参院選長野県区 立民・杉尾秀哉氏が再選 自民・松山三四六氏に5万7千票差

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再選を果たし、支持者と喜ぶ杉尾秀哉さん(中央)=10日午後8時55分、長野市内のホテル

全国32の改選1人区の中でも屈指の激戦区となった参院選県区は10日投開票され、立憲民主党現職の杉尾秀哉氏(64)=共産、社民支持=が43万3千票余を獲得、自民党新人の松山三四六氏(52)=公明推薦=に約5万7千票の差をつけて競り勝ち、再選を果たした。改選数が2から1に減った2016年以降、昨年4月の補欠選挙(欠員1)を含め県区は野党側が4連勝し、非改選を含め県区2議席の独占を維持した。

 投票率は57・70%。前回の19年参院選(54・29%)を3・41ポイント上回ったものの…

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