で専攻した英語文法の勉強・研究に励んだ。あわせて、他の大学の視覚障害学生や点訳サークル員との交流・勉強会に積極的に参加した
- 仕事をする上で大事にしていること・ものは?
- さまざまな人たちとのつながりやそこから得られる多様な情報。
- 入社して意外だったことは?
- 世界的にもまれな点字新聞である「点字毎日」が、いかに読者に愛されているかを取材を通して、痛感する
- 現在の仕事内容や取り組む姿勢を一言で表現すると?
- へこまず、あせらず、あきらめず