「信じられない」「安らかに」 安倍元首相の銃撃現場や地元、悼む声

有料会員記事

【動画】安倍晋三元首相の献花台に並ぶ人が長蛇の列を作った=高井里佳子撮影
[PR]

 安倍晋三元首相が銃撃されて亡くなり、一夜が明けた9日朝、事件の起きた奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上には、多くの人が追悼に訪れた。東京の自宅前や地元の山口県下関市でも悼む人たちの姿がみられた。

 奈良市の福山和明さん(72)は9日午前8時前、献花台に手を合わせた。事件があった8日、市内の平城宮跡でボランティアガイドをしていた際、ドクターヘリが飛ぶのを見た。安倍氏が運ばれたとみられ「大好きな奈良でこういう事件が起こったのが悔しいやら悲しいやら……」。

 京都府から訪れた会社員男性(27)は、安倍氏が好きだったというスイカのジュースを持参した。就職活動では第一志望の会社から内定をもらえたといい「アベノミクスで経済も安定していたから、就職活動がうまくいった。感謝の気持ちしかない。とにかく安らかに眠ってほしい」と話した。

奈良の献花台に多くの人

 現場への献花は昨夜から断続的に続き、お菓子やスイカ、お茶のペットボトルなども手向けられた。

 8日、授業の帰りに訪れた大…

この記事は有料会員記事です。残り910文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら